年末は仕事が忙しくなるだけでなく、年賀状の準備にも追われて大変な思いをされる方も少なくないのではないでしょうか。
自宅にプリンターが無い場合などは、年賀状のデータをコンビニのコピー機で年賀状をプリントするといくら掛かるのかが気になるところです。
そこで本記事では、各コンビニコピー機の年賀状印刷の値段などのサービス内容や、持ち込み印刷する上での注意点などを解説します。
コンビニで年賀状を印刷・購入するメリットとデメリットも合わせて解説していくので、年賀状の準備でお困りの方はぜひ最後までご覧ください。
目次
各コンビニコピー機での年賀状印刷の値段をご紹介

コンビニのコピー機で年賀状を印刷する場合は、各コンビニで印刷料金や値段が異なるのかを事前に確認しておきたいところです。
まずは、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンでの年賀状印刷の値段を紹介していきます。
コンビニでの年賀状印刷の値段を安くする方法や、印刷料金に関する注意点についても合わせて確認していきましょう。
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの年賀状印刷の値段を一覧表で比較
まずは、各コンビニのコピー機で年賀状印刷する際の値段を比較していきましょう。
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンのコピー機ではがきサイズを印刷する際に掛かる、1枚あたりの値段を下記にまとめています。
白黒 | カラー | |
---|---|---|
セブンイレブン | 20円 | 60円 |
ファミリーマート | 20円 | 60円 |
ローソン | 20円 | 60円 |
コンビニ大手3社では、年賀状の印刷に掛かる料金や値段は同じであることが分かりました。
ローソンとファミリーマートは一部店舗でコピー機から年賀状印刷が可能です。
年賀状プリントに対応している最寄りのコンビニを探したい方は、公式サイトから検索できますので試してみてください。
ミニストップ店頭のコピー機では年賀状を印刷することはできない
ミニストップのコピー機では、はがきサイズの印刷をすることはできません。
そのため、年賀状も印刷することはできないので、どうしても夜中など緊急で年賀状を印刷したい方は他のコンビニへ行きましょう。
写真や、証明書写真などは印刷できるので、年賀状・はがきの印刷の際だけ注意が必要です。
コンビニの年賀状印刷ではデザイン面と宛名面の印刷は別料金
コンビニで年賀状を印刷する場合は、デザイン面と宛名面の印刷は別料金となっているので注意してください。
コンビニに設置されているマルチコピー機は両面印刷に対応していないため、デザインと宛名の2回に分けて印刷する必要があります。
コストを抑えたい場合はデザイン面のみ印刷して、宛名は自分で書くといった方法なども検討してみてはいかがでしょうか。
コンビニに年賀状を持ち込み印刷する際の注意点を解説

事前に購入しておいたハガキをコンビニに持ち込んで、年賀状印刷できるのかが気になっている方も居るでしょう。
結論からお伝えすると、年賀状の持ち込み印刷が可能なコンビニはセブンイレブンだけに限られているので、注意が必要です。
ここからは、年賀状を持ち込み印刷に関する詳細と、プリントする際の注意点を解説します。
年賀状の持ち込み印刷ができるコンビニはセブンイレブンのみ
結論からお伝えすると、年賀状の持ち込み印刷が可能なコンビニはセブンイレブンだけです。
定型サイズの郵便はがきであれば持ち込み印刷が可能ですが、インクジェット・写真用はがきには対応していません。
ハガキの持ち込みによる年賀状印刷にファミリーマートやローソンは対応していないので、印刷する際はご注意ください。
インクジェット紙・インクジェット写真用の年賀状はコンビニコピー機で印刷できない
インクジェット紙・インクジェット写真用の年賀状は、セブンイレブンのマルチコピー機で印刷することはできません。
コンビニのコピー機はレーザープリンターなので、インクジェット用紙を入れてしまうと故障の原因になってしまいます。
セブンイレブンで年賀状の持ち込み印刷をする際は、必ず定型サイズの郵便ハガキを準備しておきましょう。
コンビニコピー機での年賀状の印刷方法を3種類ご紹介

