コンビニでは様々な商品の購入や各種料金の支払いに対応していますが、クレジットカード決済できないものがあることをご存知でしょうか。
クレジットカード決済に対応しているものと、クレジットカードが使えないものの違いがよく分からず、理由が気になっている方も多いでしょう。
そこで本記事では、コンビニでクレジットカード払いが使えないものをコンビニ豆知識として紹介していきます。
クレジットカードで決済する4つのメリットや、コンビニでクレジットカード決済ができない時に確認すべきポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの8選
- 1.1 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの①:はがき・切手・印紙類
- 1.2 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの②:商品券・金券など
- 1.3 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの③:自治体のゴミ袋・粗大ごみ処理券
- 1.4 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの④:公共料金の収納代行
- 1.5 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの⑤:通販などのコンビニ払い
- 1.6 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの⑥:コピー機・FAXの利用料
- 1.7 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの⑦:電子マネーのチャージ
- 1.8 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの⑧:プリペイドカードの発行手数料
- 2 コンビニでクレジットカード決済を利用することで得られるメリットとは?
- 3 コンビニでクレジットカード決済ができない時に確認するべき3つのポイント
- 4 コンビニのクレジットカード決済に関する4つの疑問
- 5 コンビニでクレジットカード決済が使えないもの・コンビニでクレカ支払いをするメリットまとめ
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの8選
クレジットカードがあれば何でも購入できるイメージがありますが、コンビニの一部の商品やサービスはクレジットカード決済に対応していません。
特定の商品やサービスのクレジットカード決済が法律で禁止されているということではなく、あくまでもカード会社の規則によってクレジットカードでの決済ができなくなっています。
まずはコンビニでクレジットカード決済が使えないもの8選の詳細と、対応していない理由について確認していきましょう。
- はがき・切手・印紙類
- 商品券・金券など
- 自治体のゴミ袋・粗大ごみ処理券
- 公共料金の収納代行
- 通販などのコンビニ払い
- コピー機・FAXの利用料
- 電子マネーのチャージ
- プリペイドカードの発行手数料
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの①:はがき・切手・印紙類
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの1つ目は、はがき・切手・印紙類です。
はがき・切手のほか、年賀状や収入印紙などは換金性が高いためクレジットカード決済で購入することはできません。
コンビニはあくまでも支払いの代行を請け負っているだけで販売をしても利益を得られません。
そのため、クレジットカード決済に対応すると却ってコンビニ側に手数料の負担が発生して赤字になってしまいます。
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの②:商品券・金券など
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの2つ目は、商品券・金券などです。
商品券や金券は現金と同等なので販売してもコンビニ側の利益にはならず、クレジットカード決済に対応するとお店は手数料負担で損をしてしまいます。
また、前提としてクレジットカードの現金化や換金はカード会社の規約で禁止されている上に、換金率が高い商品券や金券はクレジットカードで決済することができません。
コンビニで買える商品券・金券一覧 |
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・QUOカード ・NTTテレフォンカード ・ソフトバンクカード ・Amazonギフト券 ・楽天ポイントギフトカード ・LINEプリペイドカード ・ニンテンドープリペイドカード ・Google Playカード |
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの③:自治体のゴミ袋・粗大ごみ処理券
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの3つ目は、自治体のゴミ袋・粗大ごみ処理券です。
市区町村が販売するゴミ袋や粗大ごみ処理券をコンビニで買うときの支払い方法は、基本的に現金のみの対応となっています。
