コンビニで年齢確認されない方法はある？身分証を持ってない・忘れた場合の対処法

お酒やタバコを買おうとした時に身分証がなくて困ってしまったり「そもそも年齢制限されない方法は無いのか」と調べたりした経験はありませんか？

結論から言うと、コンビニで年齢確認されない方法はあります。しかし、年齢確認を拒否したりごまかしたりしても、良い事は何も無いのでおすすめできません。

本記事では、コンビニで年齢確認されない方法や、身分証が無い・忘れた際の対処法について解説します。

各コンビニが年齢制限を行う基準や「お酒・タバコの年齢制限が変わっているのか？」といったコンビニ豆知識も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

コンビニの年齢確認をごまかすことはおすすめできない

年齢確認をごまかしてお酒やタバコなどを購入しても、バレた時のリスクを考えるとおすすめできません。

そもそも未成年がタバコやお酒を口にするのは健康に悪影響ですし、コンビニ側も未成年に販売すると重い罰則が科せられます。

まずはコンビニが年齢制限を行う理由や、未成年によるお酒・タバコ購入が禁止されている理由から確認していきましょう。

コンビニで年齢確認をされるのは買う人も店舗も守るため

コンビニで年齢確認が行われる理由は、買う人と店舗の両方を守るためです。

もし、商品を購入できる年齢になっていない人にお酒やタバコを売ると、売ったお店も買った側も両方が罰金刑を科されます。

さらに、コンビニの場合は罰金だけでなく最悪の場合、営業できなくなるリスクもあるため身分証の提示を依頼されたら素直に応じましょう。

脳や健康に悪影響を与えることから未成年はお酒・タバコの購入を禁止されている

年齢確認により、未成年によるお酒・タバコの購入が禁じられているのは、脳や健康に悪影響を与えるからです。

お酒・タバコを買おうとして未成年であることがバレると、警察や学校に連絡される可能性が高く、退学や進学できなくなる等のリスクも考えられるでしょう。

「年齢確認されたらどうしよう」と不安になってまで購入する必要は無いので、20歳になってから堂々と購入してください。

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コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法5選

実際のところ、見た目や雰囲気で年齢確認されない人がいるのも事実です。

ここからはコンビニで年齢確認されない・ごまかす方法を5つ紹介しますが、あくまで自己責任で参考にしてください。

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法①：若者言葉や言動に気をつける

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法1つ目は「若者言葉や言動に気をつける」です。

あくまでも一般論ですが、成人と比べて若者は言動や言葉遣いに軽快さや幼さが感じられるため、店員からは一目瞭然であるケースがほとんどでしょう。

若者グループがお酒を買おうとしてはしゃいでいると一発で見抜かれるので、落ち着いた言動を心がけると年齢をごまかせる可能性があります。

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法②：スーツなど通勤着に見える服を着る

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法2つ目は「スーツなど通勤着に見える服を着る」です。

服装次第で雰囲気が大きく変わるので、若さが目立つ派手な私服ではなく、スーツなど通勤着に見えるようなシンプルな服装を心がけてください。

女性の場合は年齢確認されない方法として「化粧をする」という手段もあるので、メイクで大人っぽい雰囲気を演出できれば、年齢確認されなくなる可能性があるでしょう。

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法③：成人と来店する

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法3つ目は「成人と来店する」です。

ペアやグループは大抵同年代であることが多く、実際に成人している先輩や兄弟と来店することで年齢制限をごまかせる可能性があります。

もしあなたが未成年で年齢確認されたら、代わりに成人している方にお酒やタバコを購入してもらうのが最も確実な入手方法と言えるでしょう。

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法④：年齢確認が甘い店員の店舗に行く

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法4つ目は「年齢確認が甘い店員の店舗に行く」です。

現実的な話をすると、店員さんの仕事に対する姿勢や真面目さ次第で年齢確認が甘い店員がいるのも事実です。

特に男性店員の方が年齢確認が甘い傾向もあるので、チェックが甘そうな店員さんのレジで購入するという方法もあります。

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法⑤：混み合う時間帯に行く

コンビニで年齢確認されない方法・ごまかす方法5つ目は「混み合う時間帯に行く」です。

お昼や夕方などお客さんが混み合う時間帯に行くと、忙しさから年齢確認をすべきかどうかの判断が緩くなる傾向があります。

夜間など人が少ない時間だと接客に余裕があり年齢確認も厳しくなるので、忙しさのピーク時を狙ってみるのも手でしょう。

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身分証を持っていない・忘れた時にお酒やタバコを買う方法は？

