コンビニでニキビケアができるニキビ薬やニキビパッチは買えるか解説

肌にできているニキビを見つけた時、ニキビ薬やニキビパッチが近くのコンビニで買えるのかが気になるところです。

結論から言うと、残念ながらニキビ薬やニキビパッチはコンビニでは買えません。しかし、ドラッグストアやドンキホーテなどであればニキビ薬やニキビパッチを購入できます！

本記事ではニキビの原因や部位別のニキビケアの方法に加えて、ニキビ隠しに使えるアイテムなどもご紹介していくので、お肌のトラブルにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

コンビニでニキビケア用のニキビ薬やニキビパッチは買える？

冒頭でもお伝えしているように、残念ながらニキビ薬やニキビパッチはコンビニでは購入できません。

しかし、ニキビケア効果が期待できるビタミン入りのドリンクは購入できるので、ニキビ予防に必要な栄養の補給に関心がある方はぜひ試してみてください。

まずはコンビニにおけるニキビケア商品の取扱状況と、コンビニ以外でニキビ薬やニキビパッチを売ってる取り扱い販売店を一覧でご紹介します。

コンビニではニキビケア用のニキビ薬は売ってない

残念ながらコンビニではニキビケア用のニキビ薬は販売されていないので、コンビニ以外の場所で購入する必要があります。

コンビニでニキビ薬が買えない理由は、医薬品にあたるニキビ薬は薬剤師や登録販売者が在籍している店舗でしか販売できないという決まりになっているためです。

ニキビケアができるニキビ薬はドラッグストアやドンキホーテなど様々な場所で取り扱われているので、下記のリストを購入場所の参考にしてみてください。

ニキビ隠しに使える「ニキビパッチ」もコンビニでは売ってない

ニキビケアに使えるニキビ薬と同様に、ニキビ隠しに使えるニキビパッチもコンビニでは取り扱いがないことが分かりました。

ニキビパッチそのものにニキビを治療する効果はありませんが、ニキビパッチをニキビの上に貼ることで刺激や紫外線から保護してくれ、症状が悪化することを防止してくれます。

下記にニキビパッチが買える販売店をリストにまとめているので、気になる方はお近くの店舗をチェックしてみてください。

ニキビケア効果の期待ができるドリンクはコンビニで買える

コンビニでは直接肌に塗るニキビケア商品は売られていませんが、ニキビケア効果が期待できるドリンクは購入することができます。

ニキビケアに効果的とされるビタミンB2やビタミンB6を含む「チョコラBB」や「ラヴァーレドリンク」といったドリンクを飲むことで、体の内側からニキビ予防に働きかける効果も期待できるでしょう。

ただしコンビニで買える商品は医薬品ではないことから、即効性や必ず治るといった過度な期待はできないので「ニキビ予防として飲む」くらいの気持ちに留めた方が良いかもしれません。

ニキビの4つの状態別のニキビの原因・ニキビケア方法を分かりやすく解説！

ニキビには4つの状態があり徐々に進行していくという特徴があり、それぞれの段階ごとに原因やニキビケアの方法が異なるので注意が必要です。

結論から言うと、白ニキビや黒ニキビは正しいスキンケアや市販薬の使用で治る可能性がありますが、赤ニキビや黄ニキビにまで進行した場合は皮膚科を受診した方が良いでしょう。

ここからはニキビの状態別に原因とニキビケアの方法を分かりやすく解説していくので、ご自身の症状と照らし合わせて参考にしてみてください。

白ニキビ	ニキビの最初の段階で、毛穴に皮脂が詰まった状態の白～乳白色の発疹
黒ニキビ	詰まった皮脂が酸化し黒っぽく変色した状態
赤ニキビ	詰まった毛穴の中で菌が繁殖し炎症を起こした状態で、赤く腫れている状態。痛みを感じることもある
黄ニキビ	化膿し、膿が溜まっている状態。皮膚科の受診推奨

ニキビの状態別の原因・効果的なニキビケアの成分①：白ニキビ

ニキビの状態別の原因および効果的なニキビケアの成分1種類目は、白ニキビです。

初期症状とも言える白ニキビは毛穴に皮脂が詰まっている状態であり、洗顔で取り切れなかったり過剰に分泌した皮脂による皮脂汚れで毛穴が塞がってしまうことが主な原因と考えられています。

白ニキビの時点ではまだ炎症が起こっていないため、角質をやわらかくするサリチル酸や硫黄を含むニキビ薬を塗ったり、毎日の正しい洗顔やスキンケアに取り組むことで症状が収まっていくでしょう。

