眠気覚ましやエネルギーチャージに効果的なモンスターエナジーですが、どのくらいカフェインが入っているのかが気になる方も多いのではないでしょうか?
モンスターエナジーは1本あたり約120mg~200mg程度のカフェインを含んでいるため、飲みすぎには注意する必要があります。
本記事ではモンスターエナジーのカフェイン含有量やカフェインの致死量、飲み過ぎると死亡する噂の真相を解説するので、カフェインの影響や飲み過ぎると死亡するなどの噂が気になる方はぜひ参考にしてください。
目次
モンスターエナジー1本あたりのカフェイン含有量を解説
カフェインは眠気覚ましや集中力アップ・疲労軽減などにも効果的ですが、モンスターエナジーのカフェイン含有量や、その他のエナジードリンクと比較した場合のカフェイン量の違いが気になる方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、モンスターエナジーには1本あたり約120mg~200mg程度のカフェインが含まれていて、数あるエナジードリンクの中でもカフェイン含有量が多めです。
ここではモンスターエナジーに含まれるカフェイン含有量に加えて、コーヒーや他のエナジードリンクと比較したカフェイン量について解説しますので、モンスターエナジーのカフェイン含有量が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
モンスターエナジー1本あたりのカフェイン量は約120mg~200mg程度
モンスターエナジーは様々な種類が販売されており、カフェイン含有量は味やサイズによって異なりますが、1本あたりのカフェイン含有量は約120mg~200mg程度です。
例えば、定番の黒と緑のデザインでお馴染みの355ml缶のモンスターエナジーには、1本あたり142mgのカフェインが含まれています。
最もカフェイン含有量が多いのが500mlタイプのモンスタースーパーコーラで、1本に200mgのカフェインが含まれているので、飲み過ぎからカフェインの過剰摂取にならないように注意しましょう。
モンスターエナジー100mlあたりのカフェイン量はコーヒーより少ない
一般的に飲まれているインスタントコーヒーやドリップコーヒーには、100mlあたり約60mgのカフェインが含まれています。
一方でモンスターエナジーは100mlに40mgのカフェインを含んでいるので、カフェイン含有量はコーヒーより少ない傾向です。
インスタント・ドリップコーヒーや緑茶など、カフェインを多く含む飲み物を日常的に飲む習慣がある方は、モンスターエナジーとの飲み合わせや1日のカフェイン摂取量に気を付けましょう。
モンスターエナジーは他のエナジードリンクよりも1本あたりのカフェイン含有量が多い
モンスターエナジーが1本あたり142mgのカフェイン量を含んでいることに対して、同じく人気エナジードリンクのレッドブルは1本あたり114mgのカフェインが含まれています。
モンスターエナジーはコーヒーや栄養ドリンクと比較するとカフェイン量は少ない傾向にありますが、その他のエナジードリンクと比較するとカフェイン量は多めです。
カフェインは眠気覚ましや集中力をアップさせたいときに活躍してくれますが、モンスターエナジーがカフェインを多く含む飲み物であることを認識して飲む量には十分注意しましょう。
モンスターエナジーと他のエナジードリンクの1本あたりに含まれるカフェイン量
種類 | 内容量 | カフェイン量 |
---|---|---|
モンスターエナジー | 355ml | 142mg |
レッドブル | 355ml | 114mg |
ライジン | 250ml | 36mg |
メガシャキ | 100ml | 100mg |
眠眠打破 | 100ml | 120mg |
リポビタンD | 100ml | 50mg |
エスカップ | 100ml | 50mg |
ドリップコーヒー | 100ml | 60mg |
インスタントコーヒー | 100ml | 60mg |
モンスターエナジーでカフェイン中毒になる?致死量や死亡の噂を解説
モンスターエナジーを飲み過ぎるとカフェイン中毒になるのか、モンスターエナジーの飲み過ぎで死亡する噂の真相や致死量が気になる方も居るのではないでしょうか。
カフェインの致死量は一般的に約5,000mg~10,000mg程度と言われていますが、エナジードリンクの過剰摂取による死亡例もあり、飲み過ぎには十分注意する必要があります。
