住民票を含む各種行政証明書は、全国のセブン・ファミマ・ローソン・ミニストップで発行可能です。
「コンビニの住民票発行サービスのやり方が分からない」「受付時間や料金の詳細を知りたい」という方も多いでしょう。
そこで本記事では、コンビニで住民票を取るやり方や、受付時間・料金について分かりやすく解説していきます。
コンビニ交付に対応している行政証明書の一覧や、取得時の注意点も紹介しているので、住民票を取るやり方を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
セブン・ファミマ・ローソン・ミニストップでは住民票などの行政証明書を印刷できる
コンビニ交付サービスに対応しているセブン・ファミマ・ローソン・ミニストップでは、住民票を含む各種行政証明書を印刷可能です。
まずは行政証明書のコンビニ交付に対応している市区町村や、行政証明書の印刷に必要なもの、事前申請のやり方を解説していきます。
全国951市区町村がコンビニでの証明書交付に対応している
結論からお伝えすると、全国951の市区町村がコンビニでの証明書交付に対応しています。
お住まいの市区町村がコンビニでの証明書交付に対応しているかは、役所のホームページなどから調べることが可能です。
コンビニ交付であれば土日でも証明書を発行できますが、取得できる証明書の種類や受付時間は市区町村によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
コンビニで行政証明書を印刷するにはマイナンバーカードが必要
コンビニで行政証明書を印刷するには、マイナンバーカードが必要です。
マルチコピー機でマイナンバーカードを読み取り、暗証番号で本人確認を行うため、事前に準備・確認しておきましょう。
また、マイナンバーカードを使って行政証明書を取得すると、窓口で受け取るより料金が安い場合もあります。
マイナンバーカードは居住の市町村で無料で取得可能
コンビニで行政証明書を印刷するのに必要なマイナンバーカードは、お住まいの市町村から無料で発行できます。
マイナンバーカードの発行申請は管轄の市区役所で行うか、もしくはスマートフォンやパソコンからインターネット手続きも可能です。
申請からマイナンバーカードの受け取りまで約1~2ヶ月ほど時間がかかるので、なるべく早めに手続きを完了させておきましょう。
行政証明書によっては事前申請が必要な場合がある
お住まいの住所と本籍地が異なる方がコンビニで戸籍証明書などを取得する場合などは、行政証明書によっては事前申請が必要となります。
やり方は簡単で、コンビニのマルチコピー機から「行政サービス」「証明書の交付」「利用登録申請」と進み、画面の指示に従って本籍地や戸籍筆頭者の情報を入力すると申請が完了します。
また戸籍証明書交付の登録申請サイトも利用可能なので、自宅で手続きを済ませたい方はインターネット申請を検討してみましょう。
登録から利用できるまでには土日・祝日・年末年始を除いた3営業日ほどの時間がかかるので、急ぎの方はなるべく早めに手続きを行ってください。
コンビニのマルチコピー機で住民票を取得するやり方を解説
ここからは、コンビニのマルチコピー機で住民票を取得するやり方を順を追って解説していきます。
やり方はマルチコピー機の画面に従って入力するだけで時間もかからないので、慣れれば簡単に取得できるようになるでしょう。
住民票取得の手順①マルチコピー機を操作して証明書交付サービスを選択する
まずは、コンビニのマルチコピー機を操作して「行政サービス」から「証明書交付」を選択しましょう。
証明書交付サービスに対応していない店舗の場合は、証明書交付を選択する画面が表示されません。
コンビニによって表示内容は少し異なりますが「証明書交付サービス」といったメニューが表示されるので、タッチします。
住民票取得の手順②マイナンバーカードを読み取る
マルチコピー機の読み取り部分にマイナンバーカードを設置し、コンビニ交付で利用できるかを確認します。
証明書交付する市区町村を選択し、「お住まいの市区町村の証明書」「お住まいの市区町村と本籍地が異なる方の戸籍関連証明書」のいずれか必要な方をタッチしましょう。
