本来は健康的であるはずの野菜サラダですが、コンビニのサラダはなんだか健康に悪いような印象もありますよね。
結論から言うと、コンビニのサラダや野菜は決して体に悪いものではなく、安心して食べることができる商品です。
今回の記事ではコンビニサラダが危険でない理由や、栄養価に関する情報などをまとめて解説します。
また記事の後半では、各コンビニのおすすめサラダをランキング形式で紹介していますので、ランチのおともに食べるサラダを探している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
コンビニのサラダや野菜は健康に悪いって本当?
コンビニのサラダには「健康に良くない」「添加物を使っている」といった噂を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
まずは、コンビニのサラダや野菜が悪影響でないという具体的な根拠を解説していきます。
【結論】コンビニのサラダ・野菜が危険で健康に悪いということはない
冒頭でもお伝えしたように、コンビニのサラダ・野菜が体に悪いということはありません。
コンビニ各社では野菜の生産から製造の過程で様々な安全基準をクリアしながら、鮮度を保ったまま商品棚に並べるための企業努力を行っています。
後ほど詳しく解説しますが、栄養価に関してもその他市販の野菜と変わらず、しっかりとビタミンや食物繊維を摂ることができますよ。
次からコンビニで販売されているサラダやカット野菜が新鮮でおいしく、きちんと栄養も摂ることができる理由をご紹介していきます。
なぜコンビニのサラダや野菜は常にシャキッとしている?
時間が経ってもコンビニのサラダがシャキッとしているのは、物流の仕組みと野菜の加工方法を工夫しているからです。
野菜の収穫~販売まで商品を一定の低温状態に保つことで、新鮮なサラダを提供できる仕組みになっており、この仕組みのことを「コールドチェーン」と言います。
商品を納品するトラックも荷台を仕切りで分けることにより異なる温度で一度に搬入できますし、低温で品質を維持できれば添加物の使用料を最小限に抑えることができます。
野菜をしっかりと洗浄・消毒していることもシャキっとした歯ごたえを実現している理由なのですが、この消毒については次で詳しく確認していきましょう。
洗浄・消毒で使われる次亜塩素酸ナトリウムは危険な添加物ではない
コンビニのサラダ・野菜を洗浄・消毒するために使われている「次亜塩素酸ナトリウム」ですが、厚生労働省からも認められており、決して体に危険な添加物ではありません。
次亜塩素酸ナトリウムは漂白剤にも使用されていることから、「次亜塩素酸ナトリウムで消毒した野菜を口にするのは怖い」という方も多いでしょう。
しかし漂白剤で使用される「高濃度」の次亜塩素酸ナトリウムの濃度は5%ですが、コンビニの野菜洗浄・消毒に使われるのは0.005%~0.02%ですし、なによりも調理工程の最後に冷水で徹底的に洗い流されます。
ちなみに、消毒薬で有名な健栄製薬は「次亜塩素酸ナトリウムをラットに注入しても発がん性がみられなかった」という実験結果から、「食品に使っても人体に影響はなく安全である」と発表しています。
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全メニュー糖質30g以下・塩分2.5g以下の栄養価基準を満たしていますが、1食でたんぱく質が30g以上含まれるメニューもあるので、健康的かつ満足感のある食事が実現てきます。
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大手コンビニエンスストア3社のサラダ・カット野菜の製造工程
大手コンビニ3社では、どのようにサラダやカット野菜を製造しているのか気になるところですよね。
ここからは、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンのサラダの製造工程について解説していきます。
セブンイレブンのサラダ・カット野菜の製造工程
セブンイレブンでは、食品の衛生管理手法のひとつである「HACCP」をサラダ・野菜の製造工程に取り入れています。
- 国産野菜を収穫して、鮮度が落ちないよう低温保存を行う
- 「HACCP」の手法に基づき収穫した野菜の品質管理を徹底する
- 収穫→仕分け→製造→販売まで温度を一定に保ち鮮度をキープ
セブンイレブンで採用されている「HACCP(ハサップ)」とは、食品の衛生管理の手法となっており、元々は宇宙食の安全性を高めるために開発されたものです。
- 原材料の受入検査
- 調合比率の確認
- 温度・充填量の確認
- 密封性の確認
- 熱処理
- 冷却
- 包装
- 出荷
上から順に、各過程で衛生管理を行うことで、安全かつ鮮度の高いサラダ・カット野菜をセブンイレブンの各店舗に届けています。
野菜に着色料や保存料を使用せず、生産から販売まで一定の低温状態を保つ「コールドチェーン」の仕組みで流通することも、新鮮さと安全性をキープすることにつながっていますね。