お酒・タバコを買える年齢なのに店員から年齢確認をお願いされ、そんな時に限って身分証を忘れてしまったという場合もあるでしょう。

ここでは身分証を持っていない時に年齢確認されたらどうすれば良いのか、3つの対処法を紹介します。

身分証を持ってない・忘れた時の対処法①：家族に身分証を持ってきてもらう

身分証を持ってない・忘れた時の対処法1つ目は「家族に身分証を持ってきてもらう」です。

コンビニと家の距離がそこまで離れていなければ、身分証を家族に持ってきてもらうことも可能でしょう。

忘れた身分証を家族に届けてもらうのは、身分証を忘れてしまったときに最も確実で安全な方法と言えます。

身分証を持ってない・忘れた時の対処法②：成人している家族や友達に来てもらう

身分証を持ってない・忘れた時の対処法2つ目は「成人している家族や友達に来てもらう」です。

もしあなたが未成年で年齢確認された場合は、どんな理由があろうともお酒やタバコは販売してもらえません。

成人している家族や友達に来てもらうことで、年齢確認は不要になりますが決して未成年者はお酒やたばこを購入・利用してはいけません。

身分証を持ってない・忘れた時の対処法③：自宅に身分証を取りに戻る

身分証を持ってない・忘れた時の対処法3つ目は「自宅に身分証を取りに戻る」です。

もし店員さんから年齢確認をされた時に、自分の年齢を証明できる身分証がなければお酒・タバコは販売してもらえません。

自分の代わりに身分証を持ってきてくれる人が居ない場合は、一旦購入を諦めて自宅へ取りに戻るしかないでしょう。

お酒やタバコを買いに行く時は必ず身分証を持ち歩く

いざという時に年齢確認されたら面倒なので、お酒やタバコを買いに行く際は身分証を忘れていないかチェックしましょう。

コンビニの行き帰りで事件や事故に巻き込まれる可能性も考えると、万が一のトラブルに備えて身分証を持ち歩いた方が安心です。

またお酒やタバコの購入だけでなく、ご自身の安全・安心のためにも身分証は日頃から持ち歩くよう癖付けておくことをおすすめします。

成人年齢引き下げ後に年齢確認される年齢は？コンビニで年齢確認される基準を解説

セブンイレブンは30歳以上に見える人には年齢確認しない、ローソンの年齢確認は厳しいといった噂がありますが、その噂は本当なのでしょうか？

ここからは、コンビニの年齢確認に対する成人年齢引き下げの影響の有無や、各コンビニの年齢確認の基準について解説します。

【注意】成人年齢引き下げ後もお酒・タバコの年齢制限は20歳のまま

2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられましたが、お酒・タバコの年齢制限は20歳のままです。

お酒やタバコの年齢制限が18歳に変更されていないのは、先ほども解説したように青少年の健康被害を防ぐためです。

そのため、18歳になっても年齢確認されたらお酒やタバコは購入できませんので、その点は留意しておきましょう。

平成30年6月に民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げること等を内容とする民法の一部を改正する法律が公布され、平成34年4月1日から施行されることとなりましたが、同法律の施行後も、未成年者飲酒禁止法において規定している飲酒を禁止する年齢については、引き続き20歳未満とすることとなりました。

