「コンビニバイトに挑戦してみたいけど、どのコンビニがきつい・働きやすいのかを知りたい」という方は多いのではないでしょうか。
コンビニバイトの時給が同じだとしたら、きついコンビニよりも働きやすくて楽なコンビニが良いですよね。
そこで今回の記事では、コンビニバイトを考えている方に向けてコンビニ各社をきつい順にランキング形式で紹介していきます。
働こうとしているコンビニがきついかどうかを見分けるポイントや実際の業務内容も解説していますので、コンビニバイトに興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
コンビニバイトはどこが楽?コンビニバイトきつい順ランキングを解説!
これから働くコンビニを選ぶにあたり、コンビニバイトはどこが楽なのかを事前に把握しておきたいですよね。
まずはコンビニバイトのきつい順ランキングを解説していきますので、コンビニでのアルバイトを考えている方はぜひ参考にしてみてください!
コンビニバイトきつい順ランキング | ||
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順位 | コンビニ名 | きつい理由 |
1位 | セブンイレブン | デリバリーサービスがきつい |
2位 | ローソン | デリバリーサービスがきつい |
3位 | ミニストップ | 店内厨房の清掃がきつい |
4位 | ファミリーマート | 通常業務以外の仕事が少ない |
コンビニバイトきつい順ランキングのアンケート概要
今回、以下の要項で「コンビニでのアルバイトがきついと感じたか楽だと感じたか」という内容のアンケート調査をWEB上で実施しました。
コンビニバイトきつい順ランキングのアンケート概要 | |
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アンケート期間 | 2022年3月22日~3月31日(約1週間) |
調査対象者 | コンビニ4社いずれかのアルバイト経験のある方 |
有効回答数 | 40(各コンビニ10名ずつ) |
男女比 | ・男性…16名 ・女性…24名 |
年代 | ・10代…6名 ・20代…8名 ・30代…12名 ・40代…7名 ・50代…5名 ・60代…2名 |
対象となるのはセブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップのコンビニ4社でアルバイトを過去にしていた方・現在も働いている方の各10名ずつで、仕事の内容やきついと感じたポイントなどの項目への回答を頂きました。
ここからは、実際に各コンビニで働いていた方のコメントも含めて、アルバイトの仕事内容がきついコンビニについて詳しく解説していきます!
コンビニバイトきつい順ランキング1位:セブンイレブン
セブンイレブンのアルバイト経験者からの評価 | |||
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仕事が楽 | 業務量の多さ | 勉強になる | 規則の厳しさ |
コンビニバイトきつい順ランキングの1位は「セブンイレブン」です。
セブンイレブンでは取り扱っている商品数も多く、さらにお客さんの自宅まで商品を運ぶデリバリーサービスを開始したので、コンビニバイトのきつい順で1位となってしまいました。
デリバリーを担当するにあたり、例えば地図を見ることが不得意な方や、原付の運転に苦手意識がある方はきついと感じやすいのではないでしょうか。
しかし研修制度はしっかりしているので、きっちりとマニュアルに従わなければいけないという点でもきついかもしれませんが、業務自体は慣れれば快適にこなせるようになります。
セブンイレブンでバイトしていた人の口コミ・感想
雨の日はレインコート着て乗ってたから精神的にきつい。
今はバイト辞めてるけど。デリバリー嫌だったら他のコンビニにした方がいいです。
声出しとかも抵抗はありませんでしたが、物量的な忙しさはどうにもなりませんね。
気になった点としては、恵方巻など予約時に目標達成の為に買わされる点がちょっと大変ですね…。社員ならまだしも、パートやアルバイトの方に強制するのってどうなんでしょうか。シーズン毎だときついと漏らしているパートさんも居ましたよ。
ただ、マニュアルはしっかりしているので勉強にはなりました。
一長一短なのでどこが楽とは言えないけど、オーナー店舗は大変かもです!