ファミリーマートのサラダ・カット野菜の製造工程
ファミリーマートでは、以下の工程でサラダ・カット野菜を製造しています。
- 野菜を収穫したのち、工場まですぐに移送
- 野菜を配送トラックから工場に納入するまで10℃以下で保管・管理
- ファミリーマートの商品棚に3~8℃で陳列する
野菜を低温で保管して移送する「コールドチェーン」の仕組みによって、野菜の温度変化を防止しながら高い鮮度を保つことに成功しています。
また、ファミリーマートでは2002年~2005年にかけて行われた食品添加物削減の取り組みにより、現在では以下の添加物は一切使用されていません。
- 合成着色料
- 合成保存料
- 合成甘味料
- 天然保存料
- 天然甘味料
ファミリーマートは食品衛生法よりも厳しいとされる独自の品質基準を定めており、コンビニ各社の中でもトップクラスの安全性を誇るブランドと言えるでしょう。
ローソンのサラダ・カット野菜の製造工程
ローソンのサラダ・野菜の製造工程は以下のような流れとなっています。
- 生産地から工場に届けられた野菜をカット
- 野菜に付着している汚れや細菌を徹底的に消毒して取り除く
- 消毒したカット野菜を冷水で洗い流す
ローソンのサラダは合成着色料・保存料一切不使用にこだわっているので、添加物が不安な方でも安心して食べられますね。
着色料・保存料を使用せず、酸性・アルカリ性を調整して食品の腐敗や変色を防ぐ「ph調整剤」を使って食の安全性を実現しています。
カットされた野菜は「次亜塩素酸ナトリウム」で消毒していますが、消毒後はしっかりと冷水で洗い流しているので、この点についても安心できるのではないでしょうか。
コンビニの野菜・サラダに栄養はある?食べないよりマシ?
コンビニのサラダに対するネガティブな印象から、「そこまで健康には良くないけど、食べないよりましかな…」と消極的に評価している声も多く見受けられます。
ここからは、コンビニのサラダにはしっかりと栄養成分が含まれているのか?という疑問点について解説していきます。
コンビニ各社のサラダ・野菜はしっかり栄養成分が含まれている
結論から言うと、コンビニのサラダは徹底した衛生管理が行われている野菜が使われており、栄養成分に関しても問題はありません。
確かに野菜を洗浄することで水溶性のビタミンが流れ出てしまう事は考えられますが、すべて溶け出してしまうのではなく2~4割程度と言われています。
- ビタミンC
- ビタミンB群(B1、B2、B6、B12など)
また、有名な食品メーカーであるキューピー(株)は、21年度に行われた日本調理科学会大会にて「洗浄方法によってカットレタスの栄養素に有意な違いは見られなかった」と発表しています。
調製したカットレタスの栄養成分データについて比較した結果、いずれの栄養成分においても各調製試料間に有意な差は確認されなかった。
スーパーで買った野菜を家で洗う時も水溶性のビタミンが流れ出てしまうのは避けられませんし、コンビニの野菜だけが特別栄養価が低くなるわけではないので、気にしすぎる必要はないでしょう。
栄養成分を気にする方は野菜の種類が多く、細かくカットされてないサラダを選ぼう
どうしてもコンビニサラダの栄養成分が気になる方は、野菜の種類が多くて細かくカットされていないサラダを選ぶのがおすすめです。
野菜の種類が多いサラダを食べることでビタミンCをはじめとしたビタミン群をまんべんなく摂取できますし、カットが少ないほど水溶性ビタミンが野菜の中に残りやすい特徴があります。
現在、コンビニ各社では様々な種類のサラダやカット野菜をラインナップしているので、毎日の気分に変えて食べるサラダを変えることもできるでしょう!
次に、コンビニで販売しているサラダの中でも、特におすすめの商品をランキング形式で詳しく紹介していきます!
【1食500円以下】管理栄養士監修で栄養満点の宅配食「nosh」をご紹介!
コンビニのサラダにも栄養素は含まれていますが、値段の割に満足感が少ないと感じている方も多いでしょう。そこで、1食500円以下でコンビニのサラダよりも栄養満点な「nosh」をご紹介!
1食あたり500円以下とコンビニのサラダに負けない低価格を実現している上、糖質・塩分は控えめでたんぱく質はとても豊富なので、ヘルシーながらも十分な満足感を得ることができます。
また、自宅に届いてから面倒な調理は一切不要で電子レンジで温めればすぐに食べられるので、忙しくて時間が惜しい方や疲れていて料理したくない方でも健康的な食生活を実現可能です。
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コンビニで買えるおすすめのサラダ人気ランキング5選
最後に、コンビニで買える人気のサラダ商品5選をランキング形式で紹介していきます。
ランチタイムのお供になるサラダがきっと見つかりますので、コンビニサラダを日常的に食べていきたい方はぜひ参考にしてみてください!
