長期休みなどは友達と夜まで遊びたくなる中学生・高校生の方も多いですが、何時からが補導の対象になるのか時間や年齢が気になるところです。
結論から言うと、補導時間は中学生が「18時~19時」高校生が「21時以降」となり、深夜徘徊にあたる「23時以降」は学生・社会人に関わらず全ての20歳未満の人が補導対象になります。
実際に警察に補導された時にはどうなるのか、その後の人生に影響が出るのかも解説するので、補導される時間について気になる方はぜひ最後までご覧ください。
目次
中学生・高校生が補導される時間は何時から?
中学生や高校生が遅い時間まで外出していると警察に補導される可能性がありますが、具体的に補導される時間について知っておきたい方は多いでしょう。
中学生は「18時~19時」高校生は「21時以降」が補導時間となるため、先に補導される時間を把握しておくことで、友達と遊ぶ時にも予定が組みやすくなるのではないでしょうか。
まずは中学生・高校生が補導される時間と時間帯に関係なく補導されるケース、夜間に出歩く際に正当な理由として認められる状況などを解説していきます。
中学生は「18時~19時」高校生は「21時以降」が補導時間
繰り返しになりますが、中学生・高校生の補導時間については中学生は「18時~19時」で高校生は「21時以降」となっています。
冬になると日が落ちる時間が早くなるため補導時間が18時からになりますが、それ以外の季節は基本的に19時以降が補導時間となります。
部活やバイト帰りであれば警察からの声かけで終わるケースがほとんどですが、制服姿でゲームセンターやカラオケに居ると高確率で補導されてしまうでしょう。
時間帯に関係なく補導の対象になるケースもある
中学生・高校生が補導される時間を紹介しましたが、年齢や上記の時間帯とは関係なく補導の対象となるケースもあります。
例えば、学校がある平日の昼間にショッピングセンターやゲームセンターで友達と遊んでいれば「こんな時間に何してるの?学校は?」と警察に声を掛けられる可能性は高いです。
また場所だけでなく、未成年が飲酒・喫煙していたり店員や他校の生徒とケンカするなど、トラブルを起こした場合も時間帯に関係なく補導の対象となるでしょう。
「深夜徘徊」として補導される時間帯は23時~4時まで
中学生・高校生は「23時~4時」の間は「深夜徘徊」として補導の対象になりますが、自治体により時間帯が異なるケースも存在します。
深夜徘徊として補導される時間帯は各都道府県の「青少年育成条例」で定められているため、ネットで「(都道府県) 深夜徘徊 時間帯」と検索すると具体的な時間帯が分かります。
補導される時間帯は「深夜のニュース番組が放映される時間帯から、早朝に新聞配達のバイクが動き始める時間帯」とイメージすると覚えやすいのではないしょうか。
補導されても深夜に働く場合は正当な理由とみなされる
これまでに解説した補導される時間帯であっても、深夜に働く場合は正当な理由として認められるため、バイト帰りなどに補導されることは基本的にありません。
3 深夜商業施設その他深夜において営業する施設で規則で定めるものにおいて営業を営む者及びその代理人、使用人その他の従業者は、深夜において当該営業に係る施設内及び当該施設の敷地内にいる青少年に対して、帰宅を促すよう努めなければならない。
ただし、当該青少年が通勤又は通学の途中であると認められる場合その他青少年の健全な育成を図る上で当該青少年の帰宅を促すことが必要でないと明らかに認められる場合は、この限りでない。
そのため深夜バイトの通勤時に補導される可能性を心配する必要はありませんが、バイトの後に遊びに行くなど、通勤以外の目的で深夜に出歩いていた場合は補導される可能性があります。
補導時間に通勤をする場合は、なるべく寄り道をせずに自宅と勤務先の往復に留めるようにしましょう。
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警察に補導されるのは何歳から?成人は補導対象になるのか年齢を解説
中学生や高校生が時間帯や状況によって補導の対象になると解説しましたが、「何歳から補導されなくなるのか」「成人は補導対象になるのか」など、年齢が気になる方も多いようです。
結論から言うと補導対象になる年齢は「20歳未満」なので、成人年齢が18歳に引き下げられた現在でも18歳の方や19歳の方は警察の補導対象になります。
