基本的に夏の終わり~春頃まで販売されているコンビニのおでんですが、おでんを販売するコンビニの店舗は年々減っているようです。
各コンビニでおでんがいつからいつまで売られているのか、コンビニのおでんを見かけることがなぜ少なくなったのかが気になる方も多いでしょう。
そこで本記事では、各コンビニのおでんの特徴や販売期間、コロナ等の影響で販売店が減っている背景などを詳しく解説します。
お得におでんを購入できるキャンペーンの詳細や、「販売時間は?」「おでんの汁は汚い?」といったよくある疑問にも回答しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
【結論】コンビニのおでんは8月下旬から4月下旬まで売っている
コンビニおでんがいつからいつまで販売しているかについてですが、結論から言うと8月上旬から4月下旬ごろまで販売する店舗が多いようです。
店舗によっては上記よりもおでんの販売期間が長かったり、1年を通して販売しているところもあるようです。
まずは、セブン・ファミマ・ローソン・ミニストップのおでんの特徴や、各コンビニでいつからいつまで販売しているのかを確認していきましょう。
セブンイレブンおでんは他のコンビニより早く販売が開始される
店舗により違いはあるものの、セブンイレブンは他のコンビニよりも早い時期におでんが販売される傾向にあります。
セブンイレブンのおでんは基本となるつゆをベースに、「真鯛のあらスープ」をブレンドした魚介ダシの美味しさが特徴です。
おでんのつゆは地域ごとで親しみやすい味わいに調整されているので、お仕事や旅行で移動が多い方は各地のセブンおでんを食べ比べてみてはいかがでしょうか。
- セブンイレブンの販売時期:8月下旬~4月上旬頃まで
ファミリーマートのおでんはニーズに合わせたセット販売が充実
ファミリーマートのおでんはニーズに合わせて選べる3種類のセット販売を行っており、家族や友達とシェアできることが魅力です。
つゆは鰹・野菜・真昆布のダシをブレンドしそれぞれの旨みや香りを引き立たせている、最後まで飲み干したくなる味わいに仕上がっています。
西・東日本、九州、沖縄の4エリアでつゆのブレンドを調整しており、各地域の好みにあった美味しさが楽しめます。
- ファミリーマートの販売時期:9月上旬~4月下旬頃まで
ローソンのおでんはコロナに対応したおでんシールドを設置している
ローソンではコロナ禍の飛沫感染対策として「おでんシールド」を設置しているので、おでんの衛生面が気になる方も安心して食べられるでしょう。
フードロス削減の観点から全国で共通のつゆを使用しており、どこでも野菜・昆布・鰹のダシが効いた美味しいおでんを楽しめます。
一部を除きおでん1品97円で統一されており値段が分かりやすいので、より手軽に楽しめることも大きな魅力です。
- ローソンの販売時期:8月下旬~4月上旬頃まで
ミニストップは衛生面からおでんの販売を行なっていない
どのコンビニにもおでんが準備されているイメージがありますが、実はミニストップではおでんを販売していません。
ミニストップは、Twitterの公式アカウントに寄せられたユーザーの質問に対して「おでんは衛生面を考慮して販売していない」という回答をしています。
そのためコンビニのレジ横おでんを買いたい方は、ご紹介したセブン・ファミマ・ローソンの店舗を覗いてみましょう。
コロナ禍でおでんがなくなったコンビニやおでんがなくなった理由を解説
昔はほとんどのコンビニでレジ前のおでんを見かけましたが、最近はコロナ禍の影響により販売を一時中止した店舗も少なくないようです。
ここからは、コロナ禍でおでんを販売するコンビニが減ってしまった具体的な理由について解説します。
感染対策の側面以外にも人的・入荷コストの負担も関係しているため、いつまで続くかは不明ですが、今後も販売店が縮小する可能性があるでしょう。
新型コロナウィルス感染防止のためにファミマやローソンはおでん取り扱い店舗を縮小
新型コロナウィルスの飛沫感染を防止するため、ファミマやローソンはおでんの販売店舗を縮小しました。
2019年まではほぼ全ての店舗でおでんを提供していましたが、2021年のコロナ禍以降はファミマで約2割、ローソンでは約4割の店舗でしか提供していません。
いつからおでんを取り扱う店舗が拡大するかは不明ですが、現時点ではコンビニでおでんを見かける機会は減っている状況です。
衛生面を気にしてコンビニおでんを買うユーザーが少なくなった
不特定多数が出入りする店舗におでんが置きっぱなしになっていることに対して、衛生面が気になる理由からおでんの購入を控えるユーザーが増加しました。
「衛生面が不安」との意見からおでんのフタをするようになりましたが、ダシの匂いで集客できなくなり売上の低下につながった店舗も多いようです。
以前のような売上が見込めなくなったことからオーナーの判断でおでんの提供を取りやめた店舗もあり、こうした背景もおでんの販売店が減った理由として考えられるでしょう。
コロナ禍でおでんの提供スタイルが変わったため人手が足りない
コロナ禍による感染対策のひとつとして、今までのお客さんが自分でおでんを取るスタイルから、店員が取り分けるスタイルへと変更されています。
そのため、以前よりもおでんの販売に対する店員側の時間的なコストが増えてしまい、人手が足りなくなる店舗もあるようです。
おでんを販売するかはオーナーの判断なので、人手が足りていないという理由でおでんを販売していないコンビニも多いでしょう。
コロナ禍でおでんの材料が手に入りにくくコストがかかってしまうようになった
コロナ禍の影響でおでんの材料の入手コストが高騰してしまい、売り上げが見込めなくなったのことも、おでんを販売する店舗が減った原因と言えるでしょう。
例えばおでんの主役とも言える大根も、コロナ禍や円安の影響によって例年より2割以上も価格が高騰しています。
いつまでこの影響が続くか分からない上に、食品ロスを防ぐ観点からも売れ残るリスクを考えて、おでんを販売しない店舗が増えているようです。
コンビニのお得なおでんの割引キャンペーンをご紹介!