出典:国税庁

各コンビニでは独自の基準で年齢確認を行っている

タバコやお酒を買おうとしている客に対して年齢確認を行う基準は、各コンビニによって異なります。

「見た目年齢が25歳以下」である場合に身分証の提示を求める店舗が多く、中には「30歳以下に見える場合は提示させる」といった店舗もあるようです。

店員によって見た目年齢をどのように判断するかは異なるため、実年齢に関わらず見た目が若々しい方は年齢確認される回数も多くなるでしょう。

年齢制限があるコンビニの商品は全て年齢確認のタッチパネル操作が必要

店員の年齢確認の有無にかかわらず、お酒・タバコといった年齢制限のある商品を買う際は全ての人が年齢確認のタッチパネル操作が必要になります。

これは年齢確認でのトラブルを防ぐために導入されているレジのシステムであるため、画面操作をしなければ精算が進みません。

明らかに未成年には見えない60代以降の高齢者であってもタッチパネル操作は必要なので、お酒・タバコを購入する際は指示に従って画面をタッチしてください。

コンビニの年齢確認を拒否したり未成年であることがバレると罪に問われる？

店員に身分証の提示をお願いされた場合、身分証の提示を拒否したり未成年であることがバレたら罪に問われるのか気になるところです。

最後にコンビニの年齢確認を拒否することはできるのか、未成年者が飲酒・喫煙した場合はどのような罪に問われるのかを解説します。

年齢確認の拒否自体は犯罪ではないが商品を販売してもらえない

身分証の提示を依頼された場合に、それを拒否すること自体が罪に問われることはありませんが、拒否すれば商品を販売してもらえなくなります。

年齢確認されている時点で店員さんに「未成年では」と思われおり、頑なに拒否すれば疑いが強まる一方なので、コンビニ側としてはリスクを冒して販売する理由がありません。

年齢確認に腹を立てて、店員さんに暴力を振ったり暴言を吐く、店の備品を壊すなどの行動に出るのは犯罪なので、警察に通報されて逮捕されてしまう場合もあります。

第二百四条 人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

第二百八条 暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、二年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。

出典:e-Gov法令検索

未成年が飲酒・喫煙した場合は親や販売店が罪に問われる

もし未成年が飲酒・喫煙した場合、罰則を受けるのは販売店のスタッフや親といった周囲の大人が対象です。

未成年の子が喫煙しているのを親が止めなかった場合、親が「制止義務違反」を行ったとして1万円以下の罰金刑が科されるでしょう。

明らかに未成年だと知りながらコンビニがお酒やタバコを販売したケースでは、レジのスタッフが50万円以下の罰金となる可能性があります。

コンビニ側は非常にリスクが高いため、未成年と分かっていて客にお酒・タバコを販売することはありません。

1条

・未成年者の親権者や監督代行者に対して、未成年者の飲酒を知った場合に、これを制止する義務を規定する(1条2項)。

・酒類を販売する営業者又は供与する営業者が、満20歳未満の者に対して、飲酒することを知りながら、酒類を販売又は供与することを禁止する(1条3項)。

・酒類を販売する営業者又は酒類を供与する営業者に対して、満20歳未満の者の飲酒を防止するための、年齢確認その他必要な措置をとるべきことを定める(1条4項)。

3条

・飲酒することを知りながら、満20歳未満の者に対して、酒類を販売・供与した営業者に対して、50万円以下の罰金を科す(3条1項)。

・満20歳未満の者の飲酒を知って制止しなかった親権者や監督代行者に対して、科料を科す(3条2項)。

出典:ビール酒造組合

第17条 科料は、1000円以上1万円未満とする。

出典:法令リード

成人が購入したお酒を未成年が飲んだ場合は購入者が処罰対象になる

成人が購入したお酒を未成年が飲酒した場合は、未成年に代わって購入した人が処罰対象になります。

例えば親が未成年の子供が飲酒すると分かっていながら購入して飲ませた場合、親が罰金を払わなければなりません。

飲酒が発覚した場合に法律上罰せられるのは成人した大人だけですが、飲酒したのが学生の場合は停学・退学処分などの社会的処分も覚悟する必要があるでしょう。

コンビニで年齢確認されない方法や身分証を忘れた時の対処法まとめ

本記事ではコンビニで年齢確認されない方法や身分証を忘れた時の対処法をまとめて解説しました。

大前提として未成年の喫煙・飲酒は健康や成長に悪影響であり、未成年と分かっていながら販売すればコンビニ側も多大な罰則が待ち受けています。

身につける服装や言動に気をつけるといった年齢確認されない方法もありますが、年齢を確認されたら未成年はお酒やタバコを販売してもらえません。

成人年齢が18歳に引き下げられましたが、引き続きお酒やタバコは20歳からしか買えないので、飲酒・喫煙は成人してから楽しみましょう。