「ゆうパックで送りたい荷物があるけど、平日は忙しくて郵便局に行く暇がない」とお困りの方も多いですよね。
実は郵便局だけでなく、ローソンなどのコンビニからゆうパックを発送できることをご存知でしょうか。
今回の記事では、ゆうパックをコンビニから発送・受け取りする場合の具体的な方法を分かりやすく解説します。
コンビニからの発送でお得な割引料金やレターパックの販売の有無なども紹介しますので、ぜひゆうパックを発送する際の参考にしてみてください。
目次
ゆうパックの荷物はどこのコンビニから発送できる?
ゆうパックは日本郵便と提携しているコンビニからであれば発送可能です。
まずは、ゆうパックの発送に対応しているコンビニや、送れる荷物のサイズ・重さといった基本情報から解説していきます。
ゆうパックの荷物は「ローソン」「ミニストップ」などのコンビニから発送可能
日本郵便と業務提携しているローソンやミニストップではゆうパックを発送可能です。
ゆうパックは梱包した箱の3辺が60~170cm以内、重さ25kgまでの荷物を送れるサービスですが、超過するとコンビニでは発送できなくなるのでご注意ください。
コンビニからの発送でお得な割引料金を適用できるといったメリットもありますので、ゆうパックの発送を考えている方はコンビニも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
コンビニから発送できるゆうパックのサイズを一覧で解説
コンビニで対応しているゆうパックのサイズは60サイズ~170サイズの7段階に分かれています。
- 60サイズ
- 80サイズ
- 100サイズ
- 120サイズ
- 140サイズ
- 160サイズ
- 170サイズ
荷物のサイズが大きいほど送料が高くなる仕組みになっているので、ムダのないコンパクトな梱包が費用負担を減らすことにも繋がります。
170サイズを超える荷物はコンビニから発送できないので、なるべく超過しないように気をつけましょう。
また25kgを超える重さは「重量ゆうパック」となり、こちらもコンビニからの発送はできないため郵便局窓口で手続きする必要があります。
ゆうパックを発送できるコンビニに置かれている伝票の種類
コンビニで発送できるゆうパックにはいくつか種類があり、対応した伝票が取り扱われていますので一覧にまとめました。
- 発払いゆうパック
- 着払いゆうパック
- 複数口ゆうパック
- ゴルフ・スキー・空港ゆうパック(片道・往復)
発払い・着払いで送料負担者が違うため、伝票を間違えるとトラブルになる可能性がある点には気をつけましょう。
上記の伝票はローソン・ミニストップでも貰えますが、状況によっては在庫がない場合も考えられますので、その場合はお近くの郵便局に行くことで確実に入手することが可能です。
ゆうパックがセブンイレブンやファミリーマートのコンビニから送れない理由
セブンイレブンやファミリーマートからゆうパックを送れないのは、日本郵便と提携していないことが理由です。
セブンとファミマは日本郵便ではなくヤマト運輸と業務提携しているので、クロネコヤマトの宅急便の発送・受け取りサービスに対応しています。
このようにコンビニによって提携している配送サービスが異なるので、間違えないように注意してくださいね。
ゆうパックをコンビニから発送する方法・出し方・送り方を徹底解説!
