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紙タバコの買取は違法?タバコが売れる場所やタバコを売る方法を解説

紙タバコの買取は違法?

禁煙や銘柄の変更きっかけに手持ちの紙タバコが大量に余ってしまった場合は、タバコを売る方法や買取してくれる業者があるのかが気になるのではないでしょうか。

結論から言うと、紙タバコなどニコチン入り製品の個人売買は違法行為に該当しますが、電子タバコや加熱式タバコ本体であれば質屋などの売れる場所もあります。

この記事ではタバコ買取の違法性に加えて、質屋やフリマサイトなど電子タバコ・加熱式タバコを売れる場所を解説するほか、過去に運営されていたタバコ買取サービスなどもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

目次

紙タバコ・電子タバコの転売に違法性はある?違法にあたるケースを紹介

紙タバコ・電子タバコの転売は違法

冒頭でお伝えしているように、個人による紙タバコの販売や売却は違法行為となるため、現時点で売る方法や売れる場所は存在しません。

また電子タバコを譲渡する場合も、リキッドにニコチンが含まれるものを個人間でやり取りする場合は、金銭のやり取りが生じているか否かに関係なく違法行為に該当してしまいます。

まずは、紙タバコの販売や転売がどのような法律で禁止されているのか、吸わなくなったタバコを売却する以外の方法はあるのかについて確認していきましょう。

個人が紙タバコを販売することは違法行為にあたる

タバコの製造や販売に関する「たばこ事業法」により「タバコを販売する際には財務大臣の許可が必要」と決められているため、紙タバコを無許可で個人売買することは違法行為に該当します。

また、タバコ販売の許可を得るためには法人であることも条件に含まれているので、個人で許可を得ることはできません。このことから、フリマサイトでも紙タバコの販売は規約で禁止されています。

たばこ事業法に違反した場合は30万円以下の罰金刑になり、得られる金額よりも失う金額の方が多くなる可能性が高いので、個人間で吸わなくなった紙タバコを売買することは止めましょう。

第二十二条 製造たばこの小売販売(消費者に対する販売をいう。以下同じ。)を業として行おうとする者は、当分の間、その製造たばこに係る営業所(以下第三十七条まで及び第四十九条において「営業所」という。)ごとに財務大臣の許可を受けなければならない。会社又は特定販売業者が小売販売を業として行おうとするときも、同様とする。

出典:たばこ事業法 | e-Gov法令検索

人に紙タバコを譲渡することに違法性はない

お金のやり取りが発生する紙タバコの個人間売買には違法性がありますが、実際に喫煙所などでタバコを貰うのは違法なの?と気になる喫煙者の方も居ることでしょう。

結論から言うと、紙タバコを人に譲渡することには違法性がありませんが、相手が金銭を渡したいと申し出てきた場合などには特に注意が必要です。

先に述べた通り、紙タバコは個人間での売買を禁止しているため、金銭を受け取ってしまうことによってたばこ事業法に抵触してしまうケースも考えられます。

カートンの紙タバコやニコチン入り製品が余っている場合は人にあげるか処分することになる

吸わなくなったタバコやニコチン入り製品が大量に余っている場合は人にあげることもできますが、近くに喫煙者が居ない場合はもったいないですが処分するしかありません。

現状では紙タバコの買取を行っているサービスはなく、個人で紙タバコを販売することは違法行為に抵触するため、得られるお金よりも多くのものを失う可能性があります。

不要になった紙タバコやニコチン入り電子タバコは売る方法が無いので、引き取り手が居ない場合は地域のゴミ分別のルールに従って処分してください。

吸わなくなったタバコは買取してもらえる?売る方法・売れる場所があるのかを解説

吸わなくなったタバコは買取してもらえる?