コンビニのマルチコピー機を使えば、自宅にパソコンが無くても年賀状を印刷できるので非常に便利です。
ここからは、コンビニコピー機を使った年賀状の印刷方法を3種類ご紹介します。
以下で紹介する印刷方法の中から、ご自身に合ったお好きな方法でプリントアウトしてみてください。
- Wi-fiを使ってデータ転送
- 予約番号やQRコードからデータ読み込み
- メディア媒体からデータ読み込み
コンビニコピー機での年賀状の印刷方法①:Wi-fiを使ってデータ転送
コンビニコピー機での年賀状の印刷方法1つ目は、Wi-fiを使ってデータ転送して印刷する方法です。
セブンイレブンでは「セブンイレブンマルチコピー」、ファミリーマートとローソンでは「Printsmash」それぞれ専用のデータ転送アプリを使用して印刷します。
どちらも店頭に行ってマルチコピー機と手持ちのスマホをWi-Fiで接続する必要があるので、位置情報をオンにしてスムーズに接続できるようにしておきましょう。
コンビニコピー機での年賀状の印刷方法②:予約番号やQRコードからデータ読み込み
コンビニコピー機での年賀状の印刷方法2つ目は、予約番号やQRコードからデータ読み込み印刷する方法です。
事前準備として、ネットプリントのアプリまたはWEBサイトから印刷したい年賀状の画像データをアップロードしておき、プリント予約番号またはQRコードを取得します。
印刷する際はマルチコピー機のメニューから「プリント」「ネットプリント」の順で進み、プリント予約番号を入力またはQRコードを読み込ませて印刷してください。
コンビニコピー機での年賀状の印刷方法③:メディア媒体からデータ読み込み
コンビニコピー機での年賀状の印刷方法3つ目は、メディア媒体からデータ読み込みして印刷する方法です。
セブンイレブンの場合はmicroSD・USBメモリ・SDカードが使えますが、ローソン・ファミリーマートの場合はさらにメモリースティックデュオやCD・DVDが利用できます。
持ち込みメディアは抜き忘れてしまうことが多いので、使用後は必ず忘れ物がないか確認しましょう。
コンビニでは年賀状印刷サービスを申し込むことも可能
コンビニ各社では、毎年10月ごろから年賀状の印刷サービスの案内・募集が始まります。
コンビニコピー機を使用した印刷方法ではなく、印刷業者が印刷してくれるので、デザインや印刷の質も高い年賀状が作れるでしょう。
各コンビニではまとめて年賀状を印刷してくれるサービスが利用できる
各コンビニでは、プロのデザイナーが作成するデザインでプロの印刷業者が印刷してくれる年賀状印刷サービスを利用することも可能です。
文章も自分で記入することができたり、複数のデザインを選ぶことで割引があるなど、コンビニによって様々特徴・サービスがあるので注意しましょう。
ミニストップでは、コピー機からのはがき印刷はできませんが、年賀状印刷サービスは提供されています。
コンビニは早期注文・ネット注文で年賀状印刷の値段が安くなる
どのコンビニでも早期注文やネット注文で年賀状印刷の値段が安くなります。
10月中にネット注文すると最大40%OFFで申込むことができるなど、総額に大きく影響するので是非検討してみて下さい。
ただし、対象となる期間や割引率はコンビニによって異なるため注意が必要です。
コンビニで年賀状を印刷・購入するメリットを3つ解説