コンビニからゆうパックを出したいけど、「手順が分からなくてちゃんと出せるかが心配…」なんて方もいらっしゃいますよね。
ここからはコンビニからゆうパックを発送する方法を解説していきます。
- ダンボールなどの箱に荷物を梱包する
- 伝票に住所や品目を記入
- コンビニで重量・サイズを測ってもらう
- コンビニのレジで料金を支払い伝票の控えを受け取る
コンビニのゆうパック発送方法・出し方・送り方①:ダンボールなどの箱に荷物を梱包する
コンビニからゆうパックを発送する場合は、ダンボールなどの箱に荷物を入れてしっかりと梱包しておきましょう。
ゆうパックは規定サイズ内であればどのような箱でも受け付けてもらえるので、ご自宅にある手頃な空き箱やダンボールを利用できますよ。
自宅にちょうどいいサイズの箱がない場合は、郵便局からゆうパック用の箱を購入するか、スーパーで貰うなどして準備してくださいね。
コンビニのゆうパック発送方法・出し方・送り方②:伝票に住所や品目を記入
荷物の梱包が終わったら、ゆうパックの伝票に住所や品目といった必要事項を記入しましょう。
相手が受け取り日時を指定している場合は、以下から希望する時間帯を選んでください。
- 午前中
- 12時頃~14時頃
- 14時頃~16時頃
- 16時頃~18時頃
- 18時頃~20時頃
- 19時頃~21時頃
- 20時頃~21時頃
品目は「雑貨」ではなく「食器」といったように、なるべく詳細に書くことでスムーズに手続きが完了します。
壊れやすい機械類や逆さになると危ない荷物には、「こわれものシール」や「天地無用シール」を貼ってくださいと店員さんに伝えておくと安心です。
コンビニのゆうパック発送方法・出し方・送り方③:コンビニで重量・サイズを測ってもらう
コンビニで「ゆうパックでの発送をお願いします」と店員さんに声をかけ、持参した荷物の重量とサイズを測ってもらいましょう。
予算を事前に確認しておきたい方は、郵便局の公式サイトからも送料を調べられるのでぜひ利用してみてください。
サイトで計算した送料と店員さんが計測した送料が異なるケースもありますので、現金で支払う予定の方は余裕のある準備が必要です。
コンビニのゆうパック発送方法・出し方・送り方④:コンビニのレジで料金を支払い伝票の控えを受け取る
荷物の計測と料金の支払いが終わったら、店員さんから伝票の控えを受け取ったら発送手続きは完了です。
受け取った控えは荷物の中身が壊れた時の補償や、荷物が届かなかった時の追跡調査の際に必要になります。
万が一のトラブルの際に控えが手元になければ上記サービスを受けられなくなる可能性もあるので、紛失しないよう大切に保管してください。
コンビニでゆうパックが集荷される時間は「ポストマップ」を使えば分かる
ゆうパックの発送をお願いしたいコンビニの集荷時間を知りたい時は、「ポストマップ」というサイトが便利です。
ポストマップで全国のポストの位置情報や集荷時間のデータがすぐに調べられるので、ご自宅などの住所や郵便番号で付近のポストを検索してみてください。
お急ぎで届けたいゆうパックがある方は集荷時間をポストマップで検索し、その日の集荷に間に合うように手続きしましょう。
ゆうパックをコンビニから割引価格で発送するための3つの出し方・送り方
実はコンビニからゆうパックを出すことで、お得な割引料金が適用されることをご存知でしょうか。
次に、ゆうパックを割引価格で発送する3つの出し方についてそれぞれ紹介します。
お得にゆうパックをコンビニから発送する方法・出し方・送り方①:持ち込み割引サービス【120円割引】
コンビニに梱包したゆうパックの荷物を持参することで、120円割引の「持ち込み割引サービス」が適用されます。
自宅集荷ではなく自身で発送窓口に持参することで割引になるというサービスとなっており、コンビニに持ち込んで手続きした時点で自動的に割引が適用されるので、こちらから店員さんにお願いする必要はありません。
ゆうパックのコンビニ発送を10回使うと1,200円もお得になるので、よく荷物を送る方はぜひ利用してみましょう。
お得にゆうパックをコンビニから発送する方法・出し方・送り方②:同一あて先割引サービス【60円割引】
コンビニではゆうパックの差出し日から過去1年間に発送した同一あて先の伝票を見せると、60円割引の「同一あて先割引」が適用されます。
ただし次で紹介する複数口割引と同時に適用することはできず、着払いやスキー・ゴルフ・空港ゆうパックの利用時は同一あて先割引の対象外です。
家族やお友達など年間を通して荷物を送る相手がいる方は、なるべく伝票の控えを保管しておきましょう。
お得にゆうパックをコンビニから発送する方法・出し方・送り方③:複数口割引サービス【60円割引】