コンビニバイトきつい順ランキング2位:ローソン
ローソンのアルバイト経験者からの評価 | |||
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仕事が楽 | 業務量の多さ | 勉強になる | 規則の厳しさ |
セブンイレブンの次にコンビニバイトがきついコンビニは「ローソン」です。
ローソンもセブンイレブンと同じくお客さんへのデリバリーサービスに対応しているため、きつい順で上位にランクインしています。
ローソンではチケットの予約が行える「Loppi」というマルチメディア端末を導入しており、基本的にはお客さんが操作しますが、Loppiの操作が分からない方がいた時のために操作方法を覚えておく必要があるでしょう。
また、アイスカフェラテなどはお客さんではなく店員が作るので、レジの合間にドリンクを作るなど、臨機応変な対応を求められるのもローソンの特徴です。
ローソンでバイトしていた人の口コミ・感想
ただ、ローソンにはローチケというチケット発券システムがあることから、混み合う時間帯にローチケの発券が来ると大変でしたね。
深夜だから働きやすいって思ってたけど全然大変だった。
注文きてからすぐオーダー内容の商品をかき集めるんですが、時間帯によってはレジも渋滞するからどっちも回らない…。
配達員の人が見つからないこともあってお客さんに迷惑をかけるから無くしてほしいです!
コンビニバイトきつい順ランキング3位:ミニストップ
ミニストップのアルバイト経験者からの評価 | |||
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仕事が楽 | 業務量の多さ | 勉強になる | 規則の厳しさ |
コンビニバイトきつい順ランキング3位の「ミニストップ」はファストフードの店内調理とイートインスペースが特徴のコンビニチェーンなので、お昼や夕方に混みやすくなるのが特徴です。
混雑時にはファストフードの調理業務が増え、定期的にイートインスペースの清掃も行います。
さらにミニストップはソフトクリームなどスイーツも人気なので、ソフトクリームの作り方なども習得する必要があるでしょう。
ファストフードとコンビニの融合が特徴のミニストップは、ランチタイムの忙しさはトップクラスですがそれ以外の業務量は他社よりも少ないため、コンビニバイトのきつい順第3位となりました。
ミニストップでバイトしていた人の口コミ・感想
レジ打ちとかは仕方ないかなって思うけど、ソフトクリーム作るのがとにかく大変。失敗したら当然のごとくやり直しなのできついです…。
でも、それ以外は働きやすいと思いました。ソフトも慣れたら大変じゃないし、迷ってる人は応募してもいいと思う。
油を落とすのがまあ大変なので、気になる人はきついかも。
決済ボタンの押し間違えなどでレジでもたつくとお客さんがピリピリし始めるので大変です。
コンビニバイトきつい順ランキング4位:ファミリーマート
ファミリーマートのアルバイト経験者からの評価 | |||
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仕事が楽 | 業務量の多さ | 勉強になる | 規則の厳しさ |
今回紹介するコンビニの中で最もきつくないのは「ファミリーマート」となります。
理由は、ファミリーマートはセブンやローソンのようなデリバリーサービスに対応しておらず、ミニストップほど店内調理が忙しくないからです。
現時点でファミマがデリバリーサービスを始める話も出ていませんので、悪天候のなか商品を運ぶようなきつい思いをすることはないでしょう。
また、店内調理も普通の業務量ですし、きつさという点において他社よりも特徴が少ないのが魅力的ですね。
ファミリーマートでバイトしていた人の口コミ・感想
仕事で特に大変と感じたことはありません。
他のコンビニとくらべて変わった仕事内容もないので働きやすいとは思います。
シフトに入る人やオーナー次第ではきついと感じるかも?
やりがいを求める人には向かないけど、バイトする分には大変さはないと思う。
逆に昼勤務は人気が高いので入りたい人は競争率が大変だと思います。
自分が行ってたファミマの店舗はオーナーが理解のある人だったから働きやすいと思いました。
【結論】バイトするコンビニがどこがいいか悩んでいる方はファミリーマートがおすすめ!
ランキングを総括すると、コンビニのバイト先に悩んでいる方にはファミリーマートをおすすめします。
ファミリーマートであればセブンやローソンのようなデリバリーサービスがなく、業務量が比較的落ちついています。
さらに、店内調理も複雑な手順が必要な商品がないことから、手先の器用さに自信がない方でも問題ありません。
「デリバリーで外に駆り出されることなく、店内業務に集中したい」という方にぴったりではないでしょうか?
