JT(日本たばこ産業)からプルームXの新型「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」が新発売されましたが、旧型とはどのような違いがあるのでしょうか。
結論から言うと、プルームXアドバンスドは自動加熱機能の搭載や新加熱技術による吸いごたえアップのほか、様々な改良が加わった新型モデルになっています!
本記事では、プルームXアドバンスドとプルームXの違いを細かく比較すると共に、両モデルの共通点についても解説するので参考にしてみてください。
目次
- 1 「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」の違い・共通点一覧
- 2 【違い】新型「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」を比較
- 2.1 新型と旧型の違い①:スターターキットの値段
- 2.2 新型と旧型の違い②:加熱温度が約295℃から約320℃にアップ
- 2.3 新型と旧型の違い③:自動加熱機能を新搭載
- 2.4 新型と旧型の違い④:充電時間が約140分から約90分に短縮
- 2.5 新型と旧型の違い⑤:充電ケーブルがリニューアル
- 2.6 新型と旧型の違い⑥:スライドカバー部分のデザインを改善
- 2.7 新型と旧型の違い⑦:デバイスロックが本体でも操作可能に
- 2.8 新型と旧型の違い⑧:本体カラーのバリエーションが変更
- 2.9 新型と旧型の違い⑨:スターターキットにACアダプターが同梱
- 2.10 新型と旧型の違い⑩:本体のブランドロゴがエンボス加工に
- 3 【共通点】新型「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」を比較
- 4 新型「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」はどっちを買えば良い?
- 5 「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」の徹底比較まとめ
「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」の違い・共通点一覧
最初に、新型「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と旧型「プルームX」の違いや共通点について簡単に確認しておきましょう。
プルームXアドバンスドとプルームXの基本スペックを比較すると以下の通りで、共通する部分もありつつ様々な進化によりいくつか違いも生まれていることが分かります。
両デバイスの具体的な違いや共通点については、次の章から1点ずつ細かく比較して解説していきます。
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
値段(税込) | 1,980円 | 980円 |
喫煙時間 (1本あたり) |
約5分 | |
喫煙回数 | 無制限 | |
加熱開始方法 | 自動加熱 (タバコスティックセットのみ) |
ボタンエリアを1秒以上長押し |
加熱技術 | POWER HEATFLOW | HEATFLOW |
加熱温度 | 約320℃ | 約295℃ |
加熱時間 | 約25秒 | |
充電時間 (フル充電) |
約90分 | 約140分 |
サイズ | 約44mm×約89mm×約24mm | 約43.5mm×約88.5mm×約24mm |
重量 | 約95g |
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
値段 (税込) |
1,980円 | 980円 |
喫煙時間 (1本) |
約5分 | |
喫煙回数 | 無制限 | |
加熱開始方法 | 自動加熱 (タバコスティックセットのみ) |
ボタンエリアを1秒以上長押し |
加熱技術 | POWER HEATFLOW | HEATFLOW |
加熱温度 | 約320℃ | 約295℃ |
加熱時間 | 約25秒 | |
充電時間 (満充電) |
約90分 | 約140分 |
サイズ | 約44mm× 約89mm× 約24mm |
約43.5mm×約88.5mm×約24mm |
重量 | 約95g |
【違い】新型「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」を比較
まずは「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「プルームX」の違いにフォーカスして、2つのデバイスを比較していきましょう。
2つのデバイスを比較して分かった主な違いは以下の通りで、値段はもちろんのこと加熱温度アップや自動加熱機能の搭載など多くの点に違いが生まれています。
新型と旧型の違い①:スターターキットの値段
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
値段 (税込) |
1,980円 | 980円 |
スターターキットの値段を比較してみると、旧型のプルームXが980円(税込)であるのに対して、新型のプルームXアドバンスドは1,980円(税込)となっています。
一見すると値上げしたように思えますが、プルームXアドバンスドの発売に伴ってプルームXが1,980円(税込)から980円(税込)に値下げされたというのが実際のところです。
つまりは値下げ前の旧型と同じ値段でプルームXが買えることになるので、様々なスペックが向上したことを加味するとかなりお得な値段だと言えます。
新型と旧型の違い②:加熱温度が約295℃から約320℃にアップ
プルームXアドバンスドは専用に開発された加熱技術「POWER HEATFLOW」を採用しているので、加熱温度および吸いごたえが大きく向上しています。
具体的に加熱温度を比較すると以下の通りで、プルームXが約295℃であったのに対しプルームXアドバンスドは約320℃と大幅にアップしました。
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
加熱技術 | POWER HEATFLOW | HEATFLOW |
加熱温度 | 約320℃ | 約295℃ |
加熱式タバコは加熱温度が高まるほど蒸気量が増して吸いごたえも強くなるので、プルームXアドバンスドをゲットしたら是非吸いごたえも比較してみてください!