「白ニキビ」のニキビケアにおすすめの成分

成分名	働き
イオウ	皮脂を柔らかくする 皮脂を取り除く 殺菌
レゾルシン	殺菌
イソプロピルメチルフェノール	殺菌

ニキビの状態別の原因・効果的なニキビケアの成分②：黒ニキビ

ニキビの状態別の原因および効果的なニキビケアの成分2種類目は、黒ニキビです。

黒ニキビとは、白ニキビの原因となった皮脂の表面が空気と接触することで酸化して黒く変色した状態であり、皮脂量の多さや紫外線による刺激が主な原因となっています。

黒ニキビも炎症は起きていない状態なので、白ニキビと同様に洗顔やスキンケアを正しく行ったり、食生活のバランスや生活リズムを見直すことが症状の改善に繋がっていくでしょう。

「黒ニキビ」のニキビケアにおすすめの成分

成分名	働き
イオウ	皮脂を柔らかくする 皮脂を取り除く 殺菌
レゾルシン	殺菌
イソプロピルメチルフェノール	殺菌

ニキビの状態別の原因・効果的なニキビケアの成分③：赤ニキビ

ニキビの状態別の原因および効果的なニキビケアの成分3種類目は、赤ニキビです。

赤ニキビは炎症の原因となるアクネ菌が白ニキビや黒ニキビの中に溜まっている皮脂をエサにして活発化しているので、赤みが生じたり痛みを感じる状態になっています。

炎症を抑える作用のあるニキビ薬を使用しながらメイクを控えたりスキンケアを徹底することが赤ニキビの対処法となりますが、なるべく早い時点で皮膚科の受診も検討した方が良いでしょう。

「赤ニキビ」のニキビケアにおすすめの成分

成分名	働き
イソプロフェンピコノール	炎症を抑える
アラントイン	炎症を抑える
グリチルリチン酸ニカリウム	炎症を抑える

ニキビの状態別の原因・効果的なニキビケアの成分④：黃ニキビ

ニキビの状態別の原因および効果的なニキビケアの成分4種類目は、黄ニキビです。

黄ニキビは赤ニキビがさらに進行して化膿している状態で、膿が発生することによってニキビが黄色に変色しています。ニキビの最終段階のため市販薬で完治させるのは難しくなるでしょう。

自力で黄ニキビを潰して膿を出そうとすると、余計に悪化して色素沈着を起こしたりニキビの範囲が広がるおそれがあるので、黄ニキビの場合は必ずお近くの皮膚科を受診してください。

中学生・高校生の「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」はニキビケアの方法が違う

同じニキビであっても、中学生や高校生の肌にできる思春期ニキビと大人ニキビでは発生の原因が異なるため、ニキビケアの方法にも違いがあります。

思春期ニキビの場合は二次性徴による皮脂の増加が原因なので、正しいスキンケアをこまめに行って肌を清潔に保つことや、角質ケアで毛穴詰まりを防止することが重要です。

また、大人ニキビはスキンケア不足・ストレスの増加・短時間睡眠などが重なってできることが多く、スキンケアと保湿以外にも生活リズムを整えていく心掛けがニキビ完治に繋がっていくでしょう。

ニキビができやすい5つの場所とは？部位別のニキビケア方法を解説！

ニキビは肌の乾燥やターンオーバーの乱れによる角質の詰まりや、ホルモンバランスによる皮脂量の増加が原因だと言われています。

おでこや背中といった皮脂腺の多い部分はニキビができやすい部位ではありますが、発生した部位ごとに適切なニキビケアを施すことができれば完治までの期間が短くなるでしょう。

ここからはニキビができやすい5つの場所と部位別のニキビケア方法を解説していくので、ご自身のあてはまる部位を参照してみてください。

ニキビができやすい場所とニキビケア方法①：おでこ

ニキビができやすい部位と具体的なニキビケアの方法1ヶ所目は、おでこです。

おでこのニキビはお風呂で髪を洗った際にシャンプーやリンスが流しきれていないことが原因となりやすく、洗顔料などが残りやすい生え際は特にしっかりとすすぎましょう。

また前髪を下ろしている場合はセットする際に手で触れたり、髪の毛そのものが刺激になることもあるので、おでこが出るヘアースタイルに変えてみることもおすすめします。

ニキビができやすい場所とニキビケア方法②：頬

ニキビができやすい部位と具体的なニキビケアの方法2ヶ所目は、頬(ほほ)です。

頬にできるニキビの主な原因としては、肌の乾燥や生活習慣・ホルモンバランスの乱れが挙げられます。頬のニキビ予防のためには、髪の毛が頬に触れないようにしたり頬杖をなるべくつかないようにしましょう。