コンビニバイトがきついか働きやすいかを見分ける3つのポイント
店舗によって業務量や忙しさは異なりますが、ある程度事前に見分けることが可能です。
ここからはコンビニバイトのきつさや働きやすさを事前に見分ける3つのポイントを解説します。
- 店内調理の種類や量が多い
- デリバリーサービスを実施している
- コンビニの立地によっては仕事量が多い
きついコンビニバイトの特徴①:店内調理の種類や量が多い
コンビニバイトがきついかどうかは、店内で任される作業量によって大きく左右されます。
ホットスナックなど店内調理の種類が多いコンビニは、そうでないコンビニと比べて作業がきついと感じやすいでしょう。
たとえばファストフード店の要素もあるミニストップでは店内調理の回数も多く、特にお昼時や学生が学校から帰ってくる時間にホットスナックやデザートが売れるために忙しくなりがちです。
しかし商品は既に調理済みで基本的には温めたり揚げたりするだけなので、業務内容自体はそこまで複雑なものではありません。
きついコンビニバイトの特徴②:デリバリーサービスを実施している
セブンイレブンやローソンではデリバリーサービスを実施しているため、他のコンビニと比べて肉体的にも精神的にもきつい場合があります。
各店舗が対応する配達エリアはそこまで広くありませんが、「デリバリーをする日が悪天候だと精神・肉体的にかなり辛い」という可能性も考えられます。
デリバリーを頼む方は「天気が悪くて外に出たくないから配達してほしい」と考えているので、残念ながら悪天候であるほどデリバリー依頼が多くなってしまうでしょう。
ただし、全ての店舗でデリバリーをしているわけではないので、不安な方はバイトの面接時にデリバリーサービスが業務に含まれているか質問してみてくださいね。
きついコンビニバイトの特徴③:コンビニの立地によっては仕事量が多い
コンビニは立地によってはお客さんの数が多く、その分業務量も多くなるのでかなり忙しくなることが予想されます。
例えばオフィス街であれば、平日の朝やお昼に会社勤めでかなりの人数のお客さんが来店するので、業務量も比例して増加してしまうでしょう。
逆に住宅街であれば、お休みのお客さんが多いので土・日・祝日の来店が多くなるなど、立地と曜日によって仕事量が多くなります。
バイトに応募する前に忙しくなりそうな時間帯をチェックしたり、ピークの時間帯や曜日を避けてシフトを出すといった工夫が必要です。
コンビニバイトはきつい?働きやすい?コンビニの7つの仕事内容を解説
コンビニバイトがきついのかどうかは、そのコンビニで担当する仕事内容と業務量によって異なります。
最後に、コンビニバイトのきつさや働きやすさを左右する7つの仕事内容を確認していきましょう。
- レジ打ち
- 入荷した商品の品出し・陳列
- 商品の発注
- ホットスナックなどの調理
- 店舗やトイレの清掃
- 公共料金の支払いやチケットの発券
- 宅配便やフリマアプリの発送対応
コンビニバイトの仕事内容①:レジ打ち
コンビニのレジ打ちはスーパーと異なり、公共料金支払いの手続きやホットスナックの包装など、作業内容は多岐にわたります。
- 商品の会計
- ホットスナックの調理・包装
- 宅配便・メール便の受付
- 収入印紙・切手販売
- タバコ販売
- チケット発券
タバコは番号が割り振られていますが、種類が多いので何番がどの位置にあるかをある程度頭の中に入れておくとスムーズです。
コンビニのレジ仕事を一覧にまとめると意外と業務量が多いことがわかりますが、作業内容そのものはマニュアルを覚えて慣れてしまえば問題ありません。
レジ打ちはどのコンビニチェーンでも必ず行う業務なので、優先的に覚える仕事といえるでしょう。
コンビニバイトの仕事内容②:入荷した商品の品出し・陳列
入荷した商品の品出しや陳列も、コンビニバイトの重要な仕事のひとつです。
お客さんが商品を手に取りやすくするために奥にある商品を手前に並べ直したり、数が少なくなっている商品があれば定期的に充填する必要があります。