新型と旧型の違い③:自動加熱機能を新搭載
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
加熱開始方法 | 自動加熱 (タバコスティックセットのみ) |
ボタンエリアを1秒以上長押し |
プルームXアドバンスドはプルームXには無かった「自動加熱機能」を新搭載しているので、使い勝手を比較しても大きな進化を感じられるでしょう。
プルームXのようにボタンエリアを押す必要が無くなり、タバコスティックをセットすれば自動で加熱が始まるので、よりスムーズな喫煙が可能になりました。
ボタンエリアの押下は説明書を読まないと分かりにくい部分もあったので、地味な違いながらユーザーライクで便利な変更点だと言えます。
新型と旧型の違い④:充電時間が約140分から約90分に短縮
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
充電時間 | 約90分 | 約150分 |
プルームXアドバンスドとプルームXを比較した場合に最も目立つ違いとして、充電時間の大幅な短縮が挙げられます。
プルームXはフル充電までの時間が約140分と長いことが大きな弱点でしたが、プルームXアドバンスドは約90分でフル充電が可能になりました。
充電時間が約50分も短縮されれば再使用までの時間が短くなりたくさん使えるので、数ある違いの中でも最も大きな進化でしょう。
新型と旧型の違い⑤:充電ケーブルがリニューアル
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
充電 ケーブル |
USB-C to USB-C | USB-A to USB-C |
プルームXアドバンスドとプルームXの充電ケーブルを比較してみると、プルームXがUSB-A to USB-Cであったのに対し、プルームXアドバンスドはUSB-C to USB-Cになっています。
最近はあらゆる電子機器がUSB-Cに対応してきているので、時代の最先端に合わせた変更点だと言えるでしょう。
ただし、充電に使用する電源やアダプターがUSB-Aの場合は、別途USBケーブルの購入が必要になりますので注意してください。
新型と旧型の違い⑥:スライドカバー部分のデザインを改善
公式サイトにも特に記載が無いのでスライドカバーは変更無しかと思われましたが、細かく比較してみるとタバコスティック挿入口の出っ張りが無くなっています。
従来のプルームXシリーズは使い込んでいくうちにスライドカバーが消耗し、外れたり開閉しにくくなるといった難点がありましたが、出っ張りが無くなったことで消耗が軽減されるでしょう。
新型と旧型の違い⑦:デバイスロックが本体でも操作可能に
プルームXシリーズのデバイスには非喫煙時の誤作動を防止する為に、加熱や操作を制限することができる「デバイスロック機能」が備わっています。
スマホ等からBluetooth接続をしないとデバイスロックできなかったプルームXと違い、プルームXアドバンスドは本体の操作でもデバイスロックが可能になりました。
デバイスロックはバッグの中などでの誤作動を防ぐ重要な機能なので、手元にスマホが無くてもデバイスロックが可能になったのは大きなメリットでしょう。
新型と旧型の違い⑧:本体カラーのバリエーションが変更
比較 項目 |
プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
本体 カラー |
・シルバー ・ブラック |
・シルバー ・スレートグレー |
定番カラー2色のうち「シルバー」は共通ですが、もう1色がプルームXは「スレートグレー」であったのに対して、プルームXアドバンスドは「ブラック」に変更されています。
実際に並べて比較してみないと違いが分かりにくいところですが、プルームXアドバンスド「ブラック」の方がより漆黒に近い黒色で高級感がある印象です。
プルームX「スレートグレー」の方が好みだったという方でも、フロントパネルを付け替えれば好みの色にカスタマイズできるので心配要りません。
新型と旧型の違い⑨:スターターキットにACアダプターが同梱
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
同梱品 | ・プルームXアドバンスド本体 ・ACアダプター ・USBケーブル ・クリーニングスティック |
・プルームX本体 ・USBケーブル ・クリーニングスティック |
