「コンビニのイートインって自由に利用してもいいの?」
「コンビニのイートインで勉強してもいい?どれくらいの時間使っていいのかな?」
最近はイートインスペースのあるコンビニが増えてきていますが、「いまいち使い方が分からず遠慮してしまう」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はイートインスペースのあるコンビニの探し方や、利用時の注意点などを詳しく解説します。
また「イートイン脱税」に関するコンビニ側の対応なども合わせて解説しますので、コンビニイートインの利用方法に興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
目次
【簡単】イートインスペースがあるコンビニの探し方を分かりやすく解説
全国的にもイートインスペースのあるコンビニが増えてはきたものの、すべてのコンビニにイートインが完備されているわけではありません。
まずは、イートインスペースが設置されているコンビニを簡単に探す方法を解説していきます。
ファミリーマート・ローソンは公式サイトからイートインがある店舗を検索できる
ファミリーマートとローソンは公式サイトの「店舗検索」からイートインのある店舗を探すことができます。
近所や旅行先でイートインのある店舗を探したい方などは、時間のあるときに事前に検索しておくとスムーズですね。
ファミリーマートとローソンでイートイン完備の店舗を調べる方法を、それぞれ確認していきましょう。
ファミリーマート公式サイトでイートインがある店舗を探す方法
ファミリーマートではファミリーマート公式サイトからイートインスペースのある店舗を検索することができます。
- ファミリーマート公式サイトにアクセス
- 店舗検索ページの「店舗の種類から探す」の「ファミリーマート」を選択
- 「さらに条件を絞る」から「イートイン」にチェックを入れて検索
上記の手順で探してみると、お近くにあるイートインを併設しているファミリーマートを簡単に見つけることができますよ。
ご自宅や職場の近くにイートインを利用できるファミリーマートがあるのかどうかも調べられますので、ぜひ公式サイトから検索してみましょう。
ローソン公式サイトでイートインがある店舗を探す方法
イートインが設置されているローソンの店舗も、ファミリーマートと同様の手順でローソン公式サイトから検索することができます。
- ローソン公式サイトにアクセス
- 店舗検索ページの「絞り込み条件を指定する」を選択
- 設備・サービスの「イートイン」にチェックを入れて検索
イートインが設置されているローソンの店舗を知りたい方は、ぜひ公式サイトから確認してみてくださいね。
また、ローソン公式サイトの店舗検索からは「ATMあり」や「タバコ取り扱いあり」などイートイン以外の取り扱いサービスでも店舗検索が可能です。
【注意】セブンイレブンは公式サイトからイートインがある店舗を検索できない
残念ながらセブンイレブンは公式サイトからイートイン完備の店舗を検索することができませんので、別の方法で検索する必要があります。
首都圏の店舗に限られますが、コンビニのイートインスペース情報をまとめている「コンビニイートインスペースまとめ」というサイトから検索することも可能です。
首都圏以外にお住いの方であればTwitterを活用してイートインスペースの有無を調べることができますが、すぐに情報が入手できるとは限りません。
これからイートインスペースのある店舗が増えていけば公式サイトから検索できるようになるかもしれませんので、今後のセブンイレブンの対応に期待しましょう。
ミニストップは全店舗にイートインスペースを完備している
ミニストップの場合はネットなどからイートインスペースの有無を検索する必要はありません。
なぜならミニストップは他のコンビニとは違い、全店舗にイートインのスペースが完備されているためです。
近くのファミマ・ローソン・セブンイレブンにイートインスペースを完備している店舗がない場合は、ミニストップの店舗があるかどうかを検索してみてはいかがでしょうか?