コンビニはあくまで市区町村の代わりに販売しているだけなので、コンビニ側に手数料負担が発生するクレジットカード決済に対応するメリットはありません。
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの④:公共料金の収納代行
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの4つ目は、公共料金の収納代行です。
税金や健康保険料といった払込票は、クレジットカード決済に対応するとコンビニ店舗側に手数料負担が発生してしまうため、基本的には対応していません。
レジで慌てることがないように、普段はクレジットカードや電子マネーを活用している方も現金をしっかり準備していきましょう。
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの⑤:通販などのコンビニ払い
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの5つ目は、通販などのコンビニ払いです。
コンビニ払いでクレジットカード決済に対応すると手数料負担で赤字になってしまう理由から、基本的にはコンビニ払いに利用することはできません。
通販の支払いはコンビニ払いにすると手数料が発生するので、サイト上の決済画面で支払いを完了させるのがスムーズでしょう。
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの⑥:コピー機・FAXの利用料
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの6つ目は、コピー機・FAXの利用料です。
コンビニに設置されているマルチコピー機の料金の支払いは、基本的には硬貨のみが対応しています。
セブンイレブンの場合は電子マネー「nanaco」で料金を支払うこともできますが、クレジットカード決済には対応していません。
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの⑦:電子マネーのチャージ
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの7つ目は、電子マネーのチャージです。
レジで電子マネーのチャージをする際には現金で支払う形となり、クレジットカード決済で残高をチャージすることはできません。
クレジットカードから電子マネーにチャージしたい場合は、電子マネーの残高不足時にクレジットカードから自動でチャージする設定を利用することをおすすめします。
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの⑧:プリペイドカードの発行手数料
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの8つ目は、プリペイドカードの発行手数料です。
商品券や金券と同じく、プリペイドカードも換金率が高い商品なので、規約上クレジットカード決済ができないようになっています。
電子マネーでも購入できないため、コンビニ払いでプリペイドカードを買おうと考えている方は現金を忘れないようにしましょう。
コンビニでクレジットカード決済を利用することで得られるメリットとは?
コンビニでクレジットカード決済できないものを紹介しましたが、基本的には便利に使えてメリットが豊富な支払い方法です。
続いては、コンビニでクレジットカード決済を利用することで得られる具体的なメリットを4つご紹介します。
コンビニのお買い物でクレジットカードを使うべきかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- クレジットカード決済は会計時間が短縮できる
- かさばる小銭やお札などの現金を持ち歩かなくてもいい
- 現金よりもクレジットカードの方がポイント還元分お得になる
- クレジットカードの利用明細は家計簿の代わりになる
クレジットカード決済は会計時間が短縮できる
コンビニでクレジットカード決済するメリット1つ目は、会計時間を短縮できることです。
現金のやり取りが不要になるので店員さんに手間をかけることもなく、背後で並ぶお客さんを待たせることもありません。
利用する側としてもスムーズに商品の会計を済ませられるので、ストレスなく支払いを済ませたい方におすすめします。
かさばる小銭やお札などの現金を持ち歩かなくてもいい
コンビニでクレジットカード決済するメリット2つ目は、かさばる小銭やお札などの現金を持ち歩く必要がなくなることです。
基本的にコンビニでは少額のお買い物になることが多く、紙幣で支払うと大量の硬貨が返ってくることも少なくありません。
クレジットカード決済が習慣になると財布が硬貨でパンパンにならずに済むので、スリムなデザインの財布なども選びやすくなるでしょう。
現金よりもクレジットカードの方がポイント還元分お得になる
コンビニでクレジットカード決済するメリット3つ目は、クレジットカードのポイント還元額に相当する金額がお得になることです。
毎日コンビニを利用される方も多いですが、一回のお買い物で貯まるポイントは少額でも、年単位だとかなりのポイントに換算されます。
頻繁にコンビニを利用される方は、クレジットカード決済を活用してしっかりポイントを獲得していきましょう。
クレジットカードの利用明細は家計簿の代わりになる
コンビニでクレジットカード決済するメリット4つ目は、クレジットカードの利用明細が家計簿の代わりになることです。
