夜にコンビニ行こうとしたら店舗の前にヤンキーや不良がたむろしていて、怖いと感じて店内に入るのをためらった経験はありませんか?
本記事では、ヤンキーや不良はなぜコンビニでたむろするのか?についてその理由を徹底解説しています!
また、コンビニでたむろしているヤンキーや不良の対策や撃退方法もご紹介しているので、ヤンキーや不良がたむろしにくい環境を作りたい方は是非チェックしてみて下さい。
目次
なぜコンビニにヤンキー・不良はたむろする?たむろする5つの理由を徹底解説!

コンビニの外に怖いヤンキーや不良がたむろしている姿を見たことがある方も多いと思いますが、どうしてわざわざコンビニでたむろするのか不思議ですよね。
ここからはコンビニでヤンキーや不良がたむろする5つ理由を解説していきます!
コンビニでヤンキーや不良がたむろする理由が分かれば、対策方法や撃退方法を考えやすくなるので参考にしてみて下さい。
- 深夜でも営業しているから
- 駐車場が広いから
- タバコが吸えるから
- 友達が来るかもしれないから
- フリーWi-Fiがあるから
コンビニにヤンキー・不良がたむろする理由①:深夜でも営業しているから
主にヤンキーや不良と言われる世代は10代から20代前半までを指し、平日の昼間は学校やアルバイト、仕事などに行っている場合が多いです。
そのためヤンキーや不良は、学校やアルバイトなどの仕事終わった夕方から深夜は、ヤンキーや不良にとってたまりやすい時間帯という訳ですね。
身近で夜中まで営業しているコンビニが、ヤンキーや不良に1番使われているたまり場と言えるでしょう。
コンビニにヤンキー・不良がたむろする理由②:駐車場が広いから
コンビニは商品搬入用のトラックが出入りできるように駐車場が広めになっており、店舗によっては大型トラックが停車できるほどの駐車スペースがあるコンビニもあります。
ヤンキーや不良が自宅で集まろうとすると、駐車スペースの都合で友達全員が集まりにくいですが、コンビニでたむろすれば駐車スペースの心配はほとんど無いと言えます。
広い駐車スペースがあるコンビニは、ヤンキーや不良が大人数で集まるのに丁度いいのでしょう。
コンビニにヤンキー・不良がたむろする理由③:タバコが吸えるから
深夜でも営業していて駐車場が広い場所と言えばファミレスでも良いのでは?と考える方もいるでしょうが、ファミレスなどは全席禁煙化や敷地内完全禁煙化が進み、喫煙者にとっては居心地の悪い場所になりました。
また、喫煙可能店舗でも加熱式タバコに限られたりと色々と条件があるので、喫煙者は非常に肩身が狭くなってます。
しかし、コンビニは屋外に灰皿を設置している店舗もあるので喫煙者のヤンキーや不良にとっては、身近でタバコが吸える数少ない場所となっているのでしょう。
コンビニにヤンキー・不良がたむろする理由④:友達が来るかもしれないから
コンビニに行ったら知り合いとバッタリ会った経験はありませんか?特に地元のコンビニなどではよくあることではないでしょうか。
ヤンキーや不良も友達や知り合いが来るかもしれないと思って、コンビニにたまっている場合があります。
ヤンキーや不良にとってコンビニは、行けば誰かに会えるスポットになっていると考えられます。
コンビニにヤンキー・不良がたむろする理由⑤:フリーWi-Fiがあるから
コンビニでたむろしているヤンキー・不良がスマートフォンで動画を見たり、テレビ電話などの通話をしている光景をよく見ます。
動画の再生やテレビ電話などは、通信量が多く長時間通信しているとスマホの通信制限がかかってしまうので、コンビニのフリーWi-Fiを使用して通信制限を回避しているようです。
しかし、コンビニのフリーWi-Fiは1日の接続回数と接続時間が決まっているので、フリーWi-Fiが目的のヤンキーはそこまで長居ができないと思われます。
コンビニでのたむろは迷惑行為で通報できる?4つの通報事例をご紹介!

コンビニでヤンキーや不良にたむろされるのは、利用者側からも経営者側からも迷惑だと感じる行為です。
利用者はヤンキー・不良が集団でたむろしている側を通るだけでも、怖いと感じるでしょう。
また、店側もコンビニの前でヤンキー・不良にたむろされて、利用者が怖がり客足が遠のいて売り上げが下がってしまうのは迷惑千万です。
それでは、どんな時であれば迷惑行為として警察に通報できるのか、通報事例を4つご紹介していきます!
