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コンビニの領収書は再発行できる?あとから貰える貰い方や金額指定方法

コンビニ 領収書

コンビニで貰えるレシートや領収書は経費精算する際に必要ですが、紛失した場合などはあとから再発行ができるのでしょうか?

結論からお伝えすると、コンビニの領収書・レシートは基本的に再発行ができないので、再発行以外の方法で対応することが一般的です。

この記事ではコンビニの領収書を再発行する方法、あとから貰う場合のもらい方や金額指定の方法について詳しく解説します。

あとからコンビニで領収書を発行してもらう場合の注意点や、レシートを無くした場合の対処法も紹介しているので、お困りの方はぜひ最後までご覧ください。

目次

コンビニで領収書・レシートの再発行はどんな理由であっても基本的にできない

コンビニ レシート 再発行出来ない

冒頭で解説したように、領収書・レシートの再発行はどんな理由があっても基本的には対応してもらえません

なぜ再発行して貰えないのか、また何とかして対応して貰う方法がないのかを知りたい方も多いでしょう。

まずは、レシート・領収書の再発行が期待できない理由と、再発行の代わりに対応して貰う方法について解説します。

二重請求や脱税などの悪用の危険があるので領収書・レシートの再発行には応じてもらえない

コンビニ側がレシート・領収書の再発行に応じられないのは、二重請求や脱税といった悪用に繋がる危険性があるためです。

領収書を再発行してしまうと、1回の支払いに対して2倍の金額を経費として落とすということも可能になってしまいます。

申請した人は脱税容疑を掛けられるだけでなく、発行したコンビニ側も共犯ではないかと疑われるリスクがあることから、基本的にレシート・領収書の再発行は受け付けてもらえません。

コンビニは依頼されても領収書・レシートの再発行に応じる義務は無い

コンビニ側は領収書・レシートの再発行を依頼されたとしても、必ずしも再発行に応じる義務はありません

商品を購入した際はレシートを発行する義務がありますが、再発行については法律で義務づけられていないためです。

客側の都合で再発行を依頼したとしても、コンビニ側にはリスクがあるためレシート・領収書の再発行を断ることができます。

領収書・レシートの再発行の代わりとして購入証明書を出してくれる場合がある

領収書・レシートはあとから再発行してもらえないケースがほとんどですが、代わりに「購入証明書」を出してくれるケースがあります。

購入証明書は購入した日時・商品名・金額などが記載されている証明書ですが、基本的には有料での発行になるようです。

しかし、そもそも購入証明書の発行に対応してくれる可能性がかなり低いので、その点はあらかじめ留意しておきましょう。

コンビニの領収書をあとから発行してもらう方法・もらい方を解説!