銘柄を変えたり禁煙したことがきっかけで吸わなくなった紙タバコを売る方法や、売れる場所があるかどうかは多くの方が気になるところでしょう。

結論から言うと、吸わなくなった紙タバコを売る方法や売れる場所は存在しません。ただし電子タバコや加熱式タバコであれば、質屋などで買取してもらうことも可能です。

続いては、紙タバコの買取サービスの現状や買取してもらえるタバコの情報について解説していきます。

紙タバコの買取に対応したサービスや売れる場所はない

コンビニやタバコ専門店のように紙タバコを販売できる場所はありますが、買取に対応したサービスや売れる場所はありません

以前は「たばこファクトリー」というタバコ買取サービスが運営されていましたが、現在は閉鎖しており、紙タバコを売る場所は無くなっています。

フリマ・オークションサイトに出品しても取り消されてしまいますし、アカウント停止などのペナルティが科されてしまうので、紙タバコについては売却を諦めましょう

電子タバコや加熱式タバコ・ノンニコチンスティックはフリマサイトの販売ができるものもある

電子タバコや加熱式タバコの本体はタバコではなく電子機器に分類されるため、フリマサイトでの出品・販売が許可されています。

実際にフリマサイトでは電子タバコの本体に加えて、ノンニコチンスティックなどの喫煙具が出品されていることを確認できました。

フリマサイトを含む電子タバコ・加熱式タバコ本体を売れる場所についても記事内でご紹介していくので、未使用のデバイスを売りたい方はぜひ参考にしてみてください。

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・買取店など5つの売れる場所を紹介!

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・買取店

紙タバコはニコチンが含まれているため個人での売買はできないと解説しましたが、電子タバコや加熱式タバコは売る場所や売れる方法が存在します。

調査したところ、ノンニコチンスティックについては買取に対応している場所はありませんでしたが、電子タバコや加熱式タバコを売れる場所は複数存在することが分かりました。

ここからは、質屋やメルカリを始めとした電子タバコや加熱式タバコを売る方法・売れる場所を5つご紹介するので、買取してもらいたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・売れる場所
  1. 買取サイト
  2. 質屋
  3. ゲオ
  4. ハードオフ
  5. メルカリなどのフリマサイト