マイナンバーカードで設定した4桁の暗証番号を入力して本人確認が完了したら、カードを取り外しましょう。
住民票取得の手順③取得する証明書を選択する
マイナンバーカードの認証が完了したら、取得できる証明書が一覧で表示されるので「住民票の写し」を選択します。
住民票の交付種別「本人のみ」「世帯全員」「世帯の一部」が表示されるので、必要なものをタッチしてください。
証明書の記載項目である「世帯主・続柄の記載」「本籍地・筆頭者の記載」「マイナンバーの記載」の有無を必要に応じて選択した後に「確定する」をタッチしましょう。
住民票取得の手順④発行する証明書の内容を選択する
取得する証明書の詳細設定が完了したら、次に必要な部数を入力します。
一度に最大10部まで発行することが可能で、必要部数を設定したら発行する内容を確認して、問題がなければ「確定する」をタッチしてください。
もし訂正が必要な箇所が見つかった場合は、該当項目の入力画面もしくは選択画面まで戻って訂正しましょう。
住民票取得の手順⑤料金を支払って住民票を印刷する
最後に、必要な書類と部数に対する料金を、マルチコピー機の硬貨投入口に入れましょう。
マルチコピー機から印刷された住民票の写しと、領収書を受け取ることで住民票の発行が完了となります。
住民票の印刷に必要な料金は市区町村によって異なるので、不安な方は事前に役所のホームページなどを参考にしてみてください。
コンビニのマルチコピー機で取得できる行政証明書一覧
マルチコピー機から発行可能な行政証明書の種類が気になる方も多いのではないでしょうか?
コンビニのマルチコピー機で取得できる行政証明書は以下の通りです。
お住まいの市区町村の証明書 | 住民票の写し 住民票記載事項証明書 印鑑登録証明書 各種税証明書 |
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本籍地の証明書 | 戸籍証明書 戸籍の附票の写し |
その他 | 新型コロナウイルス感染症予防接種証明書 |
コンビニで取得できる証明書の料金は市町村によって違うので注意
コンビニで取得できる証明書の料金は全国一律ではなく、市町村によって異なるので注意しましょう。
そこまで大きく料金は代わらず、平均して200円前後の料金で発行できることが多いです。
お金を多めに準備しておけば問題ありませんが、いくら掛かるかが不安な方はお住まいの市区役所のホームページなどから料金を調べてみてください。
土日でもコンビニのマルチコピー機から住民票などの取得ができる!
コンビニ交付であれば、市区役所が開いていない土日でも行政証明書を取得できます。
そのため、月曜日に住民票が必要なのに準備できなかった場合でも用意できるので、土日しか時間が取れない方も安心です。
行政証明書の種類によっては受付時間や料金が異なるため、二度手間にならないように事前に確認しておきましょう。
暗証番号を間違えてしまうとマイナンバーカードにロックがかかる
コンビニから証明書を取得する際に、マイナンバーカードの暗証番号を間違えてしまうとロックがかかります。
暗証番号を3回間違えてしまうとロックされて証明書の取得ができなくなるので、やり方を間違えないように事前に確認しておきましょう。
ロックがかかってしまったマイナンバーカードは管轄エリアの市区役所へいくと解除してもらえますし、ロック解除には料金も時間もかからないので安心してください。
【最新】コンビニで住民票を取るやり方とは?時間や料金はいくら?まとめ
本記事では、コンビニで住民票を取るやり方の詳細や対応している時間、印刷に必要な料金について解説しました。
マイナンバーカードを発行していれば、コンビニのマルチコピー機に読み込ませることで各種行政証明書を発行可能です。
ただし、書類によっては事前の利用登録が必要であったり、マイナンバーカードの発行に1~2ヶ月ほどかかる点に注意しましょう。
平日だけでなく土日の時間も行政証明書を印刷できる便利なサービスですので、やり方が分からない方も本記事を参考にコンビニから住民票を取得してみてください!