コンビニのイートインスペースの正しい3つの使い方
コンビニのイートインスペースが整備され始めたのは最近の話で「使うのを遠慮してしまう」「利用方法がよく分からない」という方も多いです。
他にイートインを利用している人がいれば使ってみようかなという気持ちになりますが、「誰もいない状態で利用するのは気が引ける」という方もいるでしょう。
ここからはコンビニのイートインスペースの正しい利用方法や、借りる時の言い方などの申告方法・注意点についても解説していきます。
コンビニのイートインスペースの使い方①:イートインスペースは基本的に食事をする場所として利用する
イートインスペースは基本的に「コンビニで購入した商品で食事を楽しむ場所」として利用しましょう。
イートインスペースは店舗で飲食物を購入した方であればどなたでも気軽に利用することができますが、どれぐらいの時間利用できるかは店舗によって異なります。
また、イートインスペースは誰でも利用できるものの、コンビニ内で購入せずに他店舗で購入したものを持ち込んでイートインスペースを利用するのはNGです。
コンビニで購入したものと他店舗で購入した商品を一緒に食べるのは大丈夫ですが、基本的には「店舗で購入した飲食物を楽しむスペース」という前提で利用してくださいね。
コンビニのイートインスペースの使い方②:持ち込みでの勉強などの長居は基本的にNG
イートインスペースは店舗で購入した商品を飲食する場ですし、コロナの問題もありますので食べものを持ち込んで勉強で長居をするような使い方は基本的にNGです。
ただし「勉強厳禁」と張り紙をしているコンビニはほとんどなく、常識の範囲内であれば勉強しても咎められることはほとんどないといえるでしょう。
30分以内の利用であれば特に問題はありませんが、何時間も勉強したり混雑しているのに席を占領し続けるのはマナー違反となります。
マナーの悪い利用客が増えればイートインスペースが閉鎖される可能性もありますし、厳格に利用規則が決められていないからこそお店に迷惑にならない範囲で利用するべきではないでしょうか。
コンビニのイートインスペースの使い方③:座席にコンセントが設置されていれば充電はしても問題ない
店舗によっては座席にコンセントが設置されていることがあり、その場合は充電に利用しても構いません。
そのため「食事を楽しんでいる間に持参したケーブルなどでスマートフォンなどの電子機器を充電する」などといった利用の仕方も可能です。
充電は可能ですが、だからといって満タンになるまで何時間も長居するといったマナーのない行動はやめましょう。
食事をしながら30分以内で充電をさせてもらいつつ、用事が住んだらイートインスペースの込み具合を見て席を離れるなどといった配慮は必要です。
イートイン脱税とは?申告の有無によって消費税の税率が変わる!
イートインを利用するのか、商品を持ち帰るのかの申告の有無によって消費税率が異なることをご存じでしょうか。
「イートインを利用します」と店員さんに言わないままイートインスペースを利用すると、故意ではないにせよ「イートイン脱税」になってしまいます。
ここからはイートイン利用の有無で消費税率が異なる理由や「イートイン脱税」の問題点と大手コンビニ3社の対応について確認していきましょう。
イートインを使用しないと8%、使用すると10%の消費税になる
コンビニで買ったものをイートインスペースで食べる場合は「外食」となるため消費税は10%ですが、持ち帰る場合は軽減税率が適用されるため消費税は8%となります。
会計時に「イートインを利用します」と申告すると10%の消費税で計算されることになりますが、中には「持ち帰る」と申告した後にイートインを利用する方もいます。
つまり2%分の消費税を浮かせることができてしまうのですが、この行為は「イートイン脱税」とも呼ばれており、これに対する大手コンビニの対応については次で詳しく確認していきましょう。
イートイン利用は自己申告となるが、使用時にはしっかり申告するのがおすすめ
イートインを利用するかどうかは自己申告となっていますが、結論から言うと「利用するなら正直に申告するべき」でしょう。
安く済むからと「持ち帰る」と申告しながらイートインを利用するのは「イートイン脱税」と呼ばれる行為に該当するためです。
ちなみにコンビニ大手3社はイートイン脱税に関して「会計時の申告に基づいて対応し、会計後にお声掛けしたり罰則を設けるつもりはない」と回答しています。
後で店員さんから「イートイン利用すると申告されました?」などとは聞かれないものの、お店のサービスを気持ちよく利用するためにも正直な申告を心がけるべきではないでしょうか。
イートインがあるコンビニの検索方法や正しい使い方まとめ
今回の記事ではイートインスペースのあるコンビニを探す方法や、正しい利用方法について解説しました。
ファミリーマートやローソンは公式サイトからイートインのある店舗を簡単に探せますが、セブンイレブンの場合は探し方に工夫が必要となります。
イートインは店舗内で商品を購入した方であればどなたでも気軽に利用できるので、まだ使ったことがない方はぜひ試してみてください。
気軽に利用できる空間だからこそお店の張り紙や注意などを確認し、マナーを守って気持ちよく利用しましょう。