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
同梱品 | ・プルームXアドバンスド本体 ・ACアダプター ・USBケーブル ・クリーニングスティック |
・プルームX本体 ・USBケーブル ・クリーニングスティック |
実はスターターキットの違いは値段だけではなく、プルームXアドバンスドのスターターキットにはACアダプターが付属するようになりました。
プルームXのスターターキットだと別途ACアダプターを用意する必要があったので、利便性の面でも値段の面でも非常に嬉しい変更点です。
ACアダプター自体も以前から販売されていた純正アダプターとは違い最新型になっており、5V-3A(15W)の高出力で充電時間の短縮に大きく貢献しています。
新型と旧型の違い⑩:本体のブランドロゴがエンボス加工に
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
本体ロゴ | エンボス加工 | 刻印 |
他の変更点に比べると比較的些細な違いになりますが、本体にあるブランドロゴもプルームXとプルームXアドバンスドで微妙に異なっています。
プルームXは本体にロゴが刻印されていましたが、プルームXアドバンスドのロゴはエンボス加工になっており、より滑らかな印象を受けるデザインになりました。
基本的な本体デザインに変更が無くとも、このように細部に目を向けていくと見えてくる違いがあるのも、新型デバイスならではの楽しみでしょう。
【共通点】新型「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」を比較
「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「プルームX」の違いを解説してきましたが、2つのデバイスはあくまで同じプルームXシリーズなので実は共通点も多くあります。
2つのデバイスを比較して分かった共通点は以下の通りで、喫煙時間や加熱の待ち時間が据え置きとなっているほか、タバコスティックや販売店はプルームXと共通です。
新型と旧型の共通点①:喫煙時間
タバコスティック1本あたりの喫煙時間は、プルームXとプルームXアドバンスドいずれも5分間で共通です。
パフ数が無制限であるという点も両デバイスで共通しているので、プルームXアドバンスドでも5分間はパフ数を気にせず喫煙を楽しむことができます。
新型と旧型の共通点②:加熱待ち時間
加熱が完了するまでの待ち時間もプルームXとプルームXアドバンスドは共通しており、両デバイスともに約25秒で加熱が完了します。
時間短縮こそされていませんが約25秒でも十分スピーディーですし、自動加熱機能の新搭載もあって総合的に喫煙開始まではスムーズになっているでしょう。
新型と旧型の共通点③:デバイスのサイズ・重量
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
サイズ | 約44mm×約89mm×約24mm | 約43.5mm×約88.5mm×約24mm |
重量 | 約95g | 約95g |
比較項目 | プルームX アドバンスド |
プルームX |
---|---|---|
サイズ | 約44mm× 約89mm× 約24mm |
約43.5mm× 約88.5mm× 約24mm |
重量 | 約95g | 約95g |
違いの項目でもお伝えした通り、プルームXとプルームXアドバンスドは本体のサイズ・重量については特に変化がありません。
厳密に比較すると幅と高さはプルームXアドバンスドの方がやや小さいのですが、1cm未満の僅差なのでほぼ同じサイズだと考えて良いです。
重量も約95gのまま据え置きなので軽量化を期待していた方からすると残念かもしれませんが、様々な性能が進化していて同じ重量なら御の字でしょう。
新型と旧型の共通点④:デバイスのデザイン
スライドカバーやロゴを比較していくと細かい違いはあるものの、プルームXとプルームXアドバンスドは基本的なデバイスデザインは同じになっています。
プルームXの時点で洗練されたデザインの美しさとコンパクトさには定評があったので、デザインが据え置きである点は特に問題無いでしょう。
むしろ、プルームXユーザーはそのままの使用感でパワーアップしたデバイスを楽しめる上、フロントパネルをそのまま使い回せるのでメリットの方が大きいはずです。
新型と旧型の共通点⑤:タバコスティック
プルームXアドバンスドではプルームX対応のタバコスティックがそのまま使用可能となっており、フレーバー数は廃盤を含めると20種類を優に超えます。