ここからは補導対象になる年齢や、成人していても補導されるケースについて一緒に確認していきましょう。
年齢が「20歳以下」であれば大学生・社会人でも警察の補導対象になる
少年法は20歳未満の保護を対象とした法律なので、大学生や働いている社会人でも20歳以下であれば午後11時以降は警察の補導対象になります。
そのため、午後11時以降に私的な用事で深夜の繁華街を歩いたり遊戯施設を利用していたりすると、場合によっては警察に声を掛けられることもあります。
しかし、前述のように会社やバイトの行き帰りで深夜に外出している場合は正当な理由として認められるので、社員証を持っている場合などはスムーズに解放してもらえるでしょう。
20歳未満の人と一緒に居た場合は成人していても補導される可能性がある
保護者などの同伴があったとしても、20歳未満の人が深夜徘徊していると警察に声を掛けられる可能性があります。
たとえ保護者が一緒に居ても、目的なく深夜に外出することで深夜徘徊への抵抗感が薄れていき、補導される年齢でも一人で深夜に外出するきっかけとなる可能性があるからです。
塾への行き帰りで同伴しているケースや急病で病院へ向かうケースなどは正当な理由にあたりますが、ただ気晴らしで外出していた場合などは補導される可能性があるので注意してください。
法改正で成人年齢が18歳になった後も補導対象の年齢に変更はない
2022年4月1日の法改正で成人年齢が20歳から18歳へと変更されましたが、引き続き補導対象は20歳未満と定められているので気をつけてください。
「青少年育成条例」は18歳未満を対象としていますが、繁華街などをパトロールする警察官は20歳未満を対象とする「少年警察活動規則」を基に行動しています。
アルバイトや部活動といった正当な理由がなければ、18歳・19歳の高校生や大学生もパトロールの対象となるので予定の組み方には注意しましょう。
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警察に補導されるとどうなる?何されるのかを具体的に解説
もしも補導される時間帯に歩いていて警察に補導された場合はどうなるのか、何されるのかと不安になっている方も多いようです。
基本的には名前や外出の目的などを聞かれますが、正当な理由が確認できた場合は注意だけで終わります。しかし、補導された場合は保護者へ連絡されることになるでしょう。
ここからは警察に補導された時に聞かれる具体的な質問内容や、補導されるとどうなるのかについて詳しく解説していきます。
警察に補導された時は名前や学校・目的を確認される
警察に補導された場合は名前・学校・外出の目的などを確認されるので、スムーズに解放されたい時は質問に対して素直に答えましょう。
- 氏名
- 学校名・学年・部活動
- 年齢・生年月日
- 電話番号
- 外出している理由
- 親の許可の有無
上記のように質問されるほか、場合によっては保険証・学生証・社員証といった身分を証明できるものを提示するよう言われることもあります。
「面倒だから」「バレたくないから」といって警察を無視しようとしたり回答を拒否したりすると、近くの交番や警察に行くことになるので気を付けてください。
警察署や交番に保護された場合は保護者に連絡が行く
警察に声を掛けられて警察署や交番に保護された場合は、迎えに来てもらうよう保護者に連絡されます。
補導された理由にもよりますが、基本的に「学校への連絡義務はない」とされているので、補導されたことがすぐに学校にバレるケースはそこまで多くないようです。
しかし親に無許可で遊び回っていた場合は、叱られて一定期間外出を禁じられたりすることは十分に考えられるでしょう。
警察に補導されても理由次第では注意だけで終わることもある
警察に補導された場合でも、外出していた理由によっては注意や声掛けだけで済む場合もあります。
先ほど解説したようにアルバイトなど仕事の帰り道であるケースや、夜行バスに乗るなどの目的で親が認可している場合などは「気をつけて」と注意されるだけで終わるでしょう。
また、定期的に開催される地域のお祭りや花火大会の帰り道などは例外的に補導されないことも多いですが、その帰りに長く寄り道していると声を掛けられるケースもあるようです。
補導がその後の人生に与える影響とは?補導歴はいつ消える?