現金で商品を購入した場合はレシートを貰わなかったり捨ててしまったりして、いくら使ったかが分からなくなることがあります。
しかし、クレジットカード決済はアプリなどを活用すれば簡単に家計簿のようにチェックできるので大きなメリットと言えるでしょう。
コンビニでクレジットカード決済ができない時に確認するべき3つのポイント
本来ならクレジットカード決済ができるはずなのに、なぜかコンビニでの支払いに利用できないケースもあります。
その場合はクレジットカードの期限や、コンビニ決済額の上限に引っかかっている可能性があります。
続いては、コンビニでクレジットカード決済ができない時に確認すべき3つのポイントを確認していきましょう。
- 有効期限
- 限度額
- 決済金額
コンビニのクレジットカード決済で確認するべきポイント①:有効期限
コンビニのクレジットカード決済で確認するべきポイント1つ目は、有効期限です。
カードの有効期限が切れている場合は、クレジットカードをコンビニの支払いに利用することはできません。
クレジットカードの表面に有効期限の年月が記載されているので、もし使えなくなった場合はまず確認してみましょう。
コンビニでクレジットカード決済で確認するべきポイント②:限度額
コンビニのクレジットカード決済で確認するべきポイント2つ目は、1ヶ月あたりの利用限度額です。
個人に設定されたショッピング枠を利用限度額まで使っている場合は、それ以上コンビニ払いすることはできません。
自分の限度額や利用状況を確認したい場合は、カード会社のサイトからマイページにログインするか電話で問い合わせて確認してみましょう。
コンビニでクレジットカード決済で確認するべきポイント③:決済金額
コンビニのクレジットカード決済で確認するべきポイント3つ目は、1回あたりの決済金額です。
決済方法とは関係なく、防犯上の理由からコンビニでは30万円以上の決済をすることはできません。
しかし、そもそもコンビニで30万円以上決済するケースは極めて稀なので、滅多に該当する理由ではないでしょう。
コンビニのクレジットカード決済に関する4つの疑問
ここまでコンビニのクレジットカード決済が利用できないものや、決済できない時に確認すべきことを解説しました。
しかし、「コンビニで分割払いはできる?」「サインや暗証番号は必要?」といった細かい疑問点が残る方も居るでしょう。
最後にコンビニのクレジットカード決済に関する4つの疑問にそれぞれ回答していくので、ぜひ参考にしてみてください。
- コンビニでコンサートや飛行機のチケットはクレジットカード決済できる?
- コンビニで最低何円の買い物からクレジットカード決済できる?
- 分割払いはコンビニのクレジットカード決済でも使える?
- コンビニでクレジットカード決済するときにサインや暗証番号は必要?
コンビニでコンサートや飛行機のチケットはクレジットカード決済できる?
コンビニでコンサートや飛行機のチケットをクレジットカードでコンビニ払いすることは可能です。
その他にも、映画・テーマパーク・高速バスのチケットなどもクレジットカードで決済できます。
店内のマルチコピー機などからチケットの申込券を発券してレジに持参して、クレジットカードで決済しましょう。
コンビニでクレジットカード決済できる商品 |
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・映画 ・コンサート ・テーマパーク ・高速バス ・航空券 |
コンビニで最低何円の買い物からクレジットカード決済できる?
コンビニのクレジットカード決済に最低利用額は定められていません。
10円の駄菓子などを購入する場合でもクレジットカードで決済することは可能です。
少額のお買い物にクレジットカードを使うのは恥ずかしいと感じる方も居ますが、コンビニ側の負担は変わらないので特に意識する必要はないでしょう。
分割払いはコンビニのクレジットカード決済でも使える?
コンビニでクレジットカード決済する場合は1回払いが基本です。
もし分割払いにしたい場合は、使用しているクレジットカードが後から分割・リボ払いに変更できるかを確認する必要があります。
気になる方は、利用しているクレジットカードのマイページから支払い方法の変更が可能かどうかを確認してみてください。
コンビニでクレジットカード決済するときにサインや暗証番号は必要?
コンビニでクレジットカード決済する時にサインや暗証番号を入力する必要はありません。
サインや暗証番号を必要としない理由として、換金しやすい商品が少ないことや、防犯カメラによってセキュリティーが守られていることなどが挙げられます。
購入する金額が高額になるとサインや暗証番号を求められるケースもありますが、コンビニでサインや暗証番号を求められることはないでしょう。
コンビニでクレジットカード決済が使えないもの・コンビニでクレカ支払いをするメリットまとめ
本記事では、クレジットカード決済が使えないものや、コンビニでの支払いでクレカ支払いをするメリットについて解説しました。
料金収納代行や、商品券やプリペイドカードといった換金率の高い商品の購入、通販のコンビニ払いは、コンビニに利益が発生しないためクレジットカード決済は対応していません。
クレジットカードに対応している商品でも、カードの限度額を超過していたり、有効期限が切れている場合は利用できないので注意しましょう。
クレジットカード決済自体は非常に便利でメリットも多いので、ぜひ対応している商品の購入やサービスの決済に活用してみてください!