「プルーム・エックス・アドバンスド」は、現行モデルに対して、さらなる改善を重ね、独自の加熱技術を搭載した新型デバイスです。なお、現行の「プルーム・エックス」用たばこスティックはそのままお愉しみいただけます。出典:JT
新デバイスは発売初期のフレーバーラインナップの少なさが弱点になることもある中で、既に豊富なフレーバーが揃っているのはプルームXアドバンスドの大きな魅力です。
また、プルームXアドバンスドの発売と同時に新フレーバー「メビウス・ブラック・コールド・メンソール」も登場し、フレーバーの選択肢はさらに広がりました。
新型と旧型の共通点⑥:販売店
- CLUB JTオンラインショップ
- CLUB JT公式オンラインショップ(楽天市場店)
- CLUB JT公式オンラインショップ(ヤフー店)
- 全国のPloom Shop
- 全国のPloom Stand
- 全国のコンビニ
- 全国のタバコ販売店
プルームXアドバンスドの販売店もプルームXと変わらず、既に全国のコンビニでも販売されているので気軽に購入することができます。
ただし、店舗によってはプルームXアドバンスドが売り切れていたり、そもそも取り扱いが無い場合もありますので注意してください。
新型と旧型の共通点⑦:製品保証期間
製品保証期間はプルームXとプルームXアドバンスドともに購入から1.5年間(18ヶ月間)で、製造時の不具合に起因する故障が起きても新品と無償交換可能となっています。
また、Ploom X CLUBの会員登録を行うことで保証期間が最大2年間に延長できるので、故障や不具合にしっかり備えたい方は会員登録も忘れずに行いましょう。
新型「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」はどっちを買えば良い?
「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「プルームX」を比較すると意外と共通点も多いので、どちらを買えば良いか迷っている方も多いでしょう。
結論から言うと、基本的にはスペックが大きく向上したプルームXアドバンスドがおすすめですが、性能面より値段を重視したい方には旧型のプルームXも悪くない選択肢です。
本項目では、プルームXアドバンスドとプルームXがそれぞれどのような方におすすめなのか、各デバイスの特徴を振り返りながら解説するので是非参考にしてみてください!
- より強い吸いごたえを高回転率で楽しみたい方
- 値段よりも性能の高さを求めたい方
- 現状のプルームXの性能に満足している方
- 細かな性能の違いより値段を重視する方
プルームXアドバンスドを買うべきなのはこんな方
大前提として、どちらを買うべきか迷った場合は新型であるプルームXアドバンスドを購入しておけば間違いありません。
加熱温度(吸いごたえ)アップや自動加熱機能の搭載、充電時間の大幅短縮など、総合的なスペックがプルームXと比較して大きく引き上がっています。
スターターキットにACアダプターが付属しているなど嬉しい追加要素も多々あるので、今から新たにデバイスを購入する方にはプルームXアドバンスドがおすすめです。
プルームXを買うべきなのはこんな方
どちらを買うべきか迷ったら基本的にはプルームXアドバンスドがおすすめですが、とにかく値段を重視したい方には旧型のプルームXをおすすめします。
違いの項目でご紹介した通り、プルームXアドバンスドの発売に伴って旧型であるプルームXのスターターキットは値段が1,980円(税込)から980円(税込)に値下げされました。
値段のお得さを考えると「現状のプルームXの性能に満足している方」「細かな性能の違いより値段を重視する方」は、わざわざプルームXアドバンスドを購入する必要は無いでしょう。
「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「Ploom X(プルームX)」の徹底比較まとめ
今回は、新型「Ploom X ADVANCED(プルームXアドバンスド)」と「プルームX」を比較し、違いを解説しつつ共通点もご紹介してきました。
プルームXアドバンスドはプルームXの使いやすいデザインはそのままに、性能面で大きな進化を果たした新型モデルになっています。
現在の値段はプルームXの方が安くなっていますが、プルームXアドバンスドも1,980円(税込)と破格の値段なので、気になった方は是非ゲットしてみてください!