よくおでんを食べる方にとっては、お得に購入できるキャンペーンを利用したいものでしょう。
続いては、各コンビニで実施されていた・実施中の割引キャンペーンの概要・詳細を解説します。
おでんを頻繁に購入される方は少しの値引きが大きな差になるので、購入前に目を通しておきましょう。
コンビニではおでんを期間限定で値引きセールを実施している
各コンビニでは不定期で、おでんの期間限定値引きセールを実施しています。
過去にはセブンの「おでん10%OFF」、ローソンの「おでん各種70円セール」や、ファミリーマートで「金曜日のみおでん全品20%引き」といったセールが行われていました。
いつからいつまで値引きセールが行われているかは、公式サイトや店頭のPOPで情報を確認してみましょう。
コンビニアプリと連携したお得なクーポン配布なども行なっている
コンビニアプリをインストールすることで、おでんをお得な値段で購入できるクーポンが貰えることがあります。
過去にはセブンイレブンで「おでんを3つ購入すると1つ無料で貰える」といった、アプリ専用のキャンペーンが開催されていました。
今後も同様のキャンペーンが開催される可能性があるので、よく利用するコンビニはアプリをインストールしてみてはいかがでしょうか。
ローソンではフタつき容器持参でおでんを割引してもらえる
ローソンではお鍋など「フタつき容器」を持参していくと、おでんを割引してもらえる独自のキャンペーンを実施しています。
店内什器のおでんを5個注文するごとに合計金額から39円値引きされるため、たくさん買うほどお得です。
ご自宅にちょうど良いサイズのフタ付き容器がある方は、持参するだけでコスパよくおでんを楽しめるのでぜひ活用してみてください。
コンビニのおでんに関する気になる疑問を解説
コンビニのおでんの特徴や販売状況などを解説しましたが、細かい疑問点が残っている方もいるでしょう。
ここからはコンビニのおでんに関する「販売時間はいつから?」「電話で予約できる?」などのよくある疑問を解説します。
おでんを購入するにあたって解決しておきたい代表的な疑問をピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。
コンビニのおでんに関する気になる疑問①:販売時間はある?
おでんの販売時間は店舗によって異なりますが、大体深夜1時頃までは販売している店舗が多いです。
おでんは仕込んでからの賞味期限が短く当日中に販売しなければならないので、お客さんの少ない深夜帯は販売を停止している店舗がほとんどでしょう。
夜中から早朝にかけて什器を洗うため、おでんを購入したい方は深夜1時までにお近くのコンビニを確認してみてください。
コンビニのおでんに関する気になる疑問②:電話で予約できる?
食べたいおでんの具材を確保してもらいたいときに、電話で予約できるかどうかは店舗によって対応が異なっています。
おでんを販売している店舗であれば、おでんの電話予約にも対応してくれるケースがほとんどです。
販売状況や具材によっては煮込みに数時間かかる可能性があるため、少なくとも取りに行く3~4時間前までには予約しておきましょう。
コンビニのおでんに関する気になる疑問③:什器以外のタイプのおでんも売ってる?
コンビニおでんには大きく分けてレジ横の什器で煮込むタイプと、パウチで商品棚に陳列されているタイプがあります。
レジ横のいわゆる「熱々おでん」がないコンビニでは、代わりにパウチタイプのおでんを入荷している店舗も多いです。
具材のバラ売りではないのがデメリットですが、バラエティ豊かな定番メニューがひとつにまとまっていて満足感も高いので、ぜひ試してみてください。
コンビニのおでんに関する気になる疑問④:コンビニのおでんは汚い?
結論から言うと、コンビニのおでんが汚いかどうかはお店の管理体制や衛生面の対策によるところが大きいようです。
コンビニのおでんは8時間に1回ダシを入れ替える規定になっており、決まりを守っているコンビニのおでんはスープが澄んでいるので見た目でもある程度分かります。
最近はアクリル板の衝立てを設置していたり、フタを被せるなどしておでんの衛生対策が向上しているので、近くのお店の販売形態を確認してみてください。
コンビニのおでんに関する気になる疑問⑤:コンビニのおでんが一番売れる時期は?
コンビニのおでんが一番売れる時期は、最も寒い時期ではなく寒くなり始めた「秋の終わり頃」です。
そのため、各コンビニでは8月の終わりごろからおでんの販促を行い、寒くなり始める10月の終わり頃に売れ行きが伸びるような戦略を打ち立てています。
つまり10月の終わり頃は購入客が多く、目当てのおでんが売り切れている可能性が高いので、なるべく早めに買いに行くようにしましょう。
コンビニのおでんがいつからいつまで販売している?コロナの影響や販売期間・特徴まとめ
本記事では、コンビニのおでんがいつからいつまで販売しているのか、コロナの影響や販売期間・特徴をまとめて解説しました。
おでんは基本的に8月上旬から4月下旬頃まで販売されていますが、コロナ禍やコスト負担からおでんを販売するコンビニはかなり減少しています。
おでんが買えるかが気になる方はお近くの店舗を実際に確認するか、電話でおでんの販売状況を問い合わせてみてはいかがでしょうか。
各コンビニの店頭・アプリでお得なキャンペーンを実施していることがあるので、ぜひ活用して各社のおでんを楽しんでみてください!