街を歩けばいくつも見かけるコンビニですが、場所によってはとても広かったり、逆にすごく狭い店舗があったりしますよね。
普段は見かけないような、珍しいサイズ感のコンビニを見つけるとテンションが上がるという方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、日本一大きいコンビニやイートインが広いコンビニ、狭い・小さいコンビニについて解説していきます。
旅行などの際に記念に立ち寄りたくなるような個性的なコンビニをまとめてご紹介しているので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください!
目次
日本一大きいコンビニは三重県にある「ローソン志摩磯部店」
三重県にある「ローソン志摩磯部店」は、日本一大きいコンビニだと言われています。
まずは、ローソン磯部店の店舗や駐車場の広さといった情報のほかに、日本一大きいコンビニが誕生した背景を確認していきましょう。
日本一大きいコンビニ「ローソン志摩磯部店」の広さを解説
日本一大きいコンビニの「ローソン志摩磯部店」は、三重県の志摩市磯部町迫間にあります。
駐車場が約3,500平方メートルで約30台の車が停められる広さとなっており、建物自体の広さは1,100平方メートルとコンビニとしては規格外の大きさです。
通常のコンビニが約200平方メートルであることを考えると5倍近くの広さがあることになるので、かなりの広さであることが分かるのではないでしょうか。
しかし、実際にローソンとして使われている店舗スペースは約半分と予想されるため、中に入った印象は普通のローソンとそこまで変わりがなく、そのギャップも含めて面白いコンビニと言えますね。
【特徴】「ローソン志摩磯部店」は買い物難民を救うためにスーパーの跡地にオープン
「ローソン志摩磯部店」は以前はスーパーの店舗だったのですが、スーパーの撤退によって買い物が不便になった地元住民の声に応える形でオープンしたという経緯があります。
来店する年齢層が高めであることを踏まえて、野菜や生鮮食品などスーパーに近い品揃えとなっていることが特徴的ですね。
とくに年配の方は車で遠方まで買い物に行くのは負担が大きいため、近場のローソンで生活に必要な買い物ができることに喜びの声が多く寄せられています。
日本一広いコンビニイートインスペースがあるのは北海道の「セブンイレブンニセコ店」
北海道の「セブンイレブンニセコ店」は、日本一広いイートインスペースがあるコンビニとなっており、利用客の憩いの場として利用されています。
ここでは、セブンイレブンニセコ店のイートインスペースの広さについて詳しく解説していきます。
「セブンイレブンニセコ店」の日本一広いイートインスペースの広さを解説
日本一広いイートインスペースがある「セブンイレブンニセコ店」は、北海道の虻田郡ニセコ町曽我にあります。
約66平方メートルの広いイートインスペースを含めると全体で330平方メートルの店舗面積となり、標準的な店舗面積の約200平方メートルと比較しても約1.6倍とかなりの広さであることがわかりますね。
セブンイレブンニセコ店のイートインスペースにはレストランのようなテーブル席が用意されているので、カップルやご家族連れでゆったりとした時間を楽しむことができますよ。
【特徴】セブンイレブンニセコ店の広いイートインスペースはスキー客に人気
セブンイレブンニセコ店のイートインスペースは、スキー客が行き帰りの時間を過ごす場所として人気があります。
ニセコ東山スキー場から少し遠いJRニセコ駅近くにあるセブンイレブンニセコ店ですが、海外から訪れたスキー客や地元客の憩いの場としても賑わっているようです。
冬場に落ち着いた広い空間で身体を温めることができるイートインスペースの存在は、かなり貴重ですよね。
ニセコ東山スキー場へ行く予定のある方は、ぜひセブンイレブンニセコ店の日本一広いイートインスペースを利用してみてはいかがでしょうか?