コンビニサラダランキング1位:シーチキン&コーンサラダ【ファミリーマート】
コンビニサラダでもっともおすすめなのは、ファミリーマートの「シーチキン&コーンサラダ」です。
たっぷりの千切りキャベツの上にシーチキンとコーンに玉子がトッピングされており、手軽にタンパク質とビタミンが採れるコスパの高さで人気を博しています。
値段に関しても220円というお手頃価格なので、お弁当やおにぎりのサイドメニューとして取り入れてみてはいかがでしょうか?
商品名 | シーチキン&コーンサラダ |
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販売価格(値段) | 204円(税込:220円) |
販売地域 | 北海道、東北、関東、東海、北陸、関西、中国・四国、九州 |
コンビニサラダランキング2位:ごま油香る!チョレギサラダ【ローソン】
ローソンが提供するサラダで一番人気があるのはローソンの「ごま油香る!チョレギサラダ」です。
レタス・玉ねぎ・きゅうり・わかめ・トマトが入っており彩り豊かで、ごま油の風味が香ばしいチョレギサラダドレッシングをかけて美味しく食べられます。
インパクトのある味わいながら94キロカロリーと非常にヘルシーなので、ダイエット中の方にもぴったりではないでしょうか。
商品名 | ごま油香る!チョレギサラダ |
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販売価格(値段) | 298円 |
カロリー | 94kcal |
アレルギー | — |
栄養成分 | — |
コンビニサラダランキング3位:ツナと玉子のサラダ【セブンイレブン】
セブンイレブンのサラダの中では、もっとも多くのユーザーから愛されている「ツナと玉子のサラダ」もおすすめのコンビニサラダです!
ツナや玉子、コーンがたっぷりとトッピングされており非常にボリューミーなので、野菜だけだと物足りないという方も満足させてくれる男女問わず人気があるサラダとなっています。
お腹にたまる食べ応えがありながら102キロカロリーとヘルシーな一品なので、ダイエット中のおやつや軽食としてもおすすめですね。
商品名 | ツナと玉子のサラダ |
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販売価格(値段) | 198円(税込213.84円) |
販売地域 | 北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州 |
アレルギー | 特定原材料7品目 卵 |
栄養成分 | カロリー:102kcal、たんぱく質:8.2g、脂質:4.3g、炭水化物:8.6g(糖質:6.5g、食物繊維:2.1g)、食塩相当量:0.64g |
コンビニサラダランキング4位:フレッシュ野菜サラダ【ファミリーマート】
ファミリーマートの「フレッシュ野菜サラダ」は、とにかく野菜をたくさん食べたい方に人気の商品です。
コーン・人参・紫の千切りキャベツなどを盛りつけたシンプルなサラダとなっており、メインにがっつりとしたお弁当を買う方を中心に根強い人気があります。
「とにかく野菜をしっかり食べたい」「日々の野菜不足を解消したい」といった、健康に関心の高い方にはピッタリのサラダではないでしょうか。
商品名 | フレッシュ野菜サラダ |
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販売価格(値段) | 165円(税込:178円) |
販売地域 | 北海道、東北、関東、東海、北陸、関西、中国・四国、九州 |
コンビニサラダランキング5位:10種具材のミックスサラダ【セブンイレブン】
セブンイレブンの「10種具材のミックスサラダ」は、使用されている具材の品目の多さから人気のあるサラダです。
わかめなどの海藻類やトマト、たまねぎなど10品目を1度に食べられる贅沢な生野菜サラダで、特に女性から人気を集めています。
お手軽にたくさんの野菜を食べられるので、栄養バランスの偏りを改善したい方などにもおすすめですね。
商品名 | 10種具材のミックスサラダ |
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販売価格(値段) | 188円(税込203.04円) |
販売地域 | 東北、関東、新潟県、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州 |
アレルギー | 特定原材料7品目 なし |
栄養成分 | カロリー:19kcal、たんぱく質:1.0g、脂質:0.2g、炭水化物:4.2g(糖質:2.4g、食物繊維:1.8g)、食塩相当量:0.71g |
コンビニのサラダや野菜は健康に悪い?添加物や危険な噂まとめ
今回の記事では、コンビニのサラダが危険ではない理由や添加物の有無などについて解説しました。
コンビニのサラダが常に新鮮なのは物流の工夫や安全な加工によるもので、危険な添加物などは一切使用されていません。
どうしても栄養価が気になる方は、様々な栄養が取れるよう野菜の種類が多いものを選ぶか、カットが細かすぎないサラダを選ぶと良いでしょう。
また、コンビニのサラダより栄養満点の冷凍宅配食「nosh」もおすすめです。管理栄養士監修の健康的な冷凍宅配食が1食500円以下で楽しめるので、気になった方は是非公式サイトをチェックしてみてください!