また、初期の白ニキビや黒ニキビには洗顔後の保湿が効果的ですが、赤みを帯び始めたら低刺激の洗顔料で優しく洗って、ニキビケア用の化粧水やクリームで保湿することをおすすめします。

ニキビができやすい場所とニキビケア方法③：鼻

ニキビができやすい部位と具体的なニキビケアの方法3ヶ所目は、鼻です。

鼻は皮脂腺が多く毛穴が詰まりやすい部位なので、小鼻や鼻全体を強くこすらないようこまめに洗顔したり、泡パックで毛穴汚れを除去することが効果的でしょう。

鼻のニキビ予防には塩分の多いスナック菓子や揚げ物などの脂っこい食事を控えて、サラダを追加して野菜を多く摂り十分な睡眠時間を確保するなど、正しい生活リズムを心がけることをおすすめします。

ニキビができやすい場所とニキビケア方法④：あご

ニキビができやすい部位と具体的なニキビケアの方法4ヶ所目は、あご周りです。

あごのニキビは主にホルモンバランスの乱れが原因として考えられるので、女性の場合は豆腐や納豆などに含まれる大豆イソフラボンを積極的に摂取しましょう。

男性の場合はヒゲ剃りのダメージがニキビの原因になっていることも多いため、あご周りを含む丁寧な洗顔と保湿によるスキンケアを心掛けてみてください。

ニキビができやすい場所とニキビケア方法⑤：背中

ニキビができやすい部位と具体的なニキビケアの方法5ヶ所目は、背中です。

背中の肩甲骨周辺なども皮脂腺が多くニキビになりやすい場所ですが、特にシャンプーやリンスの洗い流しができていないことが肌へのダメージに繋がっている可能性が考えられます。

タオルで優しく背中を擦るようにして洗い流すことや、汗をかきやすい季節はこまめにシャツを着替えることで背中ニキビの悪化を防ぐことができるでしょう。

ニキビ隠しに使える3つのおすすめアイテムをご紹介！

デート当日や就職の面接など、大事な日にニキビができてしまって落ち込んだ経験のある方や、記事を読んでいる今まさに悩まされているという方も居るでしょう。

どうしてもニキビを目立たせたくない場合は、ニキビパッチやコンシーラーなどのアイテムを使ってニキビ隠しをする方法もあります！

ここからはニキビ隠しにおすすめの3つのアイテムと使い方をご紹介していくので、目立つニキビにお困りの方はぜひ活用してみてください。

ニキビ隠しに使えるおすすめアイテム1種類目：ニキビパッチ

ニキビ隠しにぴったりのおすすめアイテム1種類目は、ニキビパッチです。

ニキビパッチはニキビの上から貼ることで紫外線への対策やマスクとの擦れ防止にもなり、刺激からニキビを守ることによって治るスピードが早まることが期待できます。

ただし、ニキビパッチを貼ることによって毛穴詰まりを起こしてニキビが悪化するケースもあるので、帰宅後の洗顔や保湿といったスキンケアも欠かさずに行うようにしてください。

ニキビ隠しに使える「ニキビパッチ」が効果的なニキビの状態

ニキビの状態	おすすめのニキビパッチ
黄ニキビ	ハイドロコロイドタイプのニキビパッチ
白ニキビ	保護タイプのニキビパッチ
赤ニキビ	ニードルタイプのニキビパッチ

ニキビ隠しに使えるおすすめアイテム2種類目：コンシーラー

ニキビ隠しにぴったりのおすすめアイテム2種類目は、コンシーラーです。

顔などの目立つ場所にニキビパッチを使いたくない場合は、化粧品のコンシーラーを使ってニキビ隠しするという方法もあります。コンシーラーの種類が分からない場合は、リキッドタイプを選んでみてください。

ニキビにコンシーラーを塗って指でタップしながら馴染ませつつ、コンシーラーの上にパウダーファンデーションを優しく乗せることでニキビ隠しになり、ナチュラルな見た目に仕上がるでしょう。

ニキビ隠しに使える「コンシーラー」が効果的なニキビの状態

ニキビの状態	ニキビ隠し用アイテム
白ニキビ・黒ニキビ	カバー力のあるコンシーラー
大きい赤ニキビ・皮膚の赤み(炎症)	「緑」のコンシーラー
カサブタやニキビ後の色素沈着	ワントーン明るいカラーコンシーラー