日本一広い店舗面積のコンビニは東京都の「セブンイレブン片柳学園店」
東京都にあるセブンイレブン片柳学園店は、日本一広い店舗面積を誇るコンビニです。
ここでは、セブンイレブン片柳学園店の店舗情報や面積の詳細について解説していきますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
「セブンイレブン片柳学園店」のどこよりも広い店舗面積を解説
日本一広いコンビニである「セブンイレブン片柳学園店」は、東京都八王子市片倉町にあります。
東京工科大学のキャンパスライフをを支える存在である「FOODS FOO」には、書店や飲食店のほかにネットカフェなどがあり、その1階にセブンイレブンの店舗があります。
片柳学園店の店舗面積は365平方メートルと一般的なセブンイレブンの店舗と比較してかなり広めの空間になっており、多くの学生が殺到したとしても買い物に対応できる環境になっていることが特徴的ですね。
【特徴】セブンイレブン片柳学園店は約1万人が通う東京工科大学内に立地
セブンイレブン片柳学園店は、約1万人が通う東京工科大学内に立地していることが大きな特徴となっています。
その理由としては、東京工科大学の多くの学生が来店しても快適に買い物ができるように、広い店舗スペースが設けられたと考えられるでしょう。
ただし、他のコンビニと違い学校内にあるセブンイレブンなので、一般の方が入りにくい点は少々残念ですね。
これから東京工科大学へ入学しようと考えている方は、オープンキャンパスなどのタイミングで日本一広いコンビニの店舗もあわせて確認してみてくださいね。
日本一小さいコンビニは神奈川県にある「セブンイレブン横浜六浦駅南店」
ここまで広い・大きいコンビニをご紹介してきましたが、逆に日本一小さいコンビニは神奈川県にある「セブンイレブン横浜六浦駅南店」となっています。
次に、セブンイレブン横浜六浦店の具体的な広さや日本一小さいコンビニができた理由について詳しく解説します。
「セブンイレブン横浜六浦駅南店」の広さを解説
日本一小さいコンビニである「セブンイレブン横浜六浦駅南店」は、神奈川県横浜市金沢区六浦南2丁目にあります。
敷地面積は約10平方メートルで、商業施設に設置されているような少し大きめのエレベーターくらいの広さしかありません。
そこまで小さい店舗のコンビニがどうやって運営されているのかが気になるかと思いますが、実はこのコンビニは同じエリア内で2つの建物に分離して営業している店舗になっています。
セブンイレブン横浜六浦駅南店の10平方メートルの店舗にはATMとコピー機しか置かれていないので、この部分が「日本で一小さいセブンイレブン」と称されているということですね。
【特徴】セブンイレブン横浜六浦駅南店にはATMとコピー機しかない
10平方メートルの日本一狭いセブンイレブンにはATMとコピー機しか置かれていませんが、同じエリアで2つの建物に分かれて営業しているので、飲食物はすぐ隣のセブンイレブンで購入することができます。
スペースを有効利用するためにこの珍しい構造になったということですが、なかなか見られる光景ではないことから一時期はSNSでも大きな話題になりました。
数あるコンビニの中でもATMとコピー機だけの店舗があるセブンイレブンはここだけなので、機会があればぜひ立ち寄ってみてくださいね。
日本一狭いコンビニは大阪府にある「ファミマ近鉄鶴橋駅1番ホーム東店」
日本一狭いコンビニは、大阪府にある「ファミマ近鉄鶴橋駅1番ホーム東店」です。
次に、ファミマ近鉄鶴橋駅1番ホーム東店の広さや特徴についても確認していきましょう。
「ファミマ近鉄鶴橋駅1番ホーム東店」の広さを解説
日本一狭いコンビニである「ファミマ近鉄鶴橋駅1番ホーム東店」は大阪府大阪市生野区にあり、近鉄鶴橋駅の1番ホームの中に建てられています。
広さは何と4.07平方メートルとなっており、そんな狭いコンビニにどうやって入るのかが気になる方も多いのではないでしょうか。
ファミマ近鉄鶴橋駅1番ホーム東店はいわば駅の購買にファミリーマートの看板がついているような形となっており、箱の中に店員さんがいてその周りをぐるっと食べ物や飲み物で陳列している状態で運営されています。
【特徴】日本一狭いコンビニでも品ぞろえは充実している
日本一狭いコンビニの品揃えが充実しているのかどうかも気になるところですが、品揃えはしっかり充実しています。
日本で一番狭いコンビニでありながら、電車の中で食べるおにぎりやサンドイッチ、飲み物や雑誌など品揃えは充実していますよ。
近鉄鶴橋駅の1番ホームに「日本で一番小さなファミリーマート」と看板が出ているので、旅行などで機会があれば記念に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
日本に半地下のコンビニがあるって本当?
普通は地上に出店されているコンビニですが、日本で1店舗だけ半地下のコンビニがあることをご存知でしょうか。
最後に、日本唯一の半地下コンビニである「セブンイレブン新潟花園1丁目店」の特徴を解説します。
日本で唯一の半地下コンビニは新潟県にある「セブンイレブン新潟花園1丁目店」
日本で唯一と言われる半地下のコンビニがあるのは、新潟県の「セブンイレブン新潟花園1丁目店」です。
現地に行ってそのコンビニを外から見ると一般的なコンビニの半分ほどの高さとなっており、初めてこのコンビニを見た方の多くがどうやって入るのか、天井が低いのではないかと不思議に思うことでしょう。
いわば店舗の下半分が地面に埋まっているような外観となっているため、他にはない珍しい外観がSNSなどでも話題となっていました。
【特徴】コンビニの入り口は地下にあるため天井が低い訳ではない
「セブンイレブン新潟花園1丁目店」は、普通のコンビニの下半分が地下に沈んでいるような外観となっており、コンビニの入り口はなんと地下にあります。
外観はお店の下半分が沈んでいるような見た目ですが、簡単に言えば地下1階にあるセブンイレブンということですね。
ですので外観からイメージされるような天井の低さではなく、店内の空間や天井の高さは一般的なセブンイレブンと変わりません。
とはいえ、半地下にコンビニがある不思議な外観はセブンイレブン新潟花園1丁目店でしか楽しめないので、近くに訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください!
日本一大きい・広い・小さい・狭い・半地下のコンビニまとめ
今回の記事では、日本一大きい・広い・小さい・狭い・半地下といった特徴的なコンビニをまとめて解説しました。
過去にSNSなどで話題になったコンビニもご紹介したので、既にご存知のコンビニもいくつかあったのではないでしょうか?
それぞれ日本に1店舗ずつしかないコンビニとなっていますので、旅行などで近くを訪れた際はぜひ立ち寄ってその珍しさを体感してみてくださいね。