コンビニから同一のあて先に複数の荷物を送る場合は、荷物一個につき60円割引となる「複数口割引サービス」の対象となります。
同一あて先割引との同時適用不可、着払い、スキー・ゴルフ・空港ゆうパックは割引サービスの対象外となるので注意してください。
また、複数口割引サービスを適用したい場合は「複数口専用伝票」の記入・貼り付けが必要ですので、ローソン・ミニストップ・郵便局から無料で貰っておくと手続きがスムーズに完了しますよ。
コンビニでゆうパックの受け取りをする方法を詳しく解説
郵便局公式サイトからゆうびんIDを登録することで、コンビニでのゆうパック受け取りサービスを利用できます。
次にゆうパックの受け取りができるコンビニや具体的な手順、注意点について確認していきましょう。
ゆうパックの受け取りができるコンビニ一覧
ゆうパックの受け取りサービスに対応しているコンビニを一覧でまとめましたので、受取先を指定する際の参考にしてみてください。
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
コンビニでゆうパックを受け取りたい時は、お近くにあるいずれかのコンビニを配達先に指定しましょう。
ファミリーマートはゆうパックの発送はできませんが、受け取りサービスには対応しています。
コンビニでゆうパックの受け取りをする方法・手順を解説
コンビニでゆうパックを受け取る準備として、郵便局公式サイトからゆうびんID登録や居住確認手続きを完了させておく必要があります。
ゆうびんIDの登録ができたら、居住確認手続きの流れでゆうパックを受け取りたいコンビニを選択しましょう。
- バーコードで受け取る
受取通知メール記載のURLから取得したバーコードをレジで提示 - Loppi端末から受け取る
「受け取り用お問い合わせ番号」と「認証番号」で引換券を発行しレジで提示
最初の登録さえ完了してしまえば、あとは簡単な手続きだけで気軽に受け取りサービスを利用できるようになるのでおすすめです。
【注意】コンビニでは着払いのゆうパックの受け取りはできない
ゆうパックの受け取りに対応しているコンビニでも、着払いの荷物はサービスの対象外となるので注意が必要です。
コンビニが着払い料金を一度運送会社に立て替えることになり、金銭のやり取りが複雑化するという背景からどのコンビニでも着払いゆうパックの受け取りには対応していません。
コンビニで受け取りたい場合は相手に発払いで送ってもらうか、着払いの郵便局留めで発送してもらうよう依頼して、指定した郵便局の窓口で受け取ってくださいね。
コンビニで「ゆうパック」の箱や「レターパック」は購入できる?
梱包に必要なゆうパックの箱や、レターパックの封筒をコンビニで購入できるかが気になりますよね。
最後に、荷物を梱包するためのゆうパックの箱やレターパックの取扱状況について解説します。
ゆうパックの箱はコンビニでは購入できない
残念ながらどこのコンビニでもゆうパックの箱は取り扱っていないため、ゆうパックの箱が欲しい場合は郵便局の窓口から購入しましょう。
ちなみに、ゆうパックは規定のサイズ内であればどのような箱でも受け付けてもらえるので、自宅にあるダンボールを使って送ることもできますよ。
スーパーでダンボールを貰うこともできるので、送料負担を減らしたい方は近くのスーパーでダンボールがもらえないか店員さんに確認してみてくださいね。
レターパックはローソン・ミニストップなどのコンビニで購入可能
レターパックはコンビニでも購入することが可能です。
参考までに以下にレターパックの取り扱いがあるコンビニをまとめました。
- ローソン
- ローソンストア100
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- セブンイレブン
- セイコーマート
取り扱いがあるかどうかは店舗のオーナーの判断にもよるので、お近くのコンビニで直接確認してみてくださいね。
ゆうパケットプラスの専用箱はミニストップでは販売されておらず、ローソンでのみ購入可能となっています。
【まとめ】ゆうパックをコンビニで発送する方法や受け取り方法まで徹底解説
この記事では、コンビニのゆうパックの送り方や受け取り方法について徹底解説しました。
日本郵便と業務提携しているローソン・ミニストップであればゆうパックの発送手続きが可能です。
ただ、サイズや重量をオーバーしてしまうと郵便局からしか発送できなくなってしまうので注意してくださいね。
お得な割引サービスを使えば送料負担を大きく軽減できるので、ぜひこの機会にコンビニからのゆうパック発送にチャレンジしてみましょう!