ニキビ隠しに使えるおすすめアイテム3種類目：化粧用下地

ニキビ隠しにぴったりのおすすめアイテム3種類目は、化粧用下地です。

ファンデーションの前に使う化粧下地をニキビに塗ることで、ニキビの凹凸感・つっぱり感や目立つ赤みをナチュラルに隠すことができます。

敏感肌の方におすすめな低刺激タイプや、抗炎症・殺菌効果のある薬用タイプなども販売されているので、肌荒れや刺激にお悩みの方はお近くのドラッグストアをチェックしてみてください。

ニキビ隠しに使える「化粧用下地」が効果的なニキビの状態

ニキビの状態	ニキビ隠し用アイテム
広範囲の赤み	「緑」のコントロールカラー下地
クレーターなどの凹凸	毛穴用下地

ニキビ予防やニキビの改善に繋がるおすすめの7つの方法を解説

ニキビ隠しに使えるおすすめのアイテムをご紹介しましたが、ニキビになる前に予防したり改善する方法を知っておくことも大切です。

洗顔の仕方や紫外線対策など、日常生活のちょっとした見直しや細やかなケアに気を配ることで、ニキビ予防の効果にも期待ができます。

続いてはニキビ予防やニキビの改善に効果的な7つの方法をご紹介していくので、ニキビの多さや頻度にお悩みの方もぜひ参考にしてみてください。

ニキビ予防・ニキビの改善に繋がる方法①：洗浄力が優しい洗顔料で優しく洗う

ニキビ予防とニキビ改善に効果的な対処法1つ目は、洗浄力が優しい洗顔料で優しく洗うことです。

刺激の強い洗顔料で顔を擦るように洗うと皮膚を刺激してニキビが悪化する可能性があるので、洗浄力の優しい洗顔料を泡立てて包み込むように洗顔し、ぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。

洗顔のあとはタオルでポンポンと押さえるようにして水気を拭き取り、肌が乾燥している場合は化粧水や乳液で保湿することでニキビの発生を予防することにも繋がります。

ニキビ予防・ニキビの改善に繋がる方法②：肌の摩擦を避ける

ニキビ予防とニキビ改善に効果的な対処法2つ目は、肌の摩擦を避けることです。

お風呂で体を洗うときにタオルで背中などをゴシゴシ洗ったりすると強い刺激を与えてしまい、肌のバリア機能が崩れることで皮膚が乾燥して、ニキビ発生に繋がってしまう可能性があります。

髪の毛が顔や首にあたらないようにヘアースタイルを工夫したり、マスクが直接ニキビに触れないようニキビパッチを貼るといった対策も行ってみてください。

ニキビ予防・ニキビの改善に繋がる方法③：清潔感のある布団や衣服を身に付ける

ニキビ予防とニキビ改善に効果的な対処法3つ目は、清潔感のある布団や衣服を身に付けることです。

人の身体から出る皮脂やフケはダニのエサになるので、しばらく洗っていない枕カバーや掛け布団などで寝たり、ずっと同じ服を着ることは肌荒れやニキビの悪化に繋がります。

布団は定期的に洗って天日干しにして枕に清潔なタオルを巻くほか、毎日違う服を着たりこまめにシャツを着替えるといった対策を取り入れてみてください。

ニキビ予防・ニキビの改善に繋がる方法④：紫外線対策をする

ニキビ予防とニキビ改善に効果的な対処法4つ目は、日差しによる紫外線対策を徹底することです。

紫外線はニキビ跡を残したり、皮脂を酸化させて黒ニキビができたりする原因となるため、外で部活動をする場合や外出の際には定期的に日焼け止めを塗るようにしましょう。

敏感肌で日焼け止めを塗るとヒリヒリしてしまう方はアルコールのない低刺激タイプを選び、最初に膝の裏や二の腕など皮膚の厚い部分で試し塗りしてみることをおすすめします。

ニキビ予防・ニキビの改善に繋がる方法⑤：栄養バランスの良い食事を規則正しく取る

ニキビ予防とニキビ改善に効果的な対処法5つ目は、栄養バランスの良い食事を規則正しく取ることです。

お菓子や唐揚げなどの脂っこい食事などは、皮脂を過剰分泌させてニキビができたり悪化させたりする原因になります。

ニキビの炎症を鎮めるビタミンCやビタミンEに皮脂を抑えるビタミンBを積極的に摂り、食生活に野菜や果物などを取り入れながら栄養バランスの見直しにも取り組んでみてください。