もしも警察に補導されてしまった場合、進学や就職といった人生上のイベントにどのような影響を及ぼすのかが気になる方も多いのではないでしょうか。
補導歴は前科ではなく満20歳で消えるため就職などに影響を与えることはありませんが、非行歴はその後の人生に影響を与える可能性があるため注意が必要です。
続いては、補導された経歴がその後の人生に与える影響について詳しく解説していきます。
補導歴・非行歴は前科ではないため就職に影響しない
過去に補導歴・非行歴があったとしても「前科」ではなく、就職活動に影響が及ぶことはないのでご安心ください。
前科は「過去に有罪判決を受けた」ということなので履歴書の賞罰欄に記入する義務がありますが、補導は「前歴」なので履歴書に記入する必要はありません。
補導・非行歴は警察内で保管されるデータで一般的に公開されることがないため、企業側が確認することは不可能です。
補導歴が消えるのは満20歳になった時
20歳を迎え、みんなはお酒の話題で盛り上がるところかもしれないけど、私の場合補導歴が消えることが一番嬉しいです。
— ばラバら (@yuki1108_m) May 11, 2016
補導歴は一般には公開されておらず、補導を受けた人が満20歳になった時に破棄されるようになっています。
そのため、就職に悪影響が及ぶ心配はありませんが「非行歴」は20歳になっても警察の記録に残り続けるので注意が必要です。
また補導歴による資格制限などもないため、自分が思い描くキャリア実現のために取得すべき資格も、過去の補導歴が影響することなくチャレンジできるでしょう。
退学処分や非行歴がある場合は就職や人生に影響することがある
補導歴は満20歳で破棄されますが、退学処分や非行歴は残るため就職や人生に影響を及ぼす可能性があります。
過去の非行歴が就職に影響を及ぼすことはありませんが、非行歴のある人が成人後に犯罪に手を染めた場合は、非行歴を踏まえた厳しい判決・処分が下されることになります。
また、度重なる補導や非行によって退学処分となった場合は、就職活動の際に退学した理由を質問されるかもしれません。
その際に虚偽の回答をすると経歴詐称を問われる可能性があるので、結果として補導や非行が就職に悪影響を及ぼす可能性は十分に考えられるでしょう。
そもそも補導されるのはなぜ?補導される根拠や可能性があるのかを解説
中学生・高校生を含む20歳未満の人は時間帯によって補導されることを解説しましたが「そもそもなぜ補導されるのか」と疑問に思う方も少なくないはずです。
補導は「捕まえる」ために行っているのではなく、青少年が非行に走ったりトラブルに巻き込まれるのを防ぐためであり、言い換えれば「子供を守るため」に行っています。
最後に補導が行われている理由や、警察に補導される可能性がある行動などをまとめて紹介していくので、理由が気になる方は参考にしてみてください。
「補導」とは少年の非行やトラブルに巻き込まれることを防ぐための警察の活動
補導とは、少年の非行やトラブルを防止するための注意・保護・保護者への連絡といった警察活動の総称です。
正確には「継続補導」と「街頭補導」の2つに分かれますが、一般的にイメージされる補導は「街頭補導」の方でしょう。
継続補導 | 補導で関わった青少年の保護者に同意による面接やカウンセリングで継続的に立ち直りを支援する |
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街頭補導 | 公共の場所・繁華街・遊戯施設など非行が起こりやすい場所で声掛けや注意などを行う |
補導を逮捕と混同される方も多いですが、容疑者の身柄を強制的に拘束するのが「逮捕」、少年の指導・保護のために任意同行を求めるケースがあるのが「補導」なので、意味合いは全く異なります。
補導されるのは法律ではなく「青少年の健全な育成」が自治体の条例で定められているから
補導が行われるのは法律で定められているからではなく、各都道府県の「青少年保護育成条例」で定められているからです。
タバコ・飲酒・薬物乱用といった非行や深夜徘徊によるトラブルから少年の身の安全を守り、健全な成長へ繋げるために行われているため、補導者は基本的に保護者へ連絡して帰宅させられます。
特に年末年始や夏休み・冬休みといった長期休みは外出する未成年者も増える傾向にあり、警察による一斉補導が行われるため、補導される時間帯は事前に把握しておきましょう。
警察に補導される可能性がある行為一覧
補導される時間帯以外でも、補導対象となる行為が警察に見つかれば確実に声を掛けられるでしょう。
以下の17項目に当てはまる行為は補導の対象となり、保護者や学校へ連絡される可能性があります。
- 飲酒
- 喫煙
- 薬物乱用
- 乱暴的な行為
- 刃物の所持
- 金品不正要求
- 金品持ち出し
- 性的イタズラ
- 暴走行為
- 家出
- 無断外泊
- 深夜徘徊
- 怠学
- 不健全性的行為
- 不良交友
- 不健全娯楽
- 上記以外の行為
実際に補導対象となる行為をしていなくても、警察に疑われたり近所からの通報で声を掛けられるケースがあるので、外出の際はトラブルに発展しないよう気をつけてください。
中学生・高校生が補導されるとどうなる?何されるのか注意だけで済む可能性や補導される時間・年齢を解説!
この記事では中学生や高校生が補導されるとどうなるのか、年齢別の補導される時間や注意だけで済む可能性があるのかを解説しました。
遅い時間帯に20歳未満の方が外出すると補導の対象になるケースがありますが、バイトや部活帰りといった理由があれば声掛けや注意で終わります。
友達と深夜まで遊びたい気持ちもありますが、補導や非行歴が結果的に進学や就職の足かせとなり自分の進みたい道へ行けなくなるリスクもあるので、外出時間には注意しましょう!