- 怖がってお客さんが入店できない
- 騒音を立てている
- ポイ捨てをしている
- 長時間居座っている
迷惑行為として通報できる事例①:怖がってお客さんが入店できない
怖いヤンキーや不良がコンビニでたまっていて、お客さんが怖がって入店できなければ売り上げが下がってしまい店にとって損失です。
ヤンキーや不良がたむろしていてお客さんがコンビニに入店するのを迷っているようであれば、警察に「ヤンキー・不良がコンビニにたむろしているので営業妨害になっている」と通報しましょう。
また、店側だけでなく客側からも「コンビニにヤンキー・不良がたむろしていて入店できない」と通報してもらえると、多くの人が迷惑と感じているとして警察も注意しやすいと言えます
迷惑行為として通報できる事例②:騒音を立てている
コンビニで大音量で音楽をかけたり、乗ってきた車やバイクのエンジンをふかしたりと騒音を立てている場合も、迷惑行為として通報できます。
この場合も店側だけが通報するのではなく、近所の人からも通報してもらえると複数の通報があったということで、警察も動きやすいでしょう。
また、あまりに酷い場合は監視カメラなどで現場を録画しておいて、証拠動画と一緒に被害届を出すことも1つの手段です。
迷惑行為として通報できる事例③:ポイ捨てをしている
ヤンキー・不良がコンビニでたむろしながら、食べたお菓子や飲み物のゴミをポイ捨てしているようなら警察に通報することが可能です。
ゴミのポイ捨ては明確な犯罪行為のため、以下の通り5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。
(投棄禁止)
第十六条 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。
さらにゴミのポイ捨てはお店の景観を損なう営業妨害でもあるので、被害届を出すことも検討しましょう。
迷惑行為として通報できる事例④:長時間居座っている
先ほど居座っているだけでは、迷惑行為として警察に訴えるのは難しいとお話ししましたが、注意しても長時間居座りを続けるようであれば通報できる場合があります。
再三の注意をしてもたまり続けている時は警察に通報すると「不退去罪」として対応してもらえるかもしれません。
(住居侵入等)
第130条 正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。出典:web六法全書刑法 2編12章
注意してもたむろをやめずに居座り続ける悪質な行為は営業妨害にもなり、店を営業しながら対応するのは難しいため警察の力を借りましょう。
【補足】コンビニにヤンキー・不良がたむろしているだけでは迷惑行為にはならない!
明確に何かを壊したりなどの具体的な行為や損失が無ければ、ヤンキーや不良のたむろを迷惑行為として訴えるのは難しいので気を付けましょう。
もし、たむろしているからと警察に通報してもヤンキー・不良が「買い物しようとしているだけ」と言ってしまえば、警察も注意のしようがありません。
しかし、都道府県単位で決められている迷惑防止条例の中に、たむろなどの記載がある場合は迷惑行為として訴えることができる場合があるので、1度お住いの都道府県の条例を確認してみることをおすすめします。
コンビニにヤンキー・不良がたむろした時の3つの撃退法をご紹介

ここからはコンビニにヤンキー・不良がたむろしてきた時に撃退する方法を3つご紹介していきます!
利用者にとって、不良やヤンキーにたむろされてコンビニに足が運べないのはとても不便です。
また、店側にとっても各コンビニのブランドイメージが下がってしまうので、ヤンキーや不良のたまり場になるのは避けたいところですよね。
これからご紹介する方法を迷惑なヤンキーや不良のたむろを撃退する時の参考にしてみて下さい。
- 口頭で注意する
- モスキート音を流す
- 警察に通報する
ヤンキー・不良がたむろした時の撃退法①:口頭で注意する
直接口頭で注意されると、注意されたヤンキーや不良は気まずさを感じて居心地が悪くなり、たむろするのをやめるでしょう。
また、たまっているヤンキーや不良より年上の男性が注意する方が、相手に威圧感や説得力を感じさせられるのでおすすめです。
しかし、相手によっては逆上され危害を及ぼされる可能性があるので、注意する前に相手をきちんと見極め、不安な場合は注意するのは止めておくようにしてください。
ヤンキー・不良がたむろした時の撃退法②:モスキート音を流す
ヤンキーや不良と言われる世代は10代から20代前半ぐらいまでなので、若い世代にしか聞こえない不快な音を流す方法があります。
モスキート音は蚊が飛んでいる時の音に似た高周波音で、20歳を過ぎると聞こえにくくなる音です。
そのため、若いヤンキーや不良の場合はこの音を流せば不快感を感じて立ち去る可能性は高いと言えるでしょう。
しかし、たむろしているヤンキーや不良以外の若いお客さんにも効果が出てしまうので、お客さんの状況などを見てモスキート音を流すようにしてくださいね。
ヤンキー・不良がたむろした時の撃退法③:警察に通報する
撃退法として1番効果的な方法は警察に通報することです。
たむろしている不良やヤンキーによっては、口頭注意はかえって危険な場合があります。
そのため、自分の身の安全の為に怖いと感じたり迷惑だなと思ったら警察に通報するようにしましょう。
ただし、警察に通報したことによって逆恨みされることもあり得るので、警察に通報する際はたむろしているヤンキーや不良の前で通報しないようにしてください。
コンビニにヤンキー・不良をたむろさせないための対策4選

コンビニにヤンキーや不良がたまらないようにすれば、ヤンキーや不良を注意する恐怖や迷惑行為に不快感を覚えません。
ここからはコンビニにヤンキー・不良をたむろさせないための対策を4つご紹介していきます!