特にオフィス街のコンビニなどはおにぎりやサンドイッチ、お弁当などの売れ行きが良く商品が大量に入荷されるので、管理が大変になるでしょう。
食べ物は軽いものが多いですが、飲み物は缶やペットボトルが入ったダンボールは重いので、足元に落としたりしないよう注意してください。
コンビニバイトの仕事内容③:商品の発注
アルバイトとして働いて経験を積み、スタッフとして信頼されるようになるとオーナーから商品の発注を任されることもあります。
発注業務は商品の売れ行きを確認・予想しながら、臨機応変に判断してお店に不足している商品を発注しなくてはなりません。
商品の入荷が多すぎると売れ残ってお店の負担になり、少なすぎてもいけないので、どの商品がどれくらい売れているのかをある程度つかんでおく必要があるでしょう。
そのため、商品の発注作業はコンビニバイトでの業務経験が必要な難易度の高い仕事です。
コンビニバイトの仕事内容④:ホットスナックなどの調理
コンビニバイトではレジ会計などをしながら、お客さんがいない間にホットスナックの調理を同時並行で行います。
おでん、肉まん、唐揚げ、焼き鳥とホットスナックの種類はさまざまですが、基本的には商品を温めたり揚げたりするだけなので、そこまで難しい仕事ではありません。
また、お惣菜に力を入れているコンビニであれば調理する回数も多くなるので、かなり忙しくなりがちですね。
コンビニバイトの仕事内容⑤:店舗やトイレの清掃
衛生面はお客さんからのクレームが入りやすいので、店舗やトイレの清掃もコンビニバイトの重要な仕事です。
定期的にトイレの清掃・ゴミ回収したり、雨の日は頻繁にモップで拭き掃除を行わなくてはなりません。
また、コンビニにゴミを持ち込んだり、トイレだけ利用するお客さんも多いので、清掃やゴミ回収などは頻繁に行う業務の1つと言えるでしょう。
コンビニバイトの仕事内容⑥:公共料金の支払いやチケットの発券
コンビニバイトでは公共料金の支払や各種チケットの発券業務などの重要な仕事も任されます。
公共料金では電気・水道・ガス代のほか、インターネットの使用料金や携帯料金の支払いなど、お客さんから持ち込まれる払込用紙の種類は幅広いです。
払込用紙のバーコードを読み取ったあと料金を受け取り収納印を押しますが、払込用紙の様式はそれぞれ微妙に異なるので、押し間違いがないよう注意しなければなりません。
チケットの発券はコンビニの端末でお客さんが自ら操作することが多いですが、機械が苦手なお客さんがいた時は教えてあげる必要があるので、端末の操作方法を覚えておく必要もあるでしょう。
コンビニバイトの仕事内容⑦:宅配便やフリマアプリの発送対応
コンビニによっては宅配便やフリマアプリの荷物の発送に対応しているので、一連の流れを覚える必要があります。
お客さんが持参した荷物のサイズを計測して、宛先など送り状の内容に問題がないことを確認したら、配送料の会計後にお客様用の控えを渡して完了です。
また、宅配業者の方が来たら、お客さんからお預かりした宅配便やフリマアプリで出品した商品を引き渡すまでがコンビニバイトの仕事となります。
もし、複数の荷物を預かって宛先を間違えたりするとトラブルになるため、マニュアルに従ってミスなく手続きを完了させましょう。
【まとめ】コンビニバイトはどこがいい?きつい順コンビニランキングを大発表!
今回の記事ではコンビニバイトはどこがいいのかがよく分かる、コンビニバイトのきつい順ランキングを紹介しました。
コンビニのきつい順でトップになっているセブンイレブンと2位のローソンは、どちらもデリバリーサービスに対応しているという共通点があります。
もし、デリバリーサービスの担当になるのが不安だという方は、コンビニバイトの面接時にオーナーにしっかりと確認しておくようにしましょう。
また、業務内容自体はどのコンビニでもしっかりとしたマニュアルがあり、慣れれば誰でもこなせますので、興味のあるコンビニへ応募してみてはいかがでしょうか?