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・売れる場所①:買取サイト

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・買取店などの売れる場所1つ目は、買取サイトです。

「さすがや」などの買取サイトであれば、電子タバコや加熱式タバコを買取してもらうことができます。

公式サイトで買取実績を公開している買取サイトも多いので、まずは自分の売りたい電子タバコ・加熱式タバコがいくらで買取されているかを確認してみましょう。

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・売れる場所②:質屋

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・買取店などの売れる場所2つ目は、質屋です。

質屋でも電子タバコや加熱式タバコの買取に対応している店舗が多く、気軽に査定を依頼したい方におすすめします。

ただし、質屋では開封・使用済の電子タバコ・加熱式タバコは対応してもらえないケースもあるため注意してください。

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・売れる場所③:ゲオ

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・買取店などの売れる場所3つ目は、ゲオです。

ゲームハードや携帯電話などの買取に対応しているゲオでは、電子タバコや加熱式タバコの買取にも対応しています。

一部では「買取査定額が安かった」という声も出ているので、なるべく高値で売りたいと考えている方は気を付けましょう。

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・売れる場所④:ハードオフ

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・買取店などの売れる場所4つ目は、ハードオフです。

ハードオフはカメラ・オーディオ・工具・楽器など様々な商品を取り扱っており、電子タバコ・加熱式タバコを売れる場所であることが分かりました。

壊れてしまったジャンク品なども買取しているので、動かなくなった電子タバコ・加熱式タバコの処分に迷っている方もぜひ査定に出してみてはいかがでしょうか。

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・売れる場所⑤:メルカリなどのフリマサイト

電子タバコや加熱式タバコを売る方法・買取店などの売れる場所5つ目は、フリマサイトです。

メルカリなどのフリマサイトでは電子タバコ・加熱式タバコの本体や空箱などのパッケージも出品されています。本体の場合は基本的に未開封・未使用品が高く売れるでしょう。

他の買取店よりも高値で売れるケースも珍しくないので、状態の良い電子タバコ・加熱式タバコを売りたい時はフリマサイトを活用してみてください。

以前は「たばこファクトリー」という買取サイトで紙タバコを売る方法があった

「たばこファクトリー」という買取サイト

現時点で紙タバコを売る方法はないと解説しましたが、過去には「たばこファクトリー」というタバコ買取サイトが存在していました。

具体的には、未使用かつ使用期限内の紙タバコをオンライン査定して買取するサービスを提供していましたが、現在は理由があって閉鎖されています。

最後に参考情報として、たばこファクトリーのサービス概要やユーザーの評判、閉鎖した理由について確認していきましょう。

「たばこファクトリー」では紙タバコ・電子タバコを買取してもらえた

たばこファクトリーとは、スターフリートリサイクル株式会社が運営する紙タバコや電子タバコのオンライン買取サービスです。

開封していないタバコであれば査定を依頼できる唯一のタバコ買取サイトでしたが、すでにサービスを終了しているため、現時点では紙タバコを買取してもらえるサービスは存在しません。

実際には買取査定を依頼しても1箱で数十円程度にしかならないため、「手間を考えて結局処分した」という方も少なくありませんでした。

「たばこファクトリー」で買取可能な紙タバコ・加熱式タバコの種類

買取対象の紙タバコ ・メビウス・ウィンストン・セブンスター(JT)
・パーラメント・ラーク・マールボロ(フィリップ・モリス)
・ラッキーストライク・ケント・クール(BAT)
買取対象の加熱式タバコ ・アイコス
・グロー
・プルームテック

「たばこファクトリー」で紙タバコ・電子タバコを買取してもらう流れ

たばこファクトリーでは紙タバコ・電子タバコのオンライン査定を行っていました。流れとしては、査定依頼のページに紙タバコや電子タバコなどのジャンル・メーカー・型番・数量を入力する形です。

未使用かつ使用期限内のタバコであれば査定の依頼から2~3営業日、遅くとも1週間後にはメールで査定結果が送られてくるので、金額に納得したらタバコを郵送するという流れです。

残念ながらホームページが閉鎖されているため現在利用することはできませんが、「過去にこういったサービスがあった」という情報として参考にしてみてください。

「たばこファクトリー」の評判は良いものではなかった

たばこファクトリーは紙タバコの買取を依頼できる唯一無二のサービスでしたが、その評判はあまり良いものではなかったようです。

「タバコを郵送したのに返信がない」「査定額も低くて振込もない」など低評価の口コミが目立っており、評判が悪いこともサイトが閉鎖した理由のひとつかもしれません。

タバコが高値で買取されるケースはあまり無かったようで、「手間を考えると処分してしまった方が早かった」などの意見も散見されます。

代表が逮捕されたことで現在は「たばこファクトリー」のホームページも削除されている

前述のように「たばこファクトリー」の評判は決して良いものではなく、最終的にはサービスを終了してホームページも削除されています。

サービス自体に違法性はなかったものの、運営元であるスターフリートリサイクル株式会社の代表が逮捕された事件がきっかけでサービスが終了した可能性もあるようです。

たばこファクトリーが撤退した現在も紙タバコの買取サイトが登場していないことを考えると、今後も同様のサービスが誕生する可能性は極めて低いと言えるでしょう。

紙タバコの買取は違法性あり?売れる場所に質屋やメルカリは含まれるのか売る方法・売れる種類まとめ

この記事では紙タバコの買取の違法性や、質屋やメルカリなどで売る方法・売れる場所を解説しました。

紙タバコを売るには法人として許可を得る必要があり、個人的な売買は違法行為に該当してしまいます。しかし電子タバコや加熱式タバコであれば、質屋などで買取してもらえるでしょう。

過去に紙タバコを買取していた「たばこファクトリー」はすでにサービス終了しているため、不要な紙タバコは燃えるゴミに出して処分することをおすすめします!

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