ここではモンスターエナジーの飲み過ぎが原因でカフェイン中毒になったり死亡する危険性はあるのか、また一般的なカフェインの致死量についても解説します。
カフェイン摂取の致死量は個人差もあるが約5,000mg~約10,000mg程度
カフェインの致死量は、一般的に約5,000mg~約10,000mg程度と言われています。
モンスターエナジー1本に含まれる142mgのカフェイン含有量から換算した場合、約35本飲むと致死量に近付きます。
カフェイン摂取の致死量には個人差もあり、その他にコーヒーなどカフェインを多く含む飲み物をよく飲む人はカフェインの過剰摂取にならないよう注意が必要です。
モンスターエナジーを一度に35本飲むのは難しいことですが、致死量に至らなかったとしても急性カフェイン中毒など、過剰摂取によるさまざまなリスクには十分気をつけましょう。
カフェイン量を考慮したモンスターエナジーの摂取量は1日1本が目安
モンスターエナジーのカフェインの含有量を考慮すると、摂取量の目安は1日1本です。
日本ではカフェインの1日あたりの摂取量について明確に発表していませんが、欧州やアメリカ・カナダなどの海外では1日あたり200mg~400mgが目安とされています。
モンスターエナジーは1本あたりのカフェイン含有量が142mgで2本以上飲むと200mgを超えてしまうため、1日1本を目安に飲むことでカフェインの過剰摂取やカフェイン中毒のリスクも軽減できるでしょう。
エナジードリンクによるカフェインの過剰摂取で死亡した例も存在する
海外では、エナジードリンクの過剰摂取による死亡例も報告されています。
致死量まで飲むのは難しいように感じますが、エナジードリンクだけでなくコーヒーなどカフェインを多く含む飲み物やサプリを一緒に摂った場合は、カフェインの摂取量が大きく増加してリスクは更に高まるでしょう。
カフェイン中毒には日常生活に支障をきたさない程度の軽度の症状もありますが、最悪の場合には死に至る危険性があることを認識して飲む量や飲み方をしっかりコントロールすることが大切です。
モンスターエナジーを飲み過ぎた場合のカフェイン中毒の症状を解説
モンスターエナジーを過剰に飲み過ぎた場合には、カフェイン中毒になるリスクがあります。
カフェイン中毒になった場合は不眠症や頭痛・めまい、心拍数の増加などの症状が現れて非常に危険です。
ここでは、カフェイン中毒による症状をそれぞれ詳しく解説しますので、モンスターエナジーの飲み過ぎでカフェイン中毒にならないかが心配な方は飲む前に確認しておきましょう。
- 不眠症
- 頭痛やめまい
- 心拍数の増加
モンスターエナジーを飲み過ぎた場合のカフェイン中毒の症状①:不眠症
カフェインには眠気を覚まして集中力を高めてくれる効果がある一方で、カフェイン中毒になると慢性的な不眠症に陥る可能性があります。
なかなか眠れない入眠障害など睡眠の質に大きく影響するため、寝ても疲れが取れない慢性疲労の原因にも繋がることもあるでしょう。
飲み方や飲む量に気をつけて正しく飲めば良い効果があるカフェインですが、カフェイン中毒になると睡眠に悪影響があることや、疲労を蓄積してしまうリスクがあることを認識しておくことも大切です。
モンスターエナジーを飲み過ぎた場合のカフェイン中毒の症状②:頭痛やめまい
カフェインは脳の交感神経を活性化させて集中力を高める効果がありますが、脳の交感神経を過度に刺激することによって、頭痛やめまいが生じる可能性があります。
カフェインの摂り過ぎで中毒症状が出ると脳の興奮状態が続き、頭痛やめまいなどの体の症状を引き起こす可能性があるため非常に危険です。
頭痛やめまいと同時に吐き気を感じたり、その他の症状が併発することもあるので十分に注意しましょう。
モンスターエナジーを飲み過ぎた場合のカフェイン中毒の症状③:心拍数の増加
カフェイン中毒の症状としては、心拍数の増加による動悸・息切れが挙げられます。
動悸や息切れの症状は、カフェインが過剰に交感神経を刺激することにより心拍数だけでなく血圧や体温も上昇させ、その結果として体への負荷が高まることによって現れます。
カフェインには様々な効果が期待できる一方で日常生活に支障をきたすほどの体調不良に繋がることもあるので、中毒症状が出ていないかカフェインへの反応が過剰に出ていないか注意して飲みましょう。
モンスターエナジーでカフェインを摂取するメリットを解説
モンスターエナジーでカフェインを摂取することによって、具体的にどのようなメリットがあるのかを詳しくご紹介します。
カフェインが持つ覚醒作用・興奮作用・血管拡張作用は、眠気覚ましや集中力の向上に加えて頭痛改善・エネルギー消費の効果もあり、上手に取り入れることで生活の質を向上させることも可能です。