ヤンキーや不良にコンビニでたむろされたくないコンビニオーナーの方は是非参考にしてみて下さいね。
- 水を撒く
- 監視カメラを設置する
- 注意書きを貼り出しておく
- 警察に定期的にパトロールしてもらう
ヤンキー・不良をたむろさせないための対策①:水を撒く
店の前などのヤンキーがたむろしそうな場所に、水を撒いておくようにしましょう。
ヤンキーや不良にたむろさせない為には、居心地を悪くして長居したくないと思わせることが重要です。
たむろする場所の地面が濡れていると座れないのはもちろん、服や靴が汚れるためたむろしにくくなります。
ただし、明らかにヤンキーや不良がたむろする場所に水を撒くのはあからさまなので、プランターなどを置いて水やりを装うとヤンキーや不良もたむろしにくいうえに、景観も良くなるのでおすすめです。
ヤンキー・不良をたむろさせないための対策②:監視カメラを設置する
監視カメラを設置し、監視カメラがあることをステッカーなどで分かるようにしておくと、常に監視されていると感じヤンキーや不良はたむろしにくくなるでしょう。
また、監視カメラを付けておくと万が一の時に証拠品として提出できるので、ヤンキーや不良のたむろを防ぐ対策として監視カメラの設置は非常におすすめです。
さらに監視カメラも映像だけでなく音声も録画できるタイプのものだと、騒音などの音による迷惑行為や暴言などを吐かれた時に証拠として使えます。
ヤンキー・不良をたむろさせないための対策③:注意書きを貼り出しておく
自分たちが迷惑行為をしているということを自覚させると、ヤンキーや不良はたむろしなくなります。
張り紙などにたむろした時や迷惑行為をした時の罰金の金額や、逮捕される可能性があることを書いて貼り出しておくとヤンキーや不良はたまる行為を控えるようになるでしょう。
また、そのような張り紙を事前に貼り出しておくと、ここに明記してあることに違反したので迷惑行為ですと警察に通報しやすくなります。
ヤンキー・不良をたむろさせないための対策④:警察に定期的にパトロールしてもらう
警察の立ち寄り所としてもらうことも、ヤンキーや不良にたむろされないための対策として有効と言えます。
「#9110」へ電話をすると警察に対する相談窓口へと繋がるので、ヤンキーや不良がたむろして困っているためパトロールしてもらいたいと相談してみましょう。
今すぐに警察に駆けつけてほしい事件の場合は「110番」で、所轄の警察に相談事をしたい時は「#9110」と覚えておいてくださいね!
「警察相談用電話」#9110
受付時間:平日 8:30~17:15
※上記以外の時間はお近くの警察署に問い合わせて下さい。
【注意点】ヤンキー・不良=悪い人という訳ではない!
ヤンキーや不良と言われる人は見た目が派手だったり、言葉遣いや行動は荒っぽいかもしれませんが全て悪い人という訳ではありません。
一部のマナーが悪いヤンキーや不良が悪目立ちしてしまい、似たような恰好や雰囲気の方がマナーが悪いと決めつけられています。
コンビニでのたむろを注意したら素直に謝って退去してくれたという場合もあるので、相手を見極めることが重要です。
コンビニにヤンキー・不良がたむろする理由・対策・撃退方法まとめ
本記事では、コンビニにヤンキー・不良がたむろする理由や通報できる事例、対策・撃退方法について解説してきました。
コンビニの前にヤンキーや不良と言われる人たちが複数でたむろしていると、お客さんは怖いと感じてコンビニから足が遠のいてしまいますし、コンビニ側からすると大事なお客さんを逃して売り上げの低下に繋がります。
ヤンキーや不良がたむろしにくいコンビニの環境づくりのためには、コンビニ店舗だけの努力だけでなくパトロールの実施などの地域の連携が必要と言えるでしょう。