ニキビ予防・ニキビの改善に繋がる方法⑥：睡眠をしっかり取る

ニキビ予防とニキビ改善に効果的な対処法6つ目は、睡眠をしっかり取ることと睡眠の質を上げることです。

眠りが足りていないとホルモンバランスの乱れを引き起こしてニキビができてしまう原因になるので、しっかりと7時間～8時間程度の睡眠時間を確保するようにしてください。

また15分程度の入浴は自律神経を整えてストレスを緩和するほか、睡眠の質を高めてくれる効果が期待できるので、シャワーで済ませるだけでなく湯船に浸かることもおすすめします。

ニキビ予防・ニキビの改善に繋がる方法⑦：室内の温度や湿度に注意する

ニキビ予防とニキビ改善に効果的な対処法7つ目は、室内の温度や湿度に注意することです。

室内の湿度が低下すると、空気が乾燥してしまい肌荒れやニキビの原因になるので、なるべく湿度は60%～70%前後を維持するように心掛けると良いでしょう。

加湿器がない場合は購入を検討することをおすすめしますが、部屋の中に濡れタオルや洗濯物を干すことでも加湿ができるので、できることから取り入れてみてください。

ニキビ薬やニキビケアに関連した4つの質問に回答

これまでニキビ薬やニキビケア用品が買える販売店や、予防や改善に効果的な対処法についてお伝えしてきました。

記事を読まれたことで「ニキビケアを初めてどれぐらいで治る？妊娠中・授乳中でもニキビ薬を使っても良い？」といった疑問や心配な点が出てきた方も居るのではないでしょうか。

最後にニキビ薬やニキビケアに関連する4つの疑問にQ&A形式でわかりやすく回答していくので、分からない点があればぜひ参照してみてください。

ニキビ薬やニキビケアに関連した質問①：ニキビは潰しても大丈夫？

ニキビが気になり潰したくなる方も多いですが、ニキビ薬やニキビパッチを使用する場合でも絶対に潰さないようにしてください。

赤みのあるニキビは炎症を起こしており皮脂と膿をしっかり出す必要がありますが、指で潰すと膿が中途半端に残ってさらに炎症が広がってしまう可能性があります。

また、毛穴の中で膿や皮脂が破裂すると周りの皮膚組織が傷ついてニキビ跡が残ってしまう可能性があるため、自分で潰そうとせずに必ず専門医に相談するようにしましょう。

ニキビ薬やニキビケアに関連した質問②：ニキビケアを始めたらどれぐらいで治る？

専門の皮膚科で治療を受ける場合は継続して塗り薬を使用する治療方法が一般的で、改善が見られるまでには約3ヶ月ほど掛かると考えられます。

ニキビの原因となる毛穴のつまり(コメド)を改善するコメド治療薬や、赤みや痛みの原因となるアクネ菌の増加を防ぐ抗菌薬を塗り続けることで、次第に症状が落ち着いていくでしょう。

ニキビが赤色や黄色になるほど深刻化すれば治療にも時間が掛かってしまうので、ニキビの予兆に気付いたらなるべく早めに皮膚科を受診するのがおすすめです。

ニキビ薬やニキビケアに関連した質問③：ニキビによく効く飲み薬はある？

皮膚科を受診した場合は、主に抗生物質を処方されることが多いでしょう。

市販薬では、炎症に効くとされる荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)や、膿を取り除くとされる十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)などの漢方薬にも効果が期待できます。

ビタミンB2やB6を含むビタミン薬もニキビ改善の効果が期待できると言われていますが、確実に早くニキビを直したい場合は皮膚科を受診して処方箋を使用することをおすすめします。

ニキビ薬やニキビケアに関連した質問④：妊娠中・授乳中でもニキビ薬を使える？

メーカーは妊娠中や授乳中でもニキビ薬を使えると解答していますが、なるべく使用しないほうが良いでしょう。

一部の軟膏などには子宮を収縮させる作用があると言われており、妊娠時期によっては思いがけないトラブルや事故に繋がる恐れがあります。

妊娠中や授乳中の方は市販薬を購入するのではなく、なるべく皮膚科を受診して、体調と相談しながら自分の状態にあった治療を受けるようにしてください。

コンビニでニキビ薬・ニキビパッチは売ってる？ニキビ隠しアイテムやニキビケア・ニキビ予防の方法まとめ

この記事ではコンビニにおけるニキビ薬やニキビパッチの販売状況のほか、ニキビ隠しにおすすめのアイテムと具体的なニキビケアの方法をまとめてご紹介しました。

残念ながらニキビ薬やニキビパッチはコンビニでは販売されていないので、お困りの方はドンキホーテやドラッグストアといった別の販売店を確認してみてください。

ニキビは段階ごとに適切なニキビケアが必要になりますが、赤ニキビや黄ニキビはかなり症状が進んでいる状態なので、見つけたら早めの皮膚科の受診をおすすめします。