年賀状といえば多くの方が郵便局を連想するかと思われますが、コンビニで印刷・購入するからこそ得られるメリットも存在します。
ここからは、コンビニで年賀状を印刷・購入する3つのメリットの詳細をそれぞれ解説していきます。
- 24時間利用できる
- 印刷済みの年賀状も売ってる
- 少ない枚数だけ印刷することも可能
コンビニで年賀状を印刷・購入するメリット①:24時間利用できる
コンビニで年賀状を印刷・購入するメリット1つ目は、24時間利用できることです。
平日の限られた時間でしか利用できない郵便局と比べて、24時間営業のコンビニは時間の融通が利きます。
特に年末年始は仕事が忙しくなる方が多いので、土日祝や遅い時間帯でも利用できるコンビニはかなり重宝するのではないでしょうか。
コンビニで年賀状を印刷・購入するメリット②:印刷済みの年賀状も売ってる
コンビニで年賀状を印刷・購入するメリット2つ目は、印刷済みの年賀状も販売していることです。
印刷面が無地になっている年賀状も販売されていますが、イラストがデザインされた年賀状もコンビニで購入できます。
忙しくて自宅でデザインを作成したり準備する時間がない場合は、コンビニで印刷済みの年賀状を購入してはいかがでしょうか。
コンビニで年賀状を印刷・購入するメリット③:少ない枚数だけ印刷することも可能
コンビニで年賀状を印刷・購入するメリット3つ目は、少ない枚数だけ印刷することも可能なことです。
自宅にプリンターが無かったとしてもコンビニのコピー機を使えば、オリジナルのデザインを少数から印刷できます。
もし、想定していなかった方からの年賀状が届いた場合なども、コンビニで追加の印刷ができるのは心強いと言えるでしょう。
コンビニで年賀状を印刷・購入するデメリットを3つ解説

コンビニで年賀状を印刷・購入するのにはいくつかのデメリットがあるので、注意が必要です。
メリットとデメリットを把握することで、ご自身が予定する年賀状の印刷に向いているかどうかも判断しやすくなるでしょう。
最後に、コンビニで年賀状を印刷・購入するデメリットを3つ解説していくので、印刷を検討する判断基準にしてみてください。
- 大量印刷には不向き
- カラー印刷の値段が割高
- カラー印刷のクオリティが低め
コンビニで年賀状を印刷・購入するデメリット①:大量印刷には不向き
コンビニで年賀状を印刷・購入するデメリット1つ目は、大量印刷には不向きであることです。
店舗につきマルチコピー機は1台しか設置されていないので、大量の年賀状を印刷すると他のお客さんの迷惑にもなります。
大量印刷には時間がかかるので、人が待っていたら途中で並び直すか、何日かに分けてマルチコピー機を利用するなどの対策が必要になるでしょう。
コンビニで年賀状を印刷・購入するデメリット②:カラー印刷の値段が割高
コンビニで年賀状を印刷・購入するデメリット2つ目は、カラー印刷の値段が割高であることです。
コンビニのマルチコピー機でカラー印刷すると1枚60円ほどの値段が掛かるので、印刷枚数が多いほどコスト負担が大きくなります。
数枚~数十枚程度なら問題ありませんが、100枚単位で年賀状が必要な場合は専門業者を探して依頼したほうが安くなるケースも考えられます。
コンビニで年賀状を印刷・購入するデメリット③:カラー印刷のクオリティが低め
コンビニで年賀状を印刷・購入するデメリット3つ目は、カラー印刷のクオリティが低めであることです。
コンビニのマルチコピー機ではレーザープリンター方式で印刷するため、インクジェットプリンターに比べて色の写りが悪いことがあります。
せっかく綺麗に取った写真やこだわりのデザインの良さが失われてしまう可能性もあるので、まずは1枚試しに印刷してみると良いでしょう。
コンビニの年賀状印刷の値段やコピー機の使い方・注意点まとめ
この記事では、コンビニの年賀状印刷について、コピー機での印刷や印刷サービス、コンビニを利用することのメリット・デメリットなどについて解説しました。
セブン・ファミマ・ローソンでは、いずれも1枚あたり白黒20円・フルカラー60円で年賀状の印刷が可能です。
コンビニのコピー機からの年賀状印刷は、大量印刷に不向きではあるものの、24時間営業で気軽に利用できるメリットも大きいので、必要に応じで活用してみてください。