経費精算にどうしても領収書が必要という場合は、どうにか対応して貰えないかが気になるところです。

結論から言うと、領収書をあとから発行してもらう場合は再発行には該当しないので、条件を満たせば領収書をもらえます。

続いては、コンビニの領収書をあとから発行してもらう方法と、もらい方について解説します。

コンビニの領収書をあとから発行するにはレシートが必要

コンビニの領収書をあとから発行するには、購入時にもらったレシートを提示する必要があります。

手書きの領収書の場合は、手持ちのレシートと交換する形で発行するもらい方になるので、店員さんに手渡せるよう事前に準備しておいてください。

前述のようにレシートは再発行してもらえないので、レシートがない場合は後ほど解説する別の方法で代用する必要があるでしょう。

経費としてコンビニでの買い物を計上したい時はレシートでも有効

わざわざあとから領収書を発行せずとも、コンビニでの買い物を経費として計上する場合はレシートでも十分な効力があります。

しかし会社で「領収書が必要」と決められている場合は、レシートだと経費で計上して貰えないので、会社の規定を確認してください。

経費で落としたい商品と個人的な買い物をコンビニで済ませる場合は、お会計を分けた方がスムーズに精算できるでしょう。

コンビニでの買い物を金額指定して領収書を発行してもらう方法・もらい方

コンビニ 領収書 金額指定

コンビニで領収書を発行して欲しい場合は、あとからコンビニにレシートを持参する以外に、商品の購入時に金額指定して領収書を貰うことも可能です。

領収書の金額指定は、仕事上の経費として精算したい部分と自腹で購入する金額を分けたい場合などで活用できるでしょう。

ここからは、コンビニで買い物したレシートをもとに金額指定した領収書を発行してもらう方法・もらい方について解説します。

金額指定した領収書のもらい方①:レシートを渡して領収書に記載して欲しい金額を伝える

金額指定した領収書が欲しい時は、買い物をしたコンビニで商品を購入した際にもらったレシートをレジで提示します。

次に、店員さんに提示したレシートに記載されている商品に対して、金額指定した領収書を作成して欲しいことを伝えましょう。

店員さんから商品や金額の確認がありますので、内容に間違いが無いかをしっかりと確認してください。

金額指定した領収書のもらい方②:領収書の宛名・但し書きを伝える

金額指定した領収書のもらい方の次のステップでは、領収書の宛名と但し書きを伝えます。

領収書の宛名は、10万円を超えるような買い物であれば会社名などの正式名称、何百円~数千円の少額な買い物であれば「上様」という記載で問題ありません。

コンビニで商品を購入した場合の但し書きについては、「お品代」と記載してもらうのが一般的でしょう。

会社に提出する場合は、必要な項目に漏れがあると支払いの証拠として認められなくなるので、領収書のもらい方は事前に確認しておくとスムーズです。

レシートと引き換えに領収書を発行するためレシートは返してもらえない

領収書のもらい方で気を付けるべきポイントとして、購入した商品や各金額の詳細が分からなくなる点が挙げられます。

合算した金額が領収書に記載されるため、どの商品をいくらで購入したかといった詳細は確認できなくなります。

手渡したレシートは返してもらえないので、商品や金額を控えておく必要がある場合はスマホで写真を撮るか、内容をメモして保存しておきましょう。

コンビニで領収書を発行してもらう場合の注意点やポイントを解説

コンビニ 領収書 注意点

コンビニで領収書を発行してもらう際には、いくつかの注意点があるので気をつけてください。

領収書の金額によっては別途必要なものがあったり、そもそも領収書を発行してもらう必要がない場合もあります。

ここからは、コンビニで領収書を発行してもらう場合の注意点や、もらい方のポイントを確認していきましょう。

コンビニで5万円を超える領収書を発行する場合は収入印紙が必要

コンビニで5万円以上の領収書を発行する場合は「収入印紙」が必要です。

収入印紙を貼るのはコンビニ側の義務なのでこちらで準備する必要はありませんが、店員さんが貼り忘れる可能性もあります。

領収書をもらったら、収入印紙が貼られているか、割印がちゃんと押されているかなどを確認するようにしましょう。

業種によっては宛名の記載が無いコンビニの領収書も有効になる

利用した業種によっては、宛名の記載が無い領収書でも精算できる場合もあります。

具体的には、飲食業・小売業・旅行業・旅客運送業・駐車場業を利用した場合は、基本的に宛名が記載されていなくても問題ありません。

つまり、コンビニを利用した場合はレシートでも問題ないのですが、レシートでの経費精算が認められるかといった会社規則を事前に確認しておくと良いでしょう。

税務上の信頼性はレシートの方が高い場合もある

税務上の信頼性は、手書きの領収書よりもレシートの方が高い場合もあることをご存知でしょうか。

手書きの領収書は必要な項目の記載漏れにより支払いの証明にならないケースがあり、宛名や金額を後で変更しやすいという面もあります。

レジから発行されたレシートは、必要項目が全て記載されている上に内容の変更もできないので、信頼性が高いと判断されやすいようです。

コンビニの領収書やレシートを無くした場合の対処方法をご紹介

領収書 無くした 対処法

レシートや領収書がない場合でも、それ以外の方法で代用できるケースがあるので安心してください。

ここからは、コンビニの領収書やレシートを無くした場合の対処法を3つ紹介します。

いずれの方法も店舗や会社の規則によって利用できるかが異なるので、早めに相談してみると良いでしょう。

領収書・レシートを無くした場合の対処法①:コンビニに購入証明書を発行してもらう

領収書・レシートを無くした場合の対処法1つ目は、コンビニに購入証明書を発行してもらう方法です。

ただし、手元にレシートや領収書がない状態で依頼することになるので、基本的に対応して貰える可能性は低いでしょう。

購入証明書を発行してもらえるかどうかは、商品を購入した店舗で直接相談するか、もしくは電話で問い合わせてみてください。

領収書・レシートを無くした場合の対処法②:クレジットカードなどの利用明細で代用する

領収書・レシートを無くした場合の対処法2つ目は、クレジットカードなどの利用明細で代用する方法です。

レシートや領収書が手元に無い場合でも、クレジットカードや電子マネーなどの利用明細を提出することで、領収書の代わりになる可能性があります。

利用明細の画面を印刷したもので代用できるかは、会社の経理担当の方に相談してみてください。

領収書・レシートを無くした場合の対処法③:日付・金額・商品名などを基に支払証明書を作成

領収書・レシートを無くした場合の対処法3つ目は、購入した日付・金額・商品名などを基に支払証明書を作成する方法です。

会社によっては領収書を無くした際に、上司の承認を得た上で支払証明書を作成して経費精算することもできます。

コンビニで購入証明書を出してもらえなかったり、クレジットカード明細の代用ができない場合は、支払証明書の作成を上司に相談してみましょう。

コンビニの領収書のもらい方や金額指定のやり方などの解説まとめ

本記事では、コンビニの領収書のもらい方や金額指定のやり方などをまとめて解説しました。

二重請求や脱税を防止する観点から、コンビニで領収書やレシートを再発行してもらうことは基本的には難しいでしょう。

ただし、レシートを貰っておいてあとから領収書を書いてもらうことや、金額指定するといったもらい方には全く問題ありません。

購入証明書を発行してもらう・クレジットカードの利用明細で代用する方法もあるので、領収書やレシートを無くしたら購入したコンビニもしくは会社の経理担当の方に相談してみてください。

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