モンスターエナジーをより効果的に飲みたい方や上手く生活に取り入れたいと考えている方は、具体的にどのようなメリットがあるのかを理解しておきましょう。
- 覚醒作用
- 興奮作用
- 血管拡張作用
モンスターエナジーでカフェインを摂るメリット①:覚醒作用
カフェインを摂取するメリットとしては、眠気を覚ます覚醒作用が期待できることです。
カフェインには脳の交感神経を刺激する働きがあり、交感神経が活性化することで眠気が覚める・集中力が高まるなどの効果が現れます。
すっきり起きられない朝や仕事の集中力が途切れてしまった時に飲むことで、モチベーションやパフォーマンスを効率よく高められるでしょう。
モンスターエナジーでカフェインを摂るメリット②:興奮作用
カフェインを摂取すると興奮性の神経伝達物質が多く放出されるようになり、脳が興奮状態になります。
脳が興奮状態になることは眠気覚ましや集中力を高める効果だけでなく、疲労感を和らげる効果もあるため慢性疲労の軽減にも非常に効果的です。
疲労感がなかなか取れない時や十分な休息が取れていない時、睡眠不足の時などに飲むと効果を感じられるでしょう。
モンスターエナジーでカフェインを摂るメリット③:血管拡張作用
カフェインには血管を拡張する作用があり、頭痛や肩こりの改善にも効果的です。
血管が収縮することで発生する頭痛の緩和としても効果が期待できる他、エネルギーの消費や脂肪の分解を助ける効果も期待できます。
体全体の血管の流れが良くなるので、肩こり・頭痛などの体の不調を改善したい時やダイエットをしている時に飲むのも良いでしょう。
モンスターエナジーのカフェインの持続時間は?最適な飲むタイミングをご紹介
モンスターエナジーの効果を最大限に活かすためには、カフェインの持続時間に合わせて飲むタイミングや飲み方をコントロールすることが大切です。
結論から言うと、モンスターエナジーのカフェイン持続時間は約4時間と言われています。
ここではモンスターエナジーの持続時間や目的別に最適な飲むタイミングを紹介しますので、モンスターエナジーの効果を活かしたい方や効果が感じられずにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
モンスターエナジーで摂取したカフェインの効果の持続時間は約4時間
モンスターエナジーで摂取したカフェインの効果は、約4時間持続すると言われています。
また、カフェインの血中濃度が最も高まるタイミングには個人差もありますが、カフェイン摂取後の約30分~2時間と言われており、飲んでから時間が掛かるので効果が必要なタイミングを考慮して飲むことが大切です。
カフェイン効果の持続時間には飲むタイミングや飲み合わせなどさまざまな条件が影響しますが、長時間継続する訳ではないので飲み方や飲むタイミングを工夫して効果を最大限に活かしましょう。
モンスターエナジーでカフェインを摂取するのに最適なのは集中力が欲しい時
モンスターエナジーでカフェインを摂取する際には、集中力を高めたり眠気を覚ますなどの効果が欲しいタイミングで飲むのが良いでしょう。
個人差がありますが、カフェインは摂取後約15分~1時間程度で効果が現れるので、早いと15分後から眠気が覚める・集中力が高まるなどの効果を実感できます。
モンスターエナジーを飲んで約30分後には効果が感じられると考えて、集中力を高めたい仕事や勉強を始める前に飲むのがおすすめです。
昼寝の前にモンスターエナジーでカフェインを摂取するとスッキリ起きられる
カフェインは摂取してから約30分後に効果が現れるので、30分程度の昼寝をする前にモンスターエナジーを飲むことですっきり起きられます。
昼寝をするとついつい寝過ごしてしまう方や、昼寝をしたら体がだるくなってしまう方にもおすすめの飲み方です。
カフェインの効果が現れる時間や持続時間を意識しておけば、その効果を活かして上手く生活に取り入れられるでしょう。
モンスターエナジー1本あたりのカフェイン量や致死量の解説まとめ
今回はモンスターエナジーに含まれるカフェイン量や致死量、飲むときの注意点について詳しく解説しました。
カフェインを含み眠気覚ましや集中力の向上にも効果的なモンスターエナジーですが、過剰摂取した場合はカフェイン中毒を引き起こして、最悪の場合死に至る可能性もあるので注意が必要です。
モンスターエナジーの効果やメリットを最大限活かすためにも、飲み方や飲む量・飲むタイミングには気を付けて、生活の